FROM HAGI

古井戸

カクホの女。第4話を見て思い出した。昔々、突然、飼っていた犬が行方不明になった。昔は犬の放し飼いは当たり前の時代だった。御多分に洩れず、我が家も1日1時間は放し飼いをしていた。放していた犬の二頭の内一頭がいなくなった。呼べど叫べど帰ってこない。相棒の一頭は、私のそばでウロウロ。その相棒が、いきなり、私のGパンの裾を齧り引っ張った。引っ張られるままに、崩れかけた、土塀を乗り越え、真っ暗な夏蜜柑畑に入った。その先に、まったく存在も知らなかった古井戸があり、その中に犬が落ちていた。嘘のような話だけれど、相棒の犬が教えてくれた。我が家から直線で20m弱の距離の古井戸の存在。しかし、犬の道案内。遠回りをして、土塀を乗り越え、夏蜜柑畑を突っ切り、その古井戸にたどりついた。でも、相棒の道案内がなければ、古井戸には気がつかなかった。何年かに一度、その古井戸の大掃除をするらしい。その度に、犬や猫の首輪が見つかると聞く。今でも、その古井戸は健在。この写真の駐車場の左後ろに古井戸はある。







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