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社長様、かく語り記

東北のとある社長の名言・行動から、人としてあるべき姿を探していきたいと思います。

資料を捨てる社長様

2012-12-10 16:42:39 | 日記
わたくしが社長様の異常さに気付いたのは、入社して3年程が経過した頃だったでしょうか。

当時は半導体業界の活況により、おかげさまで非常に多忙な毎日を送らせて頂いていたおりました。

社長様はと言うと、

「情け容赦ないフィッシャーマン」

よろしく、獲れる仕事はすべて獲ってこないと損だとばかりに納期を省みる事無くドバドバと持ち帰り、

「これ入ったから」

と納期も告げずに工場の中へ置いていかれます。
(基本、新しい仕事が入ったとだけ告げ、納期や作業の説明はありません…何故なら全てが急ぎですし、作業内容に興味はございませんから)

しかし…
「これ入ったから」
だけの情報で、作業をさせようとするのですから、今迄の従業員たちも大変だったろうなぁ…と、同情してしまいますね。

社長様は、「調整能力」と云う言葉とは無縁でございますからしょうがないのか?と諦めますが、客先に対して納期調整を打診する能力すらございません。


基本、

「大丈夫でしょ!」

と、現実を見ない(見れない)上に、うまくいかないのは従業員の働きが悪いせいで、納期遅延の責任は従業員にあるのです。

最初から納期が間に合わないのは判るレベルでも、直前になるまで客先に報告すらしないので、お客様もたまったもんじゃありませんねぇ。

こんなことの積み重ねですから、本来客先との間で設定されている納期(サブマリン納期)に間に合う筈もなく(基本、納期・品質共に守るつもりすらありません…)、かといって社長様ご自身が作業に手を出す訳でもなく、日に日にイライラ感を剥き出しにしてくるだけです。
(ホント甘えん坊さんです、末っ子だったかな?)

そんな感じで納期に関する判断材料は現場には与えられない環境ですから、従業員サイドは入った順で淡々とこなしていくしかない訳ですが、その淡々振りすらも腹立たしくなっている社長様です。

こちらとしては手勢を分散投入して広範囲に展開しつつ対処するしか術はなく、多方面の戦線指揮をしながら己の戦線維持も計ると云う、私的には女性を率いてノルマンディーを守備し連合国を迎え撃つかの如く…大変な日々でした。
(度々、納期変更の打診や状況報告は当然しますが、それすら面白くなく生意気な意見には聞く耳を持たない社長様です。)


せめて納期の優先順位を確定して頂ければ集中して片付ける事も可能となり多方面作戦などは不要になるのですが…
(納期の優先順位は、客先が痺れを切らして連絡が来た順に最優先と化します。)

そんな状況が1ヶ月も続きますと、工場の中は厭戦気分に支配され、片付けに回す手も足りなくなるので、工場内も雑然としてきたある日。

社長様は作業に手を出すのでは無くて、工場内の片付けに手を出し始めました。

どこでも見かける光景ですが、普段工場にいらっしゃらない方が現場に手を出すとロクな事にはなりません。

案の定、これから使おうと準備していた物や作業に使用中の物までガンガン捨てていきます。

しかも従業員が不在のウチに事を進めて、日中はトボけて知らん顔をしております。

作業者は
「あれってどこにいきましたっけ?」
と、探し物をする手間が発生し更なる作業効率の低下を招きます。

そんな魔の手はわたくしの周辺にも至り、ある朝あまりにもわたくしの作業台廻りがサッパリとしている…

え~わたくし、色々な業種を渡り歩いてきましたので、都度大事な資料は職場に持ち歩いて日々参考として参りました。

生産管理・品質管理に関わる他社の担当者から頂いた貴重なる資料や、現在の作業に関わる資料を1冊のバインダーにまとめたモノでした。
(因みに、社長様の会社にはそんな貴重な資料はございませんでしたね…)

