あんなこと、こんなこと

人生もそろそろ林住期にはいりはじめた昭和女ですが、まだまだ現役!

使用前、使用後

2010-08-21 20:38:01 | 日々雑感


もっと早くアップしようと思いつつ忘れていた。
この春いずみを卒業した人たちから桜島という焼酎をもらった。その焼酎にこのコップがついていた。

このコップには焼酎の名前にちなんでサクラの花が描いてある。
初めて水割りで焼酎を飲んだとき、「アレッ?サクラの模様ピンクだったっけ?」

不思議、不思議、氷を入れて冷たくすると、白いサクラの花びらがピンクに変わるなんと素敵なアイデア、素敵なグラス。

誰か来るたび氷を入れて見せて自慢している。

食べ合わせ

2010-08-21 18:36:00 | 日々雑感
体がかゆい。首周りや腕、手の甲、チッチャイ赤いブツブツができてカユイ、痒い。

なんだろう、この暑さでダニでも大量発生したのか、それにしてはちょっと変。
と、ツラツラ考えてみた。

これはキット食べ物だ。昨日何食べたっけ?朝はパンにコーヒーだけ、昼は五目冷やし中華、夜はうなぎとナスの煮物。
そんなアレルギーを起こすようなものはないはず・・・・・・。
アッ、夜、スイカ食べたんだ。うなぎとスイカ?もしかしてこれ食い合わせが悪いものだったっけ。

友だちに「うなぎと食い合わせ悪いのってなんだっけ?」と聞いたら、即答で「スイカ」
あ、そう。それで納得。これ蕁麻疹だぁ。

やっぱり昔から言われている食い合わせってあるんだ、昔の人の言うことはやっぱり聞かなくちゃダメなんだ。

暑さボケ

2010-08-17 14:47:33 | 日々雑感
日本語学校もギャラリーのほうもそれぞれ10日ずつ夏休みがある。でも重なっているのは中1週間ほどなので、長いような、短いような夏休みである。夏休みは子供が巣立ってからはとくに何も行事らしいものはなく、友人と食事するのがせいぜいである。

今年も例外ではなく、基本的には家にこもっていた。しかし1日中一人という日は殆どなかったけど、その中で誰とも会わず、誰とも話さない日が2日ほどあった。その時、それがそんなに遠くない自分の日常になるのだと思い至って慄然とした。することが、というより、しなければならないことが何も・・・ない・・・のだ。

こんな日々がずっと続いたらどうなってしまうのだろうか。仕事もなく、家事なんて一人暮らしだったら全然どうってことないし、毎日違う友人と会うなんていうのも不可能だし・・・。どうやって時間を過ごしたらいいのだろうか。

小学生の時、おじいさんやおばあさんを見て、生きていくのに飽きないのだろうか、と不遜にも思っていたことがある。
そう、確かに、生きていくことに飽きてしまう、そんな日が遠くないことを、そしてひたひたと迫っていることを感じた。

それとも、そんなことを考えたことすら忘れて生きていけるのだろうか。

暑さのせいで、頭が狂いました。

明日から日本語学校の授業再開です。


横浜ローザ

2010-08-13 10:03:56 | 日々雑感
赤レンガに五代路子の横浜ローザを見に行った。

1時間半、休憩もない一人芝居だ。今年で15周年ということらしいが、とても見応えのあるものだった。

横浜ローザは生前一度横浜駅で見かけたことがあった気がするが、確かではない。
五代さんが芝居にしなければ、ローザの人生など知りようもなく、風変わりなホームレスのお婆さんくらいの認識しかなかった。

自分の人生で選択しようがないことのひとつが生まれてくる時代だ。彼女の人生はそんな時代に翻弄されたのかもしれない。
広島で小学校の校長をしていた父と主婦の母、彼女と弟の4人家族のなかで平凡で幸せな少女時代を過ごしていた彼女の人生を変えたのは戦争である。

