半澤正司オープンバレエスタジオ クリスタルルーム

18年間 世界中で踊り抜いた、プロフェッショナル 半澤正司が見せる!
これが、バレエ・・・
世界に通ずるバレエです!

手紙には…

2013-12-22 09:13:03 | Weblog
皆さん、バレエ教師の半澤です!よっしゃ~っ、レッスンしましょう~っ!!
http://hanzanov.web.fc2.com/top.html (ホームページ)
大人を対象としたワークショップを開講します!毎週火曜日、
時間は14時30分~16時10分です。火曜日の5時20分のクラスはありません。
正しいポールドブラ、ヴァリエーション、またレヴェランスなども練習します!

平日の火曜日から金曜日まで朝は11時から初・中級レベルのレッスン、
火曜日を除いた平日の夕方5時20分から基礎クラス、19時から初中級レベルの
レッスンがあります。
土曜日は朝11時から初・中級レベル、夕方18時から基礎クラス。
日曜日、祭日は朝10時から基礎クラス、12時から初・中級レべルのクラスがあります。
祭日を除く月曜日は休館日です。
Dream….but nomore dream!
半澤オープンバレエスタジオは大人から始めた方でも、子供でも、どなたにでも
オープンなレッスンスタジオです。また、いずれヨーロッパやアメリカ、世界の
どこかでプロフェッショナルとして、踊りたい…と、夢をお持ちの方も私は、
応援させて戴きます!
また、大人の初心者の方も、まだした事がないんだけれども…と言う方も、大歓迎して
おりますので是非いらしてください。お待ち申し上げております。

スタジオ所在地は谷町4丁目の駅の6番出口を出たら、中央大通り沿いに坂を下り
、最初の信号を右折して直ぐに左折です。50メートル歩いたら右手にあります。

日曜日のバリエーションは「ライモンダ」から夢の場のヴァリエーションです。
スローな展開は優雅さから始まります。非常に難しい技が連発しますが、難度を乗り越えて
この踊りをマスターしようじゃありませんか!
では、クリスタル・ルームでお待ちしておりますね!
連絡先rudolf-hanzanov@zeus.eonet.ne.jp

(ブルーカーテン){歌舞伎で言う 前の話からの続きです…という意} 
第2401話  手紙には…
日本から小さな郵便物が私に届いた。それは懐かしい人物からのものだった。
秀樹という私の後輩からのものだった。私はこの秀樹という少年に私が日本を発つ
前に、麻布のクラブ「愛」のママに紹介した。私の後釜をお願いしたのだ。秀樹は
当時、私がバレエを習っていた小川亜矢子先生が主催している、六本木の「スタジオ
一番街」で知り合った。

彼はまだバレエを習いたてで、生活力の弱いこの少年に、この男なら真面目に
仕事もしてくれるだろうし、秀樹にとってもクラブ「愛」のママから、人生の沢山の
事を教えて貰えるだろう。そしてママが応援してくれ、彼はこの先もバレエを続けて
行けることだろうな…普通のバイトでは貰えないほどの沢山の給金で、秀樹もきっと
助かるに違いない…そんな想いで彼に白羽の矢を立てたのだった。その秀樹が今、
どん底の私を救ってくれた。

小包を開くと箱の中に二通の手紙と包みが2つ入っていた。一通はクラブ「愛」のママ
からであった。それを直ぐに開いて見た。その懐かしい字を見た瞬間、ママの顔が
目に浮かんだ。しかし読むに連れ、私は心から驚いた。何故なら私が一番に迷っている、
「人生とは何か…」を手紙から読み取れたからだ。

その文には、「一生懸命に瞬間、瞬間を生きることだけを考えればそれで良い…」
私は絶句した。何故か?そこには「全神経、全体力で生きて、明日と言う日に備える
ために,今しなければ成らない事だけに必死になればそれで良い…他の一切の邪念を
捨て、先の事など心配などしなくて良い。必死な瞬間、瞬間を繋げた時にそこに
自分の道が出来るのである…」と。私は手紙を見ながら、その文が段々と波打って
来ていることに気が付いた。手紙を見ている私の目から滂沱(ぼうだ)の様に涙が
堰(せき)を切って流れ出したからだった。「そうだ…今しか出来ない事をその事だけを
やればそれでいいんだ!何故、今まで迷っていたんだろう…先の事なんか心配する事
など愚の骨頂だったんだ…」首は痛いけれど心から霞(かすみ)が、サアーっと晴れて
行くように、何か私の前に又、進むべき道の方向性が微かに見えるような気がした。
「ああ、何て素晴らしい字なんだろう!有難う…「愛」のママ、本当に有難う!」
(つづく)
 ここはショージも喜ぶ応援クリック!お願いします!!

blogram投票ボタン


最新の画像もっと見る