久しぶりのウオーキング。秋は進んで、コスモスの花は寂しくなり、ススキの穂が風になびいている。あんなに全盛を誇っていた彼岸花は見る影もなくなって、草むらにわずかな露草が残っている。
桜の木の小枝が美しく、青空に向かって広がっている。柿の葉も紅葉して散り始めていた。でも、実が少ないなあ・・やはりこの近辺では不作だったみたい。
栗はもう実を落としてしまって、枯れて黒っぽくなったイガが、道端に転がっているばかり・・。
帰り道、畑に寄って主人に足の様子を尋ねる。「大丈夫や」そう言いながら、「ターサイの苗をもう一筋増やそうか」とか「春菊も、ほうれん草もええ芽が出てるやろう」とか、ご機嫌がいいので「あんまり無理したらあかんよ、帰るわ」と言い置いて家に戻る。
洗濯物が、カラリと乾いていて気持ちがよい、これは主婦の喜び。夕食の準備に主人の作ったカボチャを切る、今夜はこれに豚肉などとクリームシチューにしよう。この、名残のインゲンも入れて食べてしまおう。
こんな平凡な私たちの、普通の日々のために、神様のどれほどの細やかな備えが、憐れみや、忍耐や、愛深さが隠されていることだろう。ほとんど何も知らずに、私たちは毎日を過ごしているのだろうと思う。
季節は変わるし、人の心も変わるけれど、神様の約束は永久に変わらない。その事が私には不思議・・ただ、その愛の中で普通に暮らして行く・・・
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