その大事な資料が見当たりません…

いやぁ~焦りました、長年大事にしてきた多用な業種の資料…2度と手に入りません。

廊下や物置に置かれたゴミの山をひっくり返して探しますが、見つかりません。

社長様はその様子を満足げに横目で眺めておいでです。

一つだけ確実な事は、すでに工場内には存在しないと云うことでした。

わたくしの廻りにあった他の手書き図面や客先の資料共々消えていましたので、まとめれば段ボール箱1つ位になるボリュームでした。

ですから、工場内にあれば必ず痕跡は見つかるでしょう。

その時に初めて、この社長様の底意地の悪い本性の一端が垣間見えたのでした。

自分の言う通りに行動しない者、自分に反抗的な者には容赦なく嫌がらせをする、何とも救いようの無いほどの小男でありました。
(己の考えが間違っていたとしても、そのようになります。)

ふぅ…この時に初めて軽蔑の念を覚えました。

「面従腹背」

わたくしとしては大嫌いな言葉ですが、歳を取り守るべきモノも出来ると己のプライドは二の次になれるモノですね。

以来、大事なモノは隠すことに致しました。

さて、見境なくゴミを捨てるのがご趣味の社長様ですが、度々こう尋ねられます。
(あんたの身の廻りのゴミを先に捨てろよ…)

「あの◯◯、どこに置いてある?」

わたくしは工場のどこに何があるか覚えているのが趣味ですので、どのタイミングで何が捨てられたかも大概 記憶しておりました。

何の考慮もなく自分で捨てたモノを、平気で聞いてくる無神経さに呆れつつ、

「さぁ最近は見かけませんが?」

としか返事は出来ませんでした。

微妙な年齢ですので、一応は気を使う訳ですね。

いつも、豊臣秀吉の晩年を思い出しつつ…
秀次のように、なりたくはありませんから~

しかし…後日改めて書く機会があるかと思いますが、客先の担当者様が一番迷惑を被っていらっしゃることでしょう。

仕事など依頼したくもない テキト~人間の大馬鹿野郎に、仕事を出さなければならないのですから…
さぞや おツライものでしょうねぇ…
しかも、必ずなんかあるから尻拭いもしなきゃないからな~
その割には、態度がデカイ…
救いようのない、大人物ですな。
天晴れ!


0Ωは抵抗か?

2012-12-07 16:04:52 | 日記
「まったく…0Ωを抵抗というのかどうか…」

ある日の社長様の捨て台詞でございます。


その仕事は約5㎝角の基板を製作する作業で、基板上に搭載します小さな抵抗やコンデンサなどのマウント作業は、外注さんに出しておりました。

毎度同じ外注先に依頼してきた作業でしたので、いつも客先から届いた資料を外注先に丸投げしては、金稼ぎのみやっている社長様です。

心配性のわたくしは、毎度外注さんからの仕上がりもチェックしていました。
(まぁ当たり前ですけど)

ある時、いつものように無駄とは思いつつもチェックしていると、おかしい…
以前の図面と比較しても、やはり仕上がりがおかしい…

付いているべき部品が付いていませんでした。
それが
「0Ωのチップ抵抗」
でございます。
(1.5㎜×2㎜角程の大きさ)

客先との打ち合わせ事項は、ほとんど現場にフィードバックされず製品が仕上がってから、

社長様
「そういえば、◯◯◯の作業やったか?」

わたくし
「はっ?
何ですかそれ?
聞いておりませんが?…」

製品が完成後に、
手直し→洗浄→再検査
と、結局は二度手間をかけての完成…

このパターンが日常茶飯事の社長様ですので、今回もそうだろうと報告に赴きます。

わたくし
「あの~すみません、図面では0Ωの抵抗を載せるトコが空になってますけど、客先から仕様変更入りましたか?」

社長様
「何っ!」
と顔色を変えまして、すぐさま外注先へ電話をかけ始めました。

何やら話していますが、外注先の作業担当者では埒があかず結論が出ないようなので、わたくしは一度その場を退散。

しばらく経って工場内に来た社長様は、

「いつも付いてたか0Ω?」

と聞いてきます。

わたくし(はぁ…愚問だ…
「0Ωのチップ抵抗は支給部品リストに入っていて実際支給されていますし、◯◯社の回路図は何も載せない箇所に『NMT』の表示をしてますので、載せないとまずいのでは?」
(正直、客先に確認しろっ!と言いたくなります…)

