こんにちは,ばなです.
週末は仕事の出張で更新できませんでしたが,
イギリス・マンチェスターで開催されていたBTカップが終了いたしました.
男子は優勝がアメリカ,2位がイギリス,3位ドイツ,4位日本.
女子は優勝がドイツ,2位オーストラリア,3位アメリカ,4位イギリス,でした.
男子の決勝はもつれましたが最後はアメリカが粘るイギリスを振り切って勝利.
イギリスは試合によってパフォーマンスがかなりばらつくこともありましたが,
最後はきっちり合わせてきたのかな,という感じでしょうか?
3位決定戦のドイツ対日本もスタッツを追っていましたがいい試合でしたね.
最後はファールゲームをしかけた日本ですが,これは成功しませんでした.
ただ,エンドゲームは必ず成功するものではなく,
相手がフリースローを確率よく決めてくれば点差は逆に離れていきます.
最終の点差だけではわからないゲーム終了前2分間の駆け引き.
バスケットボールの醍醐味でもありますよね.
いかにしてこの「ゲーム」に勝つのか.
うちのチームでもしっかり準備しておこうと思います.
さてさて,女子は2008年の北京パラ,2010年のバーミンガム世界選手権を連覇したアメリカが
まさかの3位に終わりました.
イギリスとの3位決定戦も結構もつれていましたね.
最終スコアは51対40でしたが,前半終了時は22対22の同点でした.
今のアメリカの弱さはハイポインターに絶対的エースがいないこと,でしょうか.
これまでもクラス2の強さでチーム力を上げてきたアメリカでしたが,
ステファニー・ウィラー,クリスティーナ・リップという世界トップのクラス2が抜けた穴はやはり大きい.
さらに,各国にいるハイポインターと比較しても全体的な高さがないこともあり,
3位決定戦ではイギリスにペイント内でのポイント,オフェンスリバウンドからのセカンドチャンスポイントのいずれも負けています.
アメリカは予選リーグでもドイツに12点差,オーストラリアに14点差でそれぞれ負けています.
特にオーストラリア戦はエースのベッカ・マレーを40分間出場させたものの,
オーストラリアのビッグマン3人(コビー,アンバー,サラ)に2桁得点を許すなど,
やはり高さの勝負でやられてしまっているようです.
高さがない分,オールコートプレスを強化するなどの対応を図ってきていたのではないかと推察されますが,
各国ともプレスに対する対応は準備していたのか,
24秒OTやターンオーバーはそれほど増えていなかったですね.
アメリカがこのまま終わるとは思えません.
これから本番までどのように修正してくるのか,楽しみです!
決勝はドイツ対オーストラリアの対戦になりました.
これまで,世界大会ではもっぱらブロンズコレクターだったオーストラリアが,
ついにこういう大会で決勝に出てくるようになったのですね.
しかし,決勝はドイツのmrina Mohnenの独壇場だったようです.
なんと,37得点12リバウンド!
ここ最近は,なかなか2桁得点を記録できずにいたMohnennですが,
立派な1スレに成長したGesche Schnemannがわずかフィールドゴール6分の0(!),フリースローのみの4得点に抑えられたのを,おつりがくるほどのパワーで穴埋めしましたね.
素晴らしい!
FGは18分の13(72%!),フリースローはなんと12分11(92%!!!).
どうしちゃったんでしょうね.
しかし,こういう試合は何回もあるものではないのもまた事実.
現に,37点取った人がいるにもかかわらず,全体の得点は47点と決して高くない.
もし,Mohnennがいつものあたりくらいだったら,惨敗だってありえたわけです.
これ以上は実際にビデオを見てみないとわかりませんが,
パラ本番でもドイツが盤石か,と言えばそうとも言えないように思います.
一方のオーストラリアは2桁得点を記録したのがCobi Crispinのみ.
トリプルタワーの残る二人は不発に終わりました.
オーストラリアは背の高い選手が多く,高さの有利を得ている,と先日書きましたが,
難点はそのハイポインターの得点力がいま一つ安定しないというところです.
特に,#6のBridie KEANはとても破壊力があるプレーヤーですが,
シュート力がちょっと物足りないところがあります.
#15のAmber Merrittもとっても背が高いのですが,
線が細く,プレッシャーを受けると大外れしたりします.
まだ実際に映像で確認したわけではありませんので,断定的なことは言えませんが,
女子についてはメダル争いは混とんとしていると思います.
今回優勝したドイツ,高さのオーストラリア,3位には終わったけれど地力はあるアメリカに加え,
イギリス,中国,オランダ,カナダ,といずれも強豪揃い.
結構中国とか行っちゃったりするかもですね.
というわけで,ますますロンドンが楽しみになってきました!
拙いレポートでしたが,お読みいただきありがとうございました.
