6D 24-105mm ISO100
見出しは昨日の鳥海高原ラインでの一コマ。
昨日のつづき。
当初軽く鳥撮りして帰るつもりだったが、鳥海山に雲が掛かってないので急きょ鶴間池Pまで行ってみることにした。
下界から見ていた時はかなり霞んでいたが大台野まで上がると思った以上に空気が澄んでいて、外に出ると強烈な紫外線を感じる。
今この辺りはフジとタニウツギが満開でキレイだ。
高原ラインを少し登るとブナ林ではエゾハルゼミが五月蝿いぐらい鳴いていた。
このセミ、ジッとしてないでよくバックでモゾモゾ動いていた。
窓を開けて走行すると風が涼しくて爽快!
バイクと何台かすれ違ったが最高だろうなぁ。
鶴間池周辺はもう深緑一色となっていた。
フキの綿毛が時々風に吹かれて舞っていた。
ムラサキヤシオは日差しも手伝って目がチカチカする様な強烈ピンク!
恐らくあの色は蛍光色を使わないと再現できない色かも。
鶴間Pで虫捕り網を持った若者が居たので「ギフチョウですか?」と訊いたら「いえ、青いクワガタが居るんですよ」と。
青いクワガタ?? 言われてもピンと来なかったが、暫くして彼が捕れたのを見せてくれた。
「ユキグニコルリクワガタ」というそうで、小指の先ほどの小さなものだがきれいなブルーメタリックに輝いていた。
彼が言うにはブナの新芽をかじって樹液を吸って生きているのだとか。
エゾハルゼミもそうだが、ブナの森は色々な生き物にとって無くてはならないものなんだなぁ。
「ユキグニコルリクワガタ」はなぜか名前を憶えてしまったが、こちらのも教えてもらったのに初めの1字も思い出せない。。