と答えますと、再び事務室へお戻りになり、電話をなさっているご様子…

今度は外注先の工場長が相手のようです。


まとめ
社長様の 話をまとめると、本件の流れは次の通りだったようです。

①外注先担当者から0Ω抵抗の扱い方の確認連絡(メール?)が入る。
抵抗を載せる?それとも他の方法?
(後から思うに作業担当者が変わられた可能性が高いです)

②社長様から載せなくてよいと、口頭での指示。
(何を根拠として回答したのかは、全くもって不明…)

③無事に製品が納品され、わたくしが0Ω抵抗の欠落を発見・報告。

④社長様が外注先にクレームの電話。

⑤外注先の工場長から、社長様の指示で0Ω抵抗を載せなかったんでしょう?との反論。

⑥社長様は
「オレはそんな事は言っていない」
とゴリを押し通し、手直しを要求した模様。
(電話での会話を聞いておらず、話の前後から推測)

最終的には、

①手直しはこちらで行なう事。
②外注費は支払わない。

と決まったようで、わたくしには手直し作業が増えました。

ふぅ…簡単に言うなよ…

結果は、社長様の願ったり叶ったりの内容となりましたが、散々責められたのがまだ腹立たしいようで、

「◯◯さん(外注先工場長)バカだよな~、『もう金はいらない』だってよ~」
「だから、え~いいの~って言ってやったよ。」
と、ニヤつきながらドヤ顔をなさっております。
(外注先の工場長が、心根の汚い人間から約5万円の工賃受け取りを拒否しただけですが、心根の汚らしい社長様は踏み倒せてただただ喜んでいます)

そして…最後に吐き捨てた言葉が冒頭の、

「まったく…
0Ωを抵抗というのかどうか…」

でした。

この言葉を聞いて、事の成り行きの真相が分かりました。

心の底から外注先の方々を気の毒に思い同情の念が湧き出しました…

社長様は、己の発言を都合の良いように曲解して、恥じる事の無い人間です。

この言葉の意味から推測するに、
社長様は
「0Ωは抵抗ではないから、そんな物はこの世に存在しない、お前(外注先担当者)の聞き方が悪いんだろう!」
で、押し切ったモノと思われます。

さてさて、0Ωは抵抗なのか?

わたくしは抵抗であると信じております。

社長様の工場内にも0Ω抵抗の在庫はございました。

抵抗メーカーのカタログにも、他の抵抗値と共に並び記載されております。

何より「Ω」は抵抗の単位でありますので、抵抗以外の何物でもないでしょう。

よくもまぁヌケヌケと…
ま、心根が汚いから、当たり前か。

では0Ωのスペック値を持った、抵抗らしき部品は何とお呼びすればよいのでしょうねぇ…?

難しい問題です…

世の中の皆が判りやすく表現するならば、やはり「抵抗」とお呼びするのが適切ではないでしょうかねぇ?社長様?


後日辞める段に至り、わたくしは社長様から散々嘘つき呼ばわりされますが、笑止千万・片腹痛いとはこの事よ。

嘘つき野郎から「お前は嘘つきだ!」と呼ばれたと云う事は…
わたくしって正直者なんだなぁ~
と、逆に自信を持ってしまいました

己の嘘を正当化する為には、わたくしのことを嘘つきに仕立て上げなければ、さすがに整合性が取れないこと位は判ったようですね。

よくできました、ハナマルをあげましょう。

遺品を漁る社長様

2012-12-06 16:49:01 | 日記
ある時、社長様の知人で身寄りの無い方が亡くなり、その方が住んでいた借家の大家から遺品整理を頼まれたと言い、早速ワンボックスカーに乗って出掛けて行きました。
(漁る気満々ですなっ