週末は仕事の出張で更新できませんでしたが,
イギリス・マンチェスターで開催されていたBTカップが終了いたしました.
男子は優勝がアメリカ,2位がイギリス,3位ドイツ,4位日本.
女子は優勝がドイツ,2位オーストラリア,3位アメリカ,4位イギリス,でした.
男子の決勝はもつれましたが最後はアメリカが粘るイギリスを振り切って勝利.
イギリスは試合によってパフォーマンスがかなりばらつくこともありましたが,
最後はきっちり合わせてきたのかな,という感じでしょうか?
3位決定戦のドイツ対日本もスタッツを追っていましたがいい試合でしたね.
最後はファールゲームをしかけた日本ですが,これは成功しませんでした.
ただ,エンドゲームは必ず成功するものではなく,
相手がフリースローを確率よく決めてくれば点差は逆に離れていきます.
最終の点差だけではわからないゲーム終了前2分間の駆け引き.
バスケットボールの醍醐味でもありますよね.
いかにしてこの「ゲーム」に勝つのか.
うちのチームでもしっかり準備しておこうと思います.
さてさて,女子は2008年の北京パラ,2010年のバーミンガム世界選手権を連覇したアメリカが
まさかの3位に終わりました.
イギリスとの3位決定戦も結構もつれていましたね.
最終スコアは51対40でしたが,前半終了時は22対22の同点でした.
今のアメリカの弱さはハイポインターに絶対的エースがいないこと,でしょうか.
これまでもクラス2の強さでチーム力を上げてきたアメリカでしたが,
ステファニー・ウィラー,クリスティーナ・リップという世界トップのクラス2が抜けた穴はやはり大きい.
さらに,各国にいるハイポインターと比較しても全体的な高さがないこともあり,
3位決定戦ではイギリスにペイント内でのポイント,オフェンスリバウンドからのセカンドチャンスポイントのいずれも負けています.
アメリカは予選リーグでもドイツに12点差,オーストラリアに14点差でそれぞれ負けています.
特にオーストラリア戦はエースのベッカ・マレーを40分間出場させたものの,
オーストラリアのビッグマン3人(コビー,アンバー,サラ)に2桁得点を許すなど,
やはり高さの勝負でやられてしまっているようです.
高さがない分,オールコートプレスを強化するなどの対応を図ってきていたのではないかと推察されますが,
各国ともプレスに対する対応は準備していたのか,
24秒OTやターンオーバーはそれほど増えていなかったですね.
アメリカがこのまま終わるとは思えません.
これから本番までどのように修正してくるのか,楽しみです!
決勝はドイツ対オーストラリアの対戦になりました.
これまで,世界大会ではもっぱらブロンズコレクターだったオーストラリアが,
ついにこういう大会で決勝に出てくるようになったのですね.
しかし,決勝はドイツのmrina Mohnenの独壇場だったようです.
なんと,37得点12リバウンド!
ここ最近は,なかなか2桁得点を記録できずにいたMohnennですが,
立派な1スレに成長したGesche Schnemannがわずかフィールドゴール6分の0(!),フリースローのみの4得点に抑えられたのを,おつりがくるほどのパワーで穴埋めしましたね.
素晴らしい!
FGは18分の13(72%!),フリースローはなんと12分11(92%!!!).
どうしちゃったんでしょうね.
しかし,こういう試合は何回もあるものではないのもまた事実.
現に,37点取った人がいるにもかかわらず,全体の得点は47点と決して高くない.
もし,Mohnennがいつものあたりくらいだったら,惨敗だってありえたわけです.
これ以上は実際にビデオを見てみないとわかりませんが,
パラ本番でもドイツが盤石か,と言えばそうとも言えないように思います.
一方のオーストラリアは2桁得点を記録したのがCobi Crispinのみ.
トリプルタワーの残る二人は不発に終わりました.
オーストラリアは背の高い選手が多く,高さの有利を得ている,と先日書きましたが,
難点はそのハイポインターの得点力がいま一つ安定しないというところです.
特に,#6のBridie KEANはとても破壊力があるプレーヤーですが,
シュート力がちょっと物足りないところがあります.
#15のAmber Merrittもとっても背が高いのですが,
線が細く,プレッシャーを受けると大外れしたりします.
まだ実際に映像で確認したわけではありませんので,断定的なことは言えませんが,
女子についてはメダル争いは混とんとしていると思います.
今回優勝したドイツ,高さのオーストラリア,3位には終わったけれど地力はあるアメリカに加え,
イギリス,中国,オランダ,カナダ,といずれも強豪揃い.
結構中国とか行っちゃったりするかもですね.
というわけで,ますますロンドンが楽しみになってきました!
拙いレポートでしたが,お読みいただきありがとうございました.