石ころ

ホタルの光




 息子たちは小学校の土曜参観を終え午後に横浜を出発したのだが、停滞もなくとてもスムーズに走れたと言うことで、思ったよりもずっと早く元気に、賑やかに帰ってきた。

孫娘達は背も伸びて、言葉にも成長がみられていよいよ楽しい。
じいちゃんの畑のじゃがいも掘りでは、満面の笑みを浮かべておいちゃんの写真におしゃまなポーズをとっていた。
それでも末っ子の悩みは、「チビって言われるのが嫌なんだ・・」らしい。

「ばあちゃんならデブよりも、チビの方が可愛いくて良いと思うけれど・・」なんて慰めにもならないことを言ったので、ワアワアと大騒ぎになった。たわいない戯れの中で、孫を賜った喜びが染みる。

彼女はおいちやんの部屋にあるドールハウスのお人形遊びが大好き。おいちゃんは大騒ぎで部屋をかたづけ、棚からハウスを引っ張り出してサービスに努めている。

誘われて彼女たちの遊びに入ると、私はなぜか睡魔におそわれるのだ・・。子供の声のトーンが眠気を誘う・・不思議だ。
上の娘は相変わらず、本を手にすると没頭してしまって周りが見えなくなってしまうから・・それは良いことなのだけれど・・う~ん・・ちょっと、みんなつまらなくなってしまう・・。

 嫁さんはたわいもない四方山話を付き合ってくれた。私は殆ど外で世間話とか出来ないので、彼女と気の置けないおしゃべりができることが楽しみなのだ。
主人に「遅くまで起きていたから、差しつ差されつ飲んでいるのかと思った。」なんてからかわれたけれど、「紫蘇ジュースでね。」なんて・・。

主人の体のことや、その後の医師との関わりなども聞いてくれたので、私の心にあることなども話して、あれこれと負った荷物の棚卸し。女同士のおしゃべりも楽しかった・・ありがと。

 賑やかに焼き肉を食べた後、いよいよメインのホタル見物に出掛けていった。
すると・・ホタルは光りの川のように、無数の瞬きとなって迎えてくれたと言う・・。主人も「今までに見たことのない沢山のホタルだった。凄かった。」と興奮して話してくれた。聞いている内に主の御真実が、深い感動となって私の胸の奥に染みていった。

それが、切実な祈りであっても、たわいない祈りであっても・・、主はご自身がご真実であるゆえに、私たちの祈りを御身を低くして聞いてくださるのだろう。祈りが応えられる度に恐れを覚え、主を愛する愛に満たされて行く。ただひれ伏すばかり・・。

 振替休日の月曜日に家族揃っての記念撮影をワイワイと終えて、嫁さんの「行って来るね・・」と言う嬉しい言い間違いを残して帰って行った。

今、私は想う・・御国での神の家族の交わりは、どれほど素晴らしい喜びなのであろう・・。

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