結婚した夫が戦後B級戦犯で沖縄への強制労働に送られ、彼女は横浜で一人夫の帰りを待つことにした。そんなとき知らずに入った防空壕で米兵にレイプされてしまう。そこから彼女の人生が180度転換する。生活のためもあり、当時呼ばれていた“パンパン”になり、それで知り合った米兵と事実上結婚するが、彼もまた朝鮮戦争で戦死してしまう。だまし、だまされ、差別され、それでも彼女なりのプライドをもって生きていく。あくまでドラマだから彼女の人生を少しきれいに書きすぎているとは思う。

彼女の生き方というより生き様は確かにすごい。他人様の人生を云々することなんかできないけど、私だったら同じ立場におかれたらどんな選択をするだろうかと考えてしまう。人生は常に選択の連続。振り返ってあの時、ああすればよかった、と後悔したって後戻りはできない。反省はするけど、後悔して愚痴るのだけは大ッ嫌い。自分の選択に責任持って進むしかない、と私は常々思っている。彼女も自分の選択に責任持って生きたのかもしれない。

私が感動したのは横浜ローザ自身のことではなく、それを演じていた五代路子さんに対してである。演技も台詞も素人の私からは完璧のように見えたし、すばらしかった。彼女がこれをテーマにしなければ、私たちは横浜ローザのことなんかとっくに忘れてしまっているだろう。五代さんはそんな埋もれた人にスポットをあて、それを通して戦争反対を訴えているように思えた。五代さんの見識、生き方に感動したのだ。何年かたったら、また見てみたい。

帰り道、友だちと人生の選択について話した。「あなただったら、あの時点で、やっぱりパンパンになる選択をする?」と彼女が聞いた。私は「絶対しないとは言い切れないな。」と答えた。彼女は「私は絶対にしない。」と言った。

冷汁

2010-08-10 13:10:15 | 日々雑感
この夏私がハマッテいるもの。・・・冷汁
(二人分)
①白ゴマを炒って、すりつぶす。もちろん炒りゴマを使ってもOK.
②①に砂糖大2加えてさらにすりつぶす。
③胡瓜1本を薄切りと長ネギ半分、大葉を②に加え、すりつぶすように混ぜる。
④味噌大1を加える。
⑤だし汁を加える。但しだし汁なないときは②に顆粒のダシを加え、ここでは水だけを加えるのでもOK.
⑥⑤に氷を浮かべて冷たくし、素麺や冷ご飯にかけて食べる。

これを基本にしてあとはその時の材料や気分で適当にアレンジ。
夏にお勧めの一品。

新しいメニューを知ると、だれかれかまわず食べさせたくなる。先ずは・・・っと。

10年くらい使っていた電子レンジが壊れた。私はいつも2合のお米を炊いて、1回食べたら、あとは1回分ずつ冷凍してしまう。
そして食事ごとに解凍して食べるものだから電子レンジは必需品なのだ。そのレンジが壊れてしまったので、ご飯を温めることができなくなってしまった。でも食いしん坊の私は冷ご飯をいかに美味しく食べるか考えて、冷汁のことを思い出した。

それを食べさせてくれた友だちを思い出し、今、NYにいる友人にメールでレシピを聞いた。早速レシピが送られてきて、今年の夏の我が家の一品となった。

NYの思い出とともに冷汁を食べている。


ヤフーショッピング説明会

2010-08-03 22:38:39 | 日々雑感
真っ青な空に白い雲、ありきたりだけど夏真っ盛りの今日の空。風があるから湿度も低く、気温のわりには爽やかな1日だった。

ネットショッピングの最大手のヤフーの説明会に行って来た。六本木のミッドタウンにあるビルに行く。
受付で入館証と来館者用のペタンと洋服に貼るのをもらい、名刺を持ってきたか聞かれたので、ないと答えた。私の前のオジサンがやはり「名刺を」と受付の人に言われたら、なぜか急に怒り出し、「そんなもの必要ない!一度出すと、お前たちは断っても断ってもシツコク言ってくるんだから。そんなもの出さないよ。」とキレタ。(お~、そんなのにまた説明会に来たの?)と私は心の中でツッコミを入れた。ま、いろんな人がいるからね。
それから入館者証についてる例の何と言うのか分からないけど、よくケータイにかざすものを入り口でピッとやってバーを押して中に入る。社員の人たちは皆若く、イケメン男子社員にキャリアウーマンの女史風社員。カッコイイ
会場へ入る前にまずトイレへ。おっ、トイレも自動ドアだぁ。なんか場違いなところに来てしまったおばさん状態になってしまった。

