33の乗り心地が非常に悪いので、車高調の減衰力をば変更しておったら、「すみませ~ん」と声をかけられた。
ちょうどリヤをやってて、変な格好してたから、ややご機嫌ナナメにて「は~い~」と返事して出て行くと、係長みた男とオバサンが立っておる。
ひと目で何かの勧誘と分かる。
案の定、係長(仮)がチラシを差し出し「○○生命と申します~。定期預金よりもお得な保険がございまして~。100万円お預け下さいますと…」
『って、そんな金あるかい。ドアホ。お前の目は節穴かっ!こんな車乗っててそんな金貯めてる訳ないだろが!だいたい100万円あったら部品買うかレース出るわい、ボケごら』
を、ソフトにした感じの言葉でお断りすると、今度は係長「お勤めされてないなら、ぜひ当社で働いてみませんか~?奥様ならば、お話しも上手ですし、容姿端麗でいらっしゃるから、このお仕事に向いてると思いますよ~」と、スカウトだよ。
『人と話すの苦手だからパートにも行かず、昼間から車いじったりしとんじゃボケ、お前の目はマジで節穴かっ!さらに、ワシのどこ見て容姿端麗なんじゃい。おのれの目ん玉、節穴通り越して、100φストレートマフラーじゃ!このオタンコ係長っ!』
っていうのを、オブラートにお包みした言葉で、お断りいたした。
が、係長、その後もかなりしつこく私を○○生命に引き入れるべく、あ~でもねぇこ~でもねぇと言ってたよ。あれは本当は、人材集めが目的なんだかもしれぬ。だって100万円も預けるお金無いって言ったら、じゃ、当社でお働きなさいよ、みたな話しになるもんね。自然に。
ま、あんたのような節穴係長のいる会社には、絶対行かないけどね。私は。わたくしは。