少しして戻り 興奮冷めやらぬ様子で目をギラつかせて、
「真空管のアンプとか、凄いんだ!」
と、早速 大量に持ち帰った古いジャズのLP盤レコードを眺めてニヤツキながら、真空管アンプ等々のオーディオ機器の輸送方法をお仕事以上に一生懸命考えておりました。

その後も度々出掛けて行っては、大量の遺品を持ち帰り工場内に並べて眺めウハウハとしておりました。
(いつも、前列シートしかない業務用ワンボックスカーに満載して帰ってきますぜ~…遺品を…)

「俺は霊感が強いから見えるんだぜ。」
なぁ~んてうそぶいておりましたが、遺品は全然へっちゃらです。

大概、自称「霊感強い」アピールが強い方って、勘違い野郎かな~なんておもいますね。
わたくしの人生で二名存じ上げておりますが、どちらも頭と手先が不器用で口先だけが達者な方々なもんですからねぇ



戦利品
・真空管アンプ数台
・予備の真空管多数(200~300個)
・レコード等、各種再生機器
・古いジャズのLP盤レコード100枚位
・クラシックカメラ10台位
・楽器(サックス)
等々、その他 売れそうな物品を多数。

社長様、目尻を下げてニヤニヤしながら 今度はどうやってこれらをさばこうかと思案を楽しんでおります。
(本当に仕事よりも目先の金稼ぎには熱中するお方です)

わたくしに対してオークションへの出品も打診してきましたが、面倒には関わりたくないのでお断り致しました。
(社長様が金にあざといのは百も承知ですから、関わりたくありませんでした。)


しかし…これだけタダで持って来たというのに、大家が他の人間にも遺品整理を頼んでいたのが面白くなく、

「まったく卑しい奴らだ、今日もあいつら来て物色して持って行きやがった。」

と、平気で天に唾を吐いている社長様の姿を見ていると、心の底から…

「こういう浅ましい人間にはなりたくないものだなぁ。」

と、人間の汚さ醜さ実見し、改めて気付かせて頂きました。
ありがたや…


漁ってきた真空管アンプは、素人のわたくしから見ても、それまでの社長様コレクションとは比較にならない程度の良さでしたので、

「はぁ~目利きの人は、集める物も違うモノだなぁ~」

と、感心感服させてもらいました。
(社長様…手先は不器用、頭も不器用なので…物を見る目も…)


ここでチョイと脱線します。

社長様、会社の景気が良くなるとヤフオクで次々とオーディオ機器を落札し始めました。
(後から知りましたがオークション落札に関わる費用は、全て会社の経費でした。節税目的であることは明らかですが、これが後日 会社最大の騒動へと発展致します。)

アンプは勿論のこと、チューナーからオープンリールデッキに始まり、レコードプレーヤーやカセットデッキを手当たり次第に落札し、ひどい時には開封すらせずに工場内に放置していました。
(超目利きのお方なので、安さ最重視です、使えなけりゃポイッです。)

様子を見ていると、再生機器の年代が徐々に遡り、とうとうDATに到達して再び幼稚な自慢が始まりましたので少々意地悪な質問…

「DAT(ディーエーティー)、音はどおですか?」と、訪ねてみました。

少し前までオープンリールや古いレコードのアナログな音声を絶賛していたので、デジタル音源の評価をたずねてみたのです。

社長様
「いやぁ~いいね!ダット、ダットは音がいいな!」

と、これまで以上に相当ご満悦のご様子でした。

わたくしは内心…
「結局デジタル音源が素晴らしいと感じるお耳ならば、CDが一番良いですよ~。」

と、思ってしまいました。

詳細は存じませんが、同じデジタル音源ならば、伸びる心配のないCDの方が良いだろうなぁと、素人考えしてしまいます。

スピーカーは小型冷蔵庫のような物を落札して使用し、就業時間中からお楽しみのご様子でめでたい限りでした。

本当にオーディオの素晴らしさをご理解していらっしゃるのか、甚だ疑問であります。

と、云うか解ってませんよね?
なぁ~んにも!


