石ころ

2019.11.8 私をほめてあげた話し

 

短歌

彩変える山路に鳥の声も無く
踏むドングリのはぜる音のみ


昨日、使った直後にインターネットが切れてしまった。たぶん、ケーブル会社のトラブルだろう・・何もしなくてもすぐに修復するだろう・・と軽く考えていたがそうは行かなかった。


pc関連は費用からトラブルの解決など、すべて次男が見てくれているのだけれど、最近は週末に帰って来ては、買い物や家具の修理など頼んで面倒を掛けて疲れている様子もあり、出来る事なら知らせたくなかった。話せば3週連続で片道3時間かけて帰ることになるから・・。


でも、どうにもならなくなったら言うつもりだった。彼の助けがあるからブログを続けることができる。トラブルがあっても比較的に落ち着いているのは、バックに控える助けがあるから・・。


イエスさまが居てくださるから、どんなに厳しい局面に立たされても平安がある。助けがあると言うことは心強いことだと思った。まあ、イエスさまにはいの一番に訴えるけれど・・。


長男にラインで相談をしてみた。彼は帰って来る心配は無い。何しろ片道7時間はかかるから。電話が掛かってきて「机の下にある機器の線を全部差し替えてみたら・・」と教えてくれた。


その時、ずいぶん前にケーブル会社の人に教えられてやったことを思い出した。電話で指示を受けながら、机の下に潜り暗い場所で、脂汗を流しながら作業をしたことを思い出し、やる気をなくして生返事をして切った。
もう少し痩せてからなら・・いや、それは死に病だろうから既に無用だろう・・なんて。


今朝になっても当然繋がらない。ケーブル会社ならすぐに修復するはずと聞いていたから、彼に教えられたことをやるしかなかった。
「線を全部抜いてしまって、どれがどれか分からなくなったら・・」と言ったとき「1本ずつやれば良いやろう」になるほど・・


結局やる気になったのは、最悪ごちゃごちゃになっても、現状維持に過ぎないことに気づいたからだった。ただ、繋がらないだけのことなのだ。

カーテンを開けて、体を机の裏にねじ曲げて見ると朝日の加減でよく見えた。二つの機器の線を順番にゆっくり差し替えた。三個目は堅いのでやめたが、スマホのWi-Fiを入れてラインして見ると繋がった!


「よくやった!私をほめてあげたい」これ、好きじゃない台詞だけれど・・。
ただ、線を差し替えただけのことだけれど・・。

この問題の間に気づかされた大切な事があった。それはある日突然、このように私の終わりがやってくるということであった。
でも、私にはその後こそ、本当のいのちの喜びが待っているのだけれど・・。


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