誘われたのである。大学時代の友人に。
一昨年?は借金を暗に頼まれた。
私の知る限り彼女には友人と呼べる人は私ともう一人の◯ーちゃんしかいない。
(◯ーちゃんには、1度私も大学の時に会っている。いい人だ。
◯ーちゃんは、早稲田から出版社に入り、転職して今はIT関係にいる)
友人は大学卒業後、音楽を目指し、色々あり、色々あり、色々あり、今は人前で歌う人になっている。
なっているのだが、ノーギャラで歌っているらしい。
仕事は辞めてしまった。しまったと書いてあるが、体と心が壊れる寸前だったので辞めたのは基本正解。
問題は、収入だ。
生きていくには金がいる。ご飯を食べないと死ぬから。服を着ないと捕まるから。お風呂に入らないと感染症になるから。家がないと辛いから。
実家で親と暮らしているのだが、お父様とは長年没交渉。離婚はしていらっしゃらない。お母様のシルバーセンターでの収入と年金で、友人とお母様は暮らしている。
(……「恨んでいる人いないの???!」とこの友人に、物凄く驚きながら聞かれたのはもう15年以上も前になるか。
恨んでいる人がいる、という事態を、小説でも二時間ドラマでもなく、現実に初めて聞いたのも、彼女からだった。
私は粘着気質?だが、基本、人が好きなので、嫌なことされてもその人の顔を見ると、怒りは消えて、仲良くしたくなる。
仲良くしなきゃ、などという意識は微塵もない。人に嫌われるのは勿論辛いが、自分の感情を無視してまで人に好かれたいなどと、考えたことはない。そんな考え私の胸に1度足りとも去来したことは無い。
只、人は誰でも機嫌調子悪いときもあるし、全部が全部私から見て嫌なところで出来ている人など居ない、というのが、深奥から常に沸き上がっている。
私の心は、その沸き上がるもので、フレッシュになり、淀まない。毎回毎回、新らしい一日のような気持ちで相手に対する。
しかし、粘着気質なので、忘れるわけではない。評価と愛情が別なのである。
貴方のことはアホでバカで信用できないと思っているが、嫌いではない、此が私の嫌いな人に対する正直なとこだ。
……よって、「恨んでいる人などいるわけがない」)
友人は、回りの友人から、長い間そのねずみ講に誘われていたらしいが、信用できず断っていたが、よくよく聞くと、“皆のためになる”と思って、入る気になったらしい。
“お金へのブロックが消えて幸せ”だと言っていた。
友人は私に子供が生まれた年、おめでとうは言ったが(←出産祝いなど全く頭に無かった)
子供が未だ一歳にもならない内に、家の玄関先でねずみ講について話をさせてくれと言った。私は断った。
次の年、突然、今日の夕方出産祝いを渡したいと言ってきた。私は生憎旅行で居なかった。
2年も出産祝いを送ってこなかった友人が、そんなことをいうので、「◯◯には入りません(大意)」と書いておくったら、
実は政治家や経済の教授やローソンやセブンイレブン、ダスキンの事業立ち上げた人達なんかもそっちの仕事辞めてまでこの事業をやっていて、どうも本当にすごい事業(一般財団法人)みたいなのだけれど、
私が経済にあまり詳しくないので、
なので、むしろ◯(←夫の名前))さんに
ご意見伺えたら嬉しいなあと思ってるんだ。。
私は、どんどん貧富の差が広がっている今の日本で、
みんなが安心して幸せに暮らせるように、
この仕事が日本のベーシックインカムのようになったらいいなと思っていて。。
なので、入る入らないは全く別として、
いつか◯◯◯に行ける時があったら、
説明会一緒に聞いて頂いて(2時間程度)
ご意見伺えたら、大変ありがたいと思ってます。。m(__)m
と、返事が来た。テンプレが配られているのであろうか。
…………φ(..)まあ良くわからんが、私に出来ることはもう無い。
借金を暗に頼まれたとき、30万くらいならあげるつもりで貸そうとした。
親と友人は大反対だが、私の本音は“まあ…”だった。
夫は、私があげるのを反対しなかったが、「本当に困りに困ってニッチもサッチもいかなくなったときにあげたら?」と言った。
友人の実家は、借家(団地)で、お母様名義なので、何れは出ていかないといけないらしい、それも踏まえて、私も“そうだな”と思った。
悲しいというか…まあ、なんというか、しゃーないかなーーーと思う。
人はお金がないと本当にいきていけない。
消化吸収排泄してるからね。
怒りはないし、私のこと友達と思ってないんだshock!ってのもない。
しゃーないよなーーーと思う。
どーにかならんかなーーと思う。
医療事務の免許を大学卒業後取ったので、私の伯母の病院で雇ってもらうか、もう一人の伯母の薬局で雇ってもらうか、夫の先輩の◯大(旧帝)教授を結婚相手として紹介、祖父の部下だった検事の知り合いの弁護士を結婚相手として紹介、……これ等も全て彼女に断られた。
「お金や条件を見ての結婚なんて」
「岡田将生みたいな顔じゃないとホント駄目」
「医療事務はただ取っただけで働きたくはない」
…………まあ、彼女の考えなのでそれもまあ良いのである。私の人生じゃないからね。
私の価値観による、私にできること、は全部尽くした。私に提供できるものはない。