話を戻します。

結局、気に入った真空管アンプ以外は、自身の屑コレクションと共に中古品買取業者を呼び寄せては まとめて売りつけて、よほど懐が温まったらしくホクホク顔で喜ぶ社長様なのでありました。

しかし、買取業者がオークションに出品した物の落札金額をチェックするのは忘れません。
(この時にオークションのウォッチリスト機能の使い方を教えたら、とても喜ばれました。それまでどうしていたんじゃ?…)

余りにも差額が多い場合、当然業者にクレームの電話を入れることは忘れません。

しかし、見た目に反して本物のコレクターからはクレームが相次いだようで、買取業者は始めに買い取るやり方からオークションへの代理出品に切り替えてました。
(代理出品の場合は、落札金額の3割程度が手数料だったかな?)

なんでも、真空管も左右のバランスが大事なようで、古くて貴重な真空管もコレクター様の測定結果が思わしくなくクレームが来たとのことでした。
コレクターズアイテムの底深さと恐ろしさの一端を垣間見させて頂きました。

さて、いくら儲けたのかな?

遺品をタダで持ち帰り、少なくとも50万円以上は稼いだことでしょう。

故人のお心を察するに…
ご友人は選ぶべきですねぇ。

そして、常に万が一に備えて断捨離を心掛けることが大事ですね~

クレーマー事件

2012-12-05 15:00:14 | 日記
社長様ご自慢の工場には2台の冷暖房機がありました。

縦型で人の背丈ほどの高さがある、工場には良く設置されているタイプで◯ン◯ンと云う空調機器メーカー製の古い製品でした。
(20年超でしたね。)

そのウチの1台が東日本大震災の揺れのせいで、灯油フィルターの継ぎ手部分が割れてしまい灯油が漏れるようになったのでした。

私はホームセンターにあるだろうと甘く考えていたのですが、継ぎ手ネジ径が合わない…エア抜き用ネジが付いてない…同サイズの小型の物がない…等々、適合する商品は見つけられませんでした。

ならばと、楽天やらヤフオクやらでも探したのですが見つからない…。
(と云うか、卸売り用の10個だか100個入りのヤツは見つけたんですが、そんなには要りません…)

ん~最後の手段(始めにやれと云う話もありますけど…)で、メーカーの◯ン◯ンへと電話。

機器の設置説明書を見ながら説明して必要な部品の話をしたのですが、元々灯油フィルターは本体付属品の為に型番すら振られておらず、更には

お客様相談窓口 男性担当者
「この製品は他社からのOEM販売品なんで判りませんね~。」

「製造元の◯イ◯ンに電話してみてはいかがですか~?」

と、まぁなんとも素っ気なく明らかに、そんなの自分でなんとかしろよ…と言いたげな対応となりました。
(恐らく、小さな顧客はゴミと捉えて良いとの企業方針なのでしょう。)

ふ~ん、そんなもんか…
たった2台じゃまともに取り合ってくれないんだなぁ~っと、思い知らされました。

それじゃあと言われた通りに、同じく空調機器メーカーであり製造元の◯イ◯ンに電話してみます…

お客様相談窓口 女性担当者
「申し訳ありませんが、そのOEM型番はデータベースに登録されておらず、従って添付品についても判りかねます…」

との結果。

でも、さすがにアフターサービスを売りにしているメーカーだけに◯ン◯ンとは大いに異なり、色々な型番を訪ねてくれて何度もデータベースへのアクセスを試みて頂きましたので、電話を終えて後味の悪さは残しませんでした。

素晴らしい!
余計なところで感動!

