◆ 2014年の振り返り漢字一文字 ◆

今年の初めに掲げた漢字一文字は「醸」でした。


じっくりと美味しいお酒が造られるよう、
内在する”自分らしさ”を醸し出していけたらいいなと。

毎年、概ねその漢字の持つ意味に合った年になることが多かったのですが、
今年は違いました。

いや、敢えて意識的に変えたかも.

「醸」の前にすることがあるってことに気付いたんです。

それは「断」でした。



自分では嫌だと意識していなかったけれど、実は本当に嫌悪していたもの.
ふれ合ったり、想い出したりすると心にじわっと力が湧いてくる関係と、
考えただけでも身が縮こまって、疲弊してしまう関係.

今までたぶん置き去りにして乗り切ってきたのですが、
そんな違いが大小関わらず、
鮮明に判るようになりました。

きっとずっと昔から、
自分にそして周囲に抱いていた「何故…？」.
でも、それを求めることを断念しました。

「受け入れる」とか「認める」ではない、
そう「断念」が心境にしっくりくる言葉でした。

頭の片隅で常に考えてた「何故…？」.
それに縛られて、どこか自分を追いつめてもきました。

でも辞めた。　もう辞めた。

色々な事を手放したら…
不思議な事にちょっと見えてきたものもあります。

そう、今とっても安心して暮らしている自分.
勝手に背負っていた大きな何かを降ろし始めている自分.

「断」という字は強い漢字ですが、
逆にそこから見えてきつつあるのは、
今ここにあるほんわかとした幸せ

来年はどんな一年になるかなぁ。
変化しつつある自分自身に期待を込めて

　Balloon+Cafe.
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