広い会場には100人を超す人が集まっていた。ネットショッピングにストアを出す説明を受け、やっぱり、そう簡単にはいかないな、ちゃんとヤフーが儲かる仕組みになっているんだ、と変に納得してゴージャスなビルを後にした。

それにしても我が家からミッドタウンまで、外を歩くのは家から駅までの数分だけ。あとはまったく外にでることなく行けてしまうのに驚いた。そのせいかどうかわからないけど、お気に入りの日傘を説明会場に忘れてきてしまった。日傘1本のことで電話をかけるべきか、あきらめるべきか迷っている。

送別会

2010-08-03 09:30:50 | 日本語のこと
メニュー
・鶏肉のから揚げ甘酢漬け
・スペアリブの杏煮
・ササミと野菜のバンバンジー
・ナスとペンネ
・カボチャサラダ
・ポテトグラタン
・うなぎの寿司
・枝豆
・スイカ


昨日の送別会は結局9人の出席。授業後、皆が我が家に集まった。
まずは我が家のゲストノートならぬゲストカーテンにサインをしてもらった。タイ語やハングルが初めて入った。

早速手伝ってもらってセッティングをしたが、韓国人のSさんは主婦でもあるからか、さっとキッチンに入ってさっさと洗いものを片付けてくれる。

まずは暑い中を来たので、当然でカンパ~イ。

日頃は時間がなくて、彼らの素顔になかなか接することができないから、こういうときは本音を聞くいいチャンス。
進学や就職に対する不安やら授業についての感想やら・・・そしてもちろん恋バナも。

「先生、料理、上手ねぇ。」とおだてられ、その一言で単純な私は満足。若い彼らの食欲は気持ちいいほど、殆ど残すことなく完食
食べて、飲んで、笑って、そして最後はきれいに後片付けをしていってくれた。

これが彼らの日本の思い出の一つとなれば、私は幸せ~。


レシピ

2010-08-01 09:13:10 | 日本語のこと
前期の日本語のクラスの学生が8月に母国の大学に復学するので、帰国するという。前期のクラスは雰囲気がよく、学生同士仲がよかった。それで、今は別々のクラスになってしまったが、皆で送別会をするというので、担任だった私も誘われた。

そこで私のおせっかいが始まる。「じゃ、私の家でやる?それだったら、時間、気にしなくてもいいし。」
ということで、明日、総勢12人の外国人学生が我が家に集合する。

現在はマンション住まいで、前の家の何分の一かの狭さになってしまったから、大勢の学生をここに招待したことがまだない。でも、ま、狭さなんて気にしない、気にしない。それより、彼らが日本に来て、一度も日本人の家に遊びに行ったことがないまま帰国することのほうが、残念だ。日本人は体裁を気にしすぎるから、フツー、あまり外国人を家に呼んでくれない。
日本人に「今度、家に遊びに来てくださいね。」と言われて行ったら、変な顔をされたという話は日本語教師が学生に日本人のタテマエについて注意するときよく使う例えだ。

それでと言うわけじゃないが、私はよく学生を家に呼んで、一緒にご飯作って食べる。若い彼らと話すのが楽しいのだ。(単に私の若者好き)それに基本的に人を呼ぶのが好きなのだ。

今日はその準備。30年貯めたレシピをひっくりかえし、久しぶりに気合が入る。
今回は若い学生だから、食欲旺盛、肉系を中心に・・・と思ったら、そうだ、ベジタリアンもいるんだ。イスラム系の学生はいなかったよね・・・などと考えながらメニューを決めるのも楽しみの一つ。


さあ、買出しに行こう