さて、一連の流れを社長様に報告しましたら、鼻息を荒くして…

「よぉ~し、◯ン◯ンにオレが電話してやるから。」

と、ハリキリボーイと化してしまいました。
(大概張りきった時には暴走します。)

社長様、それからしばらくして工場に来まして、

「確かに◯ン◯ンはいい加減な対応だったから、
(社長様)
『いいの~そんな事言って、ネットに書き込みしちゃうよ』
って言ってやったらよぉ、
(◯ン◯ン担当者)
『探しますからお待ち下さい』
だってよ。」

と、ドヤ顔で社長様室へ戻っていきました。

書き込みするって脅すなんて、ただのクレーマーじゃん…と、いつもと変わらぬ幼稚なやり方に少し唖然としてしまいました…

数日後に◯ン◯ンより電話が入りましたが社長様がご不在の為に私が対応したところ、

「ご依頼頂いておりました『灯油フィルター』本日着払いにてそちらへお送りしますが宜しいでしょうか、金額は◯◯円(確か6,000円位でした)になります。」

とのことでした。

ヤケに高いなぁと思いつつも、了解して電話をきり社長様の机にメモ書きで報告しておきました。

翌日、社長様がわたくしの予想に反してデカい!(50㎝角)箱を持って来ました。
何じゃこりゃ?

社長様曰わく…
「電話で物が違うって言ったら
(◯ン◯ン担当者)『フィルターフィルターっておっしゃるのでエアフィルターだと思いました』
だってよ。」

と、金網で造られました吸気口用のエアフィルターを作業場に置いていかれました。

相手を論破出来ないと察したようで、珍しく己れの足りなさを認めこれ以上の抵抗は諦めたようです。

昨日わたくしが受けました◯ン◯ンからの電話では「灯油フィルター」とハッキリ話していたのは確実ですので、社長様が「書き込みする」と脅した時点でクレーマーと認定され、クレーマー対策書に基づいた対応にされたんだろうなぁ~と勝手に納得してしまいました。
(わたくしが一番初めに電話した時の担当者でしたから間違いありません。)


後日 社長様、

「もうよ~◯ン◯ンのエアコンは入れてやらない。馬鹿だよな~◯ン◯ン、ちゃんと対応すれば2台入れてやったのによ。」

と負け惜しみをおっしゃっておりました。
(今だに新しく入れる気配もありませんけど~

「たった2台のエアコンで威張り散らすようなクレーマー野郎に、商品を買って欲しいと願ってるメーカーはないでしょ…」

とは言いませんでしたけど。


しかし、「クレーマー」になれる人種は少しでも金を払う相手に対しては、オレはお客様なんだぜ!っと威張りますが、己の浅ましさを曝け出して恥ずかしくないのでしょうか?

ま、恥ずかしくないからやっているのでしょうけどね。

浅ましい話題ついでに、次回もそんな話になります。

次回予告
「他人様の遺品を漁る社長様」

丸投げ上司

2012-12-04 12:23:00 | 日記
さて、わたくしの社長様 はじめっから仕事は丸投げでございました。

会社の業種は半導体に関わる基板製造で、電気が苦手な私にとってはサッパリ…???な世界でした。
(社長様は男女に関わらず未経験者を好みます。理由は後日)

そんな世界に足を踏み入れてしまい仕事を丸投げして頂きましたので、書店で本を買いまして基本的なトコを学びつつ鼻息を荒くしながら働かせて頂きました。
その後も治具の設計やら機械要素部品の図面書きやらと、便利にこき使われました。

さて…世の中の仕事を丸っと投げられる上司には大まかに分けて2種類が存在するのかなぁ~と感じております。
(あくまでも全部丸投げするタイプです、私含め普通の小人には丸投げする度胸はなかなか起こりませんから。)

タイプ1.大山巌さんのようなお方で、自身の立場をわきまえつつも配下が働きやすいように心配りしてくれる大人(たいじん)タイプ。

薩摩出身、幕末~明治時代に活躍された方で私の理想とする上司です。
若かりし頃は砲術の大家、明治政府内においては亡き西郷隆盛さんに変わり薩摩閥として重きをなされたお方です。

