こんなんでましたけど~?

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トランシットの惑星

2009-06-19 18:57:26 | 占星術
ホロスコープには出生図(ネイタル)・進行図(プログレス)・経過図(トランシット)の3つがあります。
出生図はその人の持って生まれた性格や運命等がわかるのに対して、進行図経過図は出生後どのような運気の流れになるか=未来予知に使うものです。
進行図には色んな出し方があり、1日1年法がもっとも一般的です。
経過図=トランシットとは、その瞬間・その人の頭上で作られている星の位置を表します。
進行図がその時々の縁や関わりのようなものを表すのに対して、経過図はもっと細かい日々の出来事を予測するのに使います。

進行図については、また後日詳しく説明しますので、今日は経過図=トランシットの惑星についてのお話を。

自分の出生のホロスコープにおいて、トランシットの惑星がどこのハウスに入っているか
出生の惑星とどんな角度(アスペクト)を作っているかでその時にどんなことが起こるかがわかります。
特に、木星・土星・冥王星の3つの惑星が入っているハウスは非常に強い影響が出てきます。
(アスペクトの場合も木星・土星・冥王星の3つは大きく働きます)
ハウスについての説明はここを参照してください。

木星が司るのは成功・発展・拡大。
土星が司るのは制限・束縛・困難。
冥王星が司るのは破壊と再建・目に見えない強いストレスです。

たとえば。
3室に木星が入っている場合。
3室は知識・研究の室であり、言語能力・コミニュケーション能力・学習能力・文章力・小旅行を司ります。
ですから、友達付き合いや旅行や文章を書くことに幸運があるということになります。

また、土星が2室に入っている場合。
2室は金銭への考え方・経済力・所有欲の部屋です。
つまり、金銭的に困難が生じるということになります。

そして、冥王星が11室に入った場合。
11室は、友人の室であり、自己願望達成能力・協力者・友人・団体活動を表します。
冥王星は破壊と再生を司りますので、これらの内容についての破壊と再生=刷新されることとなります。
そして、その破壊については苦しみや痛みを伴います。
たとえば、長年付き合っていた友人との間に何か問題が起こり、縁が切れてしまう。
その代わりに新しい全く違うタイプの友人が出来る。このような現れ方をします。

土星までは目視できる惑星なのに対して、天王星以遠は目で見ることができません。
この不可視惑星の及ぼす影響は、自分の意志ではどうしようもない部分で働くのです。
逆に、木星や土星は自分の意志によって、ある程度のコントロールが可能です。
ですから、2室に土星があるのであれば、それ以前に貯蓄に励み、その時に備えるということも可能なのです。

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