沖縄市あゆみ保育園ブログ

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沖縄待機児童対策スタディ・グループの説明会

2010年06月04日 | 保育
 内閣府において検討がすすめられていた「沖縄待機児童対策スタディ・グループ」の最終会合が1日行われ、提言がまとまったことをうけて6月2日に自治開会で説明会が開催されました。提言は以下の通りです。私たち認可外にとっていくつかの前進的で重要な提言があります。具体化に向けてさらに提案・要求を行うことが重要になります。
1,認可保育所の機能拡充
 ・保育所「分園」の設置促進
 ・沖縄県「安心子ども基金」の使途の弾力化
 ・認可保育所の定員枠の拡大
 ・小規模保育所の認可促進
 ・公立保育所の老朽化対策の促進
2,家庭的保育事業(保育ママ)の推進
 ・家庭的保育事業(保育ママ)周知・普及促進
 ・認可外保育施設を活用した家庭的保育の共同実施 
3,幼稚園の活用
 ・「預かり保育の」推進
 ・低年齢児(3-4才児)の受け入れ枠の拡大
 ・認定こども園の活用
 ・放課後児童クラブの活用
4,認可外保育施設の認可化及び質の向上に対する支援
 ・「地域子育て支援拠点」として支援
 ・一定の質が確保された認可外保育施設への支援
 ・認可促進のための支援・相談体制の整備
5,円滑な推進体制の整備等
 ・「待機児対策基金」による認可化促進事業の周知徹底
 ・「待機児童対策基金」の継続(平成24年度~)の検討
 ・認可外保育所と認可保育所の「連携・提携」の仲介
 ・沖縄県・市町村・保育関係者との連携強化
 ・福祉人材バンクの活用促進
※伊集唯行会長の「指導監督基準を満たした旨の証明書」を交付されていた保育所が経年と共に老朽化等により改善命令が出た保育所は修繕費(上限300万円)を利用できるのかとの質問に対し、国側は「当然利用可能です」と答えていました。
※認可園の代表は、自分たちは財産も提供して認可保育所をつくって運営してきたのに認可外を支援するようなことでは困る。また、認可外と一緒の会議では言いたいことも言えないなどと不満を言っていました。
※認可外園の一人は、はじめて関係者が一堂に会する機会をつくっていただいたことに感謝の言葉を述べ、これからも関係者が揃って話し合いの場をつくる事を希望してていました。私は「定期的に連絡推進協議会」を開催する。となっている事からしてすべての関係者が、同じテーブルに着き「沖縄の子どもの保育」について考える場になることを希望したい。認可、認可外といがみ合う時ではないと思う。