SNSDelight

SNSDのいる幸せをユーモラスに

シンデレラの姉たちではありません

2011-02-15 22:58:07 | 創作
舞踏会へ行きたい、舞踏会へ行きたいとソヒョンは泣いていましたが
ソヒョンには着ていくドレスがありませんでした。

「オレンジキャラメルのような衣装が欲しい・・・」
ちょっとセンスを疑う発言ですが彼女はそれほど舞踏会へ行きたかったのです。

「おやおやりんごほっぺのかわい子ちゃんなぜ泣いているのかい?」

ソヒョンはびくっとしました。
部屋の中に不思議な老女が立っていたのです。
不審者だ。ソヒョンは思いました。

「今日お城で舞踏会があるのに私は着ていくドレスもないんです。」

「おやおやそれはかわいそうに。
それでは私がお前のことを助けてあげよう。」

老女は魔法使いだったのです。きれいなドレスをだしてくれました。
でもちょっとすそが短くて太い脚が丸見えです。

「(誰や美脚売りで行こうゆうたヤツは。ぶつぶつ。)」

しかも靴なんかガラスの靴です。
象が踏んでも壊れないでしょうね?
ソヒョンは思いました。正直者なんです。

「どこかにさつまいもはないかい?」

老女は尋ねました。

ソヒョンが夜食に食べようと思っていたさつまいもを差し出すと
老女はそれを馬車に変えてしまいました。

さつまいもの馬車。

「こら、馬車をかじるんじゃないよ。」老女はソヒョンを叱りました。
「でもよくお聞き、12時になったら魔法が解けてもとにもどってしまうから
必ず12時までに戻ってくるように。」

そして・・・・老女はリンゴをひとつ取り出しました。

「ピンチになったらこのリンゴを使いなさい。」

あれ、なんか話が違う・・・ソヒョンは思いましたが口には出しませんでした。



ソヒョンがさつまいもの馬車に乗ってお城に行くとお城では盛大な舞踏会の
真っ最中でした。とてもきらびやかで華やかな音楽も流れていました。

♪うぇっとりや~うぇっとりや~たらるるたらった~

みんなこの曲で優雅にダンスを踊っていました。よーやるわ。

レッドカーペットを歩いていくとソヒョンのまわりだけスポットライトが
あたっているかのように明るくなります。それくらい彼女は目だっていたのです。

するとヨンファ王子がソヒョンのところに近寄ってきて言いました。
「美しいお嬢さん、私と一曲踊っていただけませんか?」

喜んで、とソヒョンが言おうとしたちょうどそのとき、
すぐ上の姉が広間に入ってきたのです。

そうユナねえでした。
ヨンファはユナの顔に釘付けになってしまいました。
目がハート型になってます。

ソヒョンを振り捨てるとユナのところにかけ寄り、
「美しいお嬢さん、私と一曲踊っていただけませんか?」

こけっ。ソヒョンはこけてしまいました。
ユナねえは昔から男たらしだったのです。
あらあらあらあら・・・・・
ソヒョンの鼻息が荒くなってきました。
ヨンファめ~~~

なにかに当り散らさないと気がすまなくなった彼女は老女から
もらったリンゴをヨンファに投げつけてから帰ろうと思いました。

大きく振りかぶって、足を高く上げて、投げました・・・・・びゅー
リンゴはものすごいスピードでヨンファ王子めがけて飛んでいき、
彼の口の中に入ってしまったのです。

かぽっ。

ごっくん。

王子はリンゴを飲み込んでしまいました。
するとどうしたことでしょう。
王子は・・・・みるみるうちに子どもになってしまったのです。

APPLE IS エイポー(by T-ara)

姉たちは叫びました。
「おーまぃがー!子どもきら~い。子どもに用はないわ。」
これはティパニねえです。外国人だけあって正直です。

この子ども(=王子)をなんとかしなければ。
ソヒョンは子どもをかかえて急いで階段を駆け下りました。
はっきりいって誘拐です。
階段のところでガラスの靴が脱げてしまいました。


家に帰ると老女が9人分の衣装のつくろいものをしていました。
律儀な人です。
ソヒョンは老女に起こったことを話して王子をもとに戻してほしいといいました。

老女は首を横に振りながら、それはとても難しい、
でも方法がないわけではないといいました。

姉たちと9人でこの子どもの母親になる子育てバラエティに出れば可能だというのです。

なんてことでしょう!!
老女はKBSのプロデューサーでもあったのです。


こうしてヨンファ王子はキョンサンと名前をかえ、
9人にいたぶられながら収録を終えることができました。

無事にもとの姿にもどってクンブルーというバンド活動を
始めることもできました。


MBCのプロデューサーに転職した老女がウギョルの話を持ってくるのは
それからしばらくしてからのことでしたとさ。

めでたしめでたし。





※つづいてしまいました・・・・・
やめとけばよかった。(少し後悔)

時間の流れがめちゃくちゃになってしまいましたね。
いつもながら強引な展開ですいません。(笑)^^;