anがプリっとこの世に登場してから2週間が経とうとしています。
産まれた時ゲンコツのような顔をしていたanの顔からも、大分むくみや赤みがとれ
少しお肉もついてだいぶ人間らしくなってきました。
私の体も順調に回復し、ほとんど元通りと言っていいくらいです。
(・・・・出産の時剃られた毛が生えてきて少しチクチクする他は。)
出産の記憶が薄れていかないうちに今回の出産について書こうと思っていたのですが、
やはりなかなかパソコンに向かう時間がとれず、また文章もまとまらないので、
取り合えず入院中感じたことを思い付くままに箇条書きにしていた
手帳のメモをそのままアップしておこうと思います。
少々見苦しいですが私個人の備忘的記録ですので
ご容赦を!
※14日の明け方、陣痛が始まった時に
「あ、この痛み懐かしい。」と思ってしまってから、出産の間中ずっと
「懐かし~い~痛みだ~わ~♪ずっ~と前に~忘れていた~♪」
・・・と頭の中でずっと松田聖子がエンドレスリピートしていたこと。
※入院の時、陣痛室の前まで送ってくれたshinが
「ママ頑張ってね。
お腹に注射されても泣かないでね。
後でお花をもってshin君がお見舞いきてあげるからね。」
・・・と一丁前な言葉で励ましてくれて
今から出産するところだというのに、
子供を産むっていいなぁってしみじみ感動したりしてしまったこと。
※昼の1時半頃出産だったので、もういい加減余裕もなくなっていた12時過ぎ頃
「お昼ご飯です。」と、カレーとナンが運ばれてきて
「出産は体力勝負ですから少しでもかまいませんのでたべて下さいね」と言われ、
「これから下からでっかいものをひり出すっていうのに、上から入れろっていうか!!」
・・・といつになく暴力的な気分になったこと。
※また、なんとか果物を1口2口、口にして
1時近くに「もう結構です」と食器を助産婦さんにお返ししたら、
「それでは歯を磨いて下さい」と洗面所に案内され、
歯医者のくせに
「こんなに痛いのに、歯磨きなんてクソどうでもいい!」
・・・と思いながらも言い出せず
結局言われるまま歯磨きをした流されやすい私の不甲斐なさ。
人生最悪の歯磨き経験だったこと。
※疲れ果てて無言だった前回の出産と違って
体力が余っていたのか、陣痛の間中なんだか無性に腹がたってイライラして
ウーン、チクショウ!
痛いー、チクショウ!
・・・と唸り、小声で毒づきながら耐えていたこと。
呼吸法もなにもあったもんじゃなかったという・・・。
途中で助産婦さんがついてくれて毒吐きは止めざるをえなかったけど、唸り続けていたら
「声を出さずにゆっくり息を吐きながら痛みを逃して~」
と励まされ
声をだして唸ってた方が気が紛れて痛みが発散される気がしてちょっと不満だったこと。
※shinの時は陣痛の時間が長すぎて分娩時は朦朧としていてわからなかったけど、
赤ちゃんはジリジリと少しずつ出てくるのではない。
一気に飛び出すということ。
先生が「すぐそこまで来てるよー来てるよー」といくら言ってくれても
自分では全然赤ちゃんは奥の方にいる感じがして出てくる気がしないのに、
「さぁ後一回だよー」と促されて
「嘘つけ!」思いながらヤケクソでいきんでみたら
シャンパンの栓が抜けるようにスポーン!と赤ちゃんが飛び出てきてその爽快感にびっくり。
スキッと爽快だったこと。
※出産が終わった安心感の中で
眠っている赤ちゃんを見ている時、
「ああ多分今が人生で1番幸せなのかもしれない」
と泣き出したいような気持ちになったこと。
本当に何事もなく元気で産まれてきてくれて良かった。
人生いいことばかりじゃないし、嫌なことも傷つくこともたくさん起こるだろうけど、
そういったものに負けずに人生を楽しめる強い子に育ちますように。
またそれを出過ぎず、サポートしていける賢い母親であれますように。
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