日露戦争における大山巌氏と児玉源太郎氏の関係は、読む度に羨ましく涙が…

まぁ任せられる側の才能の問題もありますから、私には望んでも得られない事は明らかなんですがね~。

タイプ2.己に才は無く、それ故に仕事を丸投げせざるえない小人(しょうじん)タイプ。

配下の人間をこき使い、自分の立場を持ち上げて大人振りたいので、事あらば
「生意気だ。」
「それが上司と部下の関係だ。」
の言葉を訳もなく発するのが得意です。

わたくしは学生時代から、
「生意気だ」
との言葉を投げつけられてきましたので、その言葉を発する方の真意に少しだけ触れているように思います。

「生意気だ」の発言には大抵の場合、

「年下のクセに」
「女のクセに」

など、己れよりも目下格下と云う事実を明らかにしたい意図を感じます。

裏を返すと、そうして格付けしない事には反論出来ないご都合がおありのようですが、そこにお気付きにならぬので、

「あのぉ~失礼とは存じますが、生意気だの前には『年下のクセに』と、付けた方が判りやすいですよ。」

と、言いたくなってしまいます。
(さすがに、まだ言った事はありません)

さて、大概の場合両者を見分けるのは難しいです。

タイプ1の場合はどちらかと言えば言葉少なで才が見えにくいですし、片やタイプ2の場合は逆に才をひけらかすが如く多弁で知識が抱負なように錯覚してしまいがちに思います。

わたくしの場合が社長様に対して、ん?と気付いたきっかけは客先からの配線図面中に辻褄の合わない箇所があり、私の知識不足もあるので社長様に度々確認していると面倒くさそうにして

「担当者と直接話してくれるかっ」

となるケースが度々発生したからでした。

作業内容の変更は、見積り及び請求の金額にも関わる部分なので、都度報告するのですが、まぁ理解する気もなく見積りを変える様子もありませんでした。
(ちなみに、見積書は常に「一式◯◯円」の表示のみで、詳細は載せません。何故ならば…計算が間違いだらけなのがバレるから…)

私が社長様はタイプ2だと決定的に実感出来たのは、不具合が発生した時でした。
社長様が納期をバッティングしてきた為に、2つの顧客に対して不良品を納品してしまいました。

作業時間不足による工数短縮及び検査工程の短縮(手抜き)によりました。
作業時間が少な過ぎて当然そうなると思っておりましたのですが、社長様は烈火の如き怒りの形相で「手直しして納品して来い!」
となりました。

心の中で…
「だから持って来た時に無理だと言いましたよね~」
と、思いつつも手直しした上で客先に納品に伺いました。

まぁ~刺すような視線を全身に浴びつつ納品し会社へと戻りました。

タイプ1の場合だと、配下及び手勢の能力を理解した上で仕事を任せるので、時間的な圧迫が見えますし不具合が起きても状況の理解が可能ですので怒る理由もありません。
まぁむしろ恥じ入る位でしょう。

タイプ2の場合は、不具合は全て作業した人間の責任であり社長様に恥をかかせる「迷惑な人間だ」となります。

説明が遅くなりましたが、当時社員は私含め2名で他にパートの女性が数名でしたので、社員2名が深夜まで残業したのは当然至極の事であります。

そこまでしても、時間が足りない状況下での話となります。

結局のところ見分ける方法は、問題が発生した場合の対応でなければ難しいかなぁ~と思っています。

仕事の際、注意すべき心得に
「自責と他責」
とありますが、タイプ1の場合は「自責」の観点から物事を俯瞰しての判断が出来ますが、タイプ2の場合は「他責」の観点ですので狭視野に陥りがちで、物事がうまくいかない場合には腹立たしくなります。

この辺は、人徳の有無にも繋がりますねぇ~。