宿にチェックインし、部屋の窓から旅先の町や遠景の山々をぼんやり眺めて過ごす。これ至福の時間なり。
私が旅行に行き、ある意味もっともリラックスできる時間かもしれない。
何もしない。テレビの音もいらない。和室の畳の上でゴロンとなって、少し疲れを癒す。
心の贅沢。体の贅沢。
そんな時間をしばし過ごしていると、日が陰っていった。
↑ 宿の窓からパチリ。なごむ。遠くの山がうっすら雪化粧。コロナのせいで長らく旅行などできなかったから、こんな風景も見れなかった。
晩秋の頃だったので夕方の時間帯になると、すっかり辺りは暗くなった。
湯畑の夜のライトアップは、日没から深夜24時までらしい。
すでに辺りは暗くなってたので、夕方私は再び湯畑に行ってみることにした。
風呂に入ったり、夕飯を食べたりする前に。
風呂に入ったり、夕飯を食べた後だと、外出するのは面倒くさくなるかもしれなかったし。
外出で体が冷えたら、その後の温泉の暖かさのありがたみを、より感じることができるだろう。
そう思い、再び洋服に着替えて、宿を出て湯畑に向かった。
夜の温泉街には、なんともいえない風情があり、私は好きだ。
宿から湯畑までは歩いて5分ぐらいだったと思う。
で、夜の湯畑に着くと・・。
おお、確かに幻想的。
↑ 夜の闇と湯気のハーモニーが、いい感じ。ちなみにこの近辺は、集合写真のスポットのひとつらしい。
↑ 少し寄ってみた。まるで映画のセットみたいだ。ライトアップされた湯気の色が良い。
↑ さらに寄ってみた。そういやエクソシストの映画で、こんなシーンに似たシーンがなかったっけ?灯りと闇と湯気の感じが。映画ではスモークでもたいて演出していたのだろう。
↑ 昼間何度もみたアングルだが、夜のライトアップで見ると、また違った味わいが。
↑ 少しづつ夜の湯畑の周りを散策していく。さすがにけっこう寒かった。時節柄、あのクリスマスツリーのほうに向かってみた。写真を見てたら、なんだか、北欧の町に来てるような気にもなった。もっとも北欧の町には私は行ったことがないが(笑)。
↑ 昼間見たクリスマスツリーみたいな木が電飾できれい。少しづつ近づいていく。
湯畑の周りには、昼間と変わらないぐらいの人出があった。
なるほど、こりゃ夜のライトアップの湯畑の風景も旅行者は見たくなるやね。
同じ場所でありながら、昼間とは違った場所のようにも見えた。
↑ クリスマスが近いので、クリスマスツリーみたいに飾られた木は、夜のライトアップでは格好の写真スポット。写真を撮る人が後を絶たない。
↑ なんとかこのクリスマスツリーの全景を近くで撮りたかった。上の先っぽが少し切れてしまった・・。ともかく人が集まってきていた。
↑ クリスマスツリーのアップ。近くで撮ると、上か下のどちらかがアングルから切れてしまう。
↑ クリスマスが過ぎると、この電飾はどうなるのかな。
コロナの感染者が減っていない頃だったら、あの人手は怖かったかもしれない。
もっとも、コロナが感染爆発してる頃だったら、私だって行かなかっただろうし、他の人たちだって、こんなにはいなかっただろうとは思う。
湯畑に来ると、周りのお店で何か買い食いしたくなりそうだが、この夕飯前の時間帯で何か買い食いしてしまうと、肝心な宿の夕飯があまり食べられなくなりそうだったので、ここは我慢。
↑ 夜の湯畑を正面(?)から見る。この湯気は決して心霊写真ではありませんので、念のため。
↑ 湯気と湯面がライトアップで照らされると、幻想的。ドラマや映画の演出みたい。
↑ なんか、海の中で潜水艦の窓から撮った写真のようにも見え。
↑ 草津温泉に来たら、この夜のライトアップされた湯畑は見ておく価値ありかも。湯畑もさることながら、周りの店の照明とのコラボが中々風情があった。これも草津温泉の名物?
↑ 草津温泉の人気の理由のひとつには、湯の効能もさることながら、このライトアップの夜景もあるのかもね。くっきり見えた風景も、すぐに湯気でおぼろげになった。
↑ ほんと、昼間とはけっこう雰囲気が違った。旅行はやはりリアルに限るね。バーチャルは所詮は仮想だから。
↑ 湯畑の周りにある宿の客室からは、この夜景を窓から見下ろせるのだろうね。ついでに言えば、深夜にはライトアップが終わった後の湯畑の光景も見えるのだろう。
↑ クリスマスツリーが遠のいていく。この電飾風景、山間の地とは思えないぐらいだった。
初めて訪れた私の草津温泉の印象としては、湯畑を中心に、その周りに温泉街が広がっているという感じがした。
もしも何泊もするスケジュールで訪れたら、また違った印象はあるのかもしれないが。
しばし夜の湯畑周辺を楽しんだ後、再び宿に向かった。
宿に帰る「夜の温泉街」の道は、なんとなく風情を感じ、癒される気がした。
↑ 湯畑から宿に帰る道。湯畑の賑わいから離れると、こんな感じだが、温泉街っぽい灯りが風情があって好き。さて、宿に帰ったら温泉だ。
宿に帰ったら、まずはお待ちかねの温泉。
う~む、久々の温泉だ。
厳密には去年2020年に、温泉にどうしても入りたくて、都心の「武蔵小山温泉」に入りにいったのだが、やはり地方の自然風景ゆたかな環境の中の宿で入る温泉は・・格別。
こうでなくっちゃ。
夜だけでなく、翌朝にも朝飯前に入った。
できれば次は・・・人があまりいない山間のひなびた宿で自然風景を見ながらの露天温泉に入りたいなあ。夜空でも眺めながら。
↑ お気に入りの1枚を、この日記のラストに置いておこう。幻想的でしょう?
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