前期の日本語のクラスの学生が8月に母国の大学に復学するので、帰国するという。前期のクラスは雰囲気がよく、学生同士仲がよかった。それで、今は別々のクラスになってしまったが、皆で送別会をするというので、担任だった私も誘われた。
そこで私のおせっかいが始まる。「じゃ、私の家でやる?
それだったら、時間、気にしなくてもいいし。」
ということで、明日、総勢12人の外国人学生が我が家に集合する。
現在はマンション住まいで、前の家の何分の一かの狭さになってしまったから、大勢の学生をここに招待したことがまだない。でも、ま、狭さなんて気にしない、気にしない。それより、彼らが日本に来て、一度も日本人の家に遊びに行ったことがないまま帰国することのほうが、残念だ。日本人は体裁を気にしすぎるから、フツー、あまり外国人を家に呼んでくれない。
日本人に「今度、家に遊びに来てくださいね。」と言われて行ったら、変な顔をされたという話は日本語教師が学生に日本人のタテマエについて注意するときよく使う例えだ。
それでと言うわけじゃないが、私はよく学生を家に呼んで、一緒にご飯作って食べる。若い彼らと話すのが楽しいのだ。(単に私の若者好き
)それに基本的に人を呼ぶのが好きなのだ。
今日はその準備。30年貯めたレシピをひっくりかえし、久しぶりに気合が入る。
今回は若い学生だから、食欲旺盛、肉系を中心に・・・と思ったら、そうだ、ベジタリアンもいるんだ。イスラム系の学生はいなかったよね・・・などと考えながらメニューを決めるのも楽しみの一つ。
さあ、買出しに行こう