八咫烏の呪い、さらに継続！

FIFAワールドカップ ロシア大会は現地時間15日に決勝が行われ

フランスがクロアチアに4-2で勝利を収めた。

フランスは5大会ぶり2度目のワールドカップ優勝。


18分、フランスは右サイドの低めの位置でFKを得ると、

グリーズマンがゴール前に送ったボールが

相手FWマンジュキッチの頭をかすめてゴールネットを揺らした。

フランスはシュート0本のまま先制点。


それでもクロアチアはすぐに追いつく。

28分、敵陣中央付近でのFKをモドリッチがペナルティエリア右に送って折り返すと

ヴィーダが落としたボールをペリシッチが左足で強烈に決めて、1-1とした。


35分、フランスがCKをニアに送ると、

マテュイディのヘディングがペリシッチの手に当たった。

主審はビデオ・アシスタント・レフェリーで確認して、PKを宣言。

グリーズマンが冷静に決めて2-1となる。


後半に入り59分、フランスの個の力が大きなゴールを生む。

ポグバが自陣から右サイドのスペースに長いパスを送ると

ンバッペが追いついてクロス。

グリーズマンはシュートが難しいと判断して後方に落とすと、

長い距離を走ったポグバが入ってきてシュート。

一度DFにブロックされたボールを再度シュートし、フランスのリードが2点に。

さらにフランスは65分、ンバッペがミドルシュートを決めて4-1。


それでも諦めないクロアチアは69分、マンジュキッチが

フランスのバックパスを追いかけてGKにプレスをかけると

かわしにきたところでボールを触ってそのままゴール。

クロアチアが再び2点差とした。


クロアチアは終盤、リスクを冒して攻撃的なシステムに変更するが

フランスはもう集中を切らさない。

試合は4-2で終了。フランスが20年ぶり2度目のワールドカップ優勝を決めた。

元記事はコチラ。

---

前半のフランスの2得点については

審判への非難が多く挙がっているようだが…

フランスが負けて欲しかった国の人による妬みか何かなのかな？


フランス国内でも、極右の連中には喜ぶどころか

「自国民があの中に何人いるんだ？　殆どいないだろう！」

なんて露骨に怒り出す人間がいるかも知れないね。

白豚至上主義を否定するような結果になって悔しいから。


クロアチア代表は“ASモナコ所属のGK”がいると優勝出来ない

と云ふジンクスをモロに受けた敗戦か（？）

↑なんでも、これで4大会連続らしいから。モナコGKの話って。


トーナメントに入ってから準決勝までの3試合が

全部延長戦だったことも最後に影響したかな？

縁起が良かった紺色の2ndユニフォームを

決勝戦では着られなかったし（色は無関係だろ）。


それと、このBlogでは8年前にも4年前にも書いているんだけれど

W杯本大会で日本代表と対戦経験がある国は優勝出来ない

「八咫烏の呪い」は今回も継続。

（クロアチア代表と日本代表は1998年と2006年に対戦あり）

2010年のオランダ、2014年のアルゼンチンに続いて

こっちは3大会連続で決勝戦まで進出したんだけれど

またしてもその呪いは破られなかったね。

日本と対戦が組まれた当該大会で優勝出来ないのみならず

１度でも日本と対戦したらその後の大会でも優勝出来ない。

その定義を維持したまま、次大会まで持ち越しだ。

｢末尾が“8”の年の大会は初優勝を飾る国が出る｣法則も

クロアチアの敗戦で途絶えてしまった。

8年前の大会でどっちが勝っても初優勝になる決勝戦

（スペインvsオランダ）が前倒されたから、今回は無かったのかな。


2022年大会にはどうなっているやら。

日本は1998年にギリギリで回避出来た

“自力出場が出来ないから開催権を取って初出場”

の汚名を背負って出場するカタールは果たして勝てるのか。

それ以前に、未だ根強く噂が残る開催権剥奪は現実化するのか？

2026年大会がアメリカ・カナダ・メキシコの3国共催に

決定したから、もうカタールでの開催は動かないだろうけれど。

モロッコが何らかの策を以て代替での開催権を得られなければ。


いずれにしてもフランスの連覇は無いだろうね。

ヨーロッパの外で開催される大会ではカラッキシだから。