ボチボチやろうや

日々の勉強について

半ズボン戦争

2011-12-31 13:33:26 | 日記
岸川 真
2009 幻冬舎

図書館で借りた。著者の小学校時代の実体験をもとに書かれた作品で、ほぼノンフィクションなフィクションのようです。うーん、何を語りたいのか、誰に語りたいのか、私には理解できませんでした。私の感性が鈍いのでしょう。誰にでもは薦められない。深く重い問題に、目を逸らさず飛び込んでいくことこそ真の勇者、と信じて疑わない人には薦められます。私にはその気概はありません。

2011年観戦記録

2011-12-30 21:42:29 | ガンバ大阪
03/01 ACL vs メルボルン 5-1
04/20 ACL vs 斉州 3-1
04/29 J1 vs 山形 3-2
05/11 ACL vs 天津 2-0
05/24 ACL vs C大阪 0-1
06/18 J1 vs 横浜FM 2-1
06/26 J1 vs 広島 5-3
07/02 J1 vs 浦和 1-1 AWAY埼玉
07/13 J1 vs 神戸 3-2
07/23 J1 vs 磐田 2-2
08/13 J1 vs C大阪 1-1 AWAY長居
08/17 J1 vs 名古屋 2-2
08/20 J1 vs 川崎 6-3
09/10 J1 vs 大宮 2-0
10/05 ナビスコ vs 磐田 3-1
10/12 天皇杯 vs SAGAWA 2-0
11/16 天皇杯 vs 水戸 2-3

17戦見て11勝4分2敗。観戦数が減ったのは、特に終盤、私生活が充実していた証拠。ただ今シーズンはスタンプ13個押してしまった。11個押した時点で年間パスに負けると何時になったら学習するのか。

もっとも燃えた試合はACL斉州戦。大震災後のアウェイ2戦で無残に敗れ続けたリターンマッチ。HTに流れたJFAの「頑張れニッポン」は震えた。
もっともショボンな試合はACLセレッソ戦。全てを出し切ることなく敗戦。キックオフまでの高揚が、前半からの動きの鈍さにみるみる萎んでいった。

リーグ戦は例年なら優勝してもおかしくない成績。意外にもリーグ戦で負けを観なかった。今シーズン無得点試合はリーグ戦ではホーム甲府戦(不参加)、リーグ以外では屈辱のACLセレッソ戦だけなので、いつ観にいっても「まあ1点は入れるやろ」的な安心感があった。いまいちすっきりしないのは、3位に終わったことよりも、カップ戦で力を出し切れなかったから。どこよりも試合数をこなした2008年の異常な強さを取り返すには、だいぶ時間がかかるだろう。方法の是非はあれ、ついにチームの再構成が始まった。変化は痛みや批判を伴うもの。全てが上手くいくなんてありえない。まずはアカデミーの建て直しが急務。頑張れガンバ大阪。でも二川だけは出さないでください。お願いします。お願いします。お願いします。

振り返ると、西野さんは痺れる監督だった。本人も認めるように、いい選手に恵まれた面もあっただろう。クゼ-アントネッティの時代から、二川を筆頭にアカデミーの好素材がニョキニョキでてくる時期に入っていたし、遠藤がすでにいたという幸運もあった。これから、という時期に明神、加地が来たのも大きかった。ただ、「美しく攻め倒して、なおかつ勝利する」ことへの拘りと実践は、チームのステータスを格段にアップさせた。それ以前に、うまく表現できないが、サポーターは、マグロン放り込みの時代から、勝っても負けてもぶれない芯を西野監督に感じていたと思う。ドSというか何というか。堅実な手腕を発揮する監督なら、もっと勝てたかもしれないが、ここまで魅力的に勝ち続ける監督はそういないと思う。できれば、すぐにレッズに行って、ふてぶてしく異次元のチームを作って欲しかった。

ガンバ以外は8試合。北Qの試合3つ見た。今シーズンの躍動は、正直まだ中身が伴っていない。やり方を徹底的に叩き込んでいる段階。京都は来シーズン必ず強くなる、と思っていたら元旦まで勝ちすすんどるがな。

04/30 J2 岐阜 vs 水戸 長良川
05/01 J1 甲府 vs 大宮 中銀スタ
05/07 J1 神戸 vs 川崎 ホムスタ
05/07 J1 C大阪 vs 仙台 キンチョウ
06/04 J2 岡山 vs 北九州 カンスタ
08/05 J2 徳島 vs 北九州 ポカスタ
08/14 J2 京都 vs 北九州 西京極
11/12 J2 栃木 vs 徳島 グリスタ


風に舞いあがるビニールシート

2011-12-30 21:32:25 | 日記
森 絵都
2006 文藝春秋

図書館で借りた。短編集です。ほんで何?という話が綴られています。面白いです。ですが何が良いの?と聞かれると、どうにも説明できません。仰々しさや、変な演出は何もない普通の文体にフシギな魅力を感じました。他の作品も読んでみようと思います。感動大作も無邪気な娯楽作も凝りに凝ったプロットにも興味がないという方にはお薦めです。こういう本が書けるのは凄い能力なのではないか?とちょっと考え込みました。

そうだったのか!日本現代史

2011-12-29 19:16:24 | 日記
池上 彰
2008 集英社文庫

家でみつけた。池上彰の「そうだったのか~」シリーズです。日本の近代史が描かれています。日本を題材にしたことで、15章構成ではまとめきれなかった感が否めませんが、面白いです。歴史に学ぶことが、いかに難しいことかが実感できます。誰にでも薦められます。政治や歴史嫌いな方には特にお薦めです。

そうだったのか!現代史パート2

2011-12-28 13:34:10 | 日記
池上 彰
2008 集英社文庫

家で見つけた。テレビでおなじみの著者が「そうだったのか~」と銘打ったシリーズです。前作も面白かったのですが、本作も面白いです。一般知識として知っておきたい近代史が分かりやすく説明してあります。誰にでも薦められます。ウンチクは語りたくないけど、ふとした質問にサラリと答えられる素敵な大人を目指す人には特にお薦めできます。あいかわらず、巻末に記された参考資料の数に驚かされます。