松島や ああ松島や 松島や
仙台の帰りに松島に寄って諸島を遊覧するフェリーに乗ってきたayumiですよ、こんばんは。
「仙台で七夕祭を見た帰りに松島でも観光していこうか~」と
考えることは皆同じだったようで松島は大混雑。
駐車場に車を入れるまでウンザリするほど渋滞し、時間がかかりました。
でも日本三景の松島ですよ。
芭蕉も言葉を失う程の絶景ですよ。
こんな混雑ものともしない程美しいはずなんですよ。
私初めてなんですよっ。
あ~楽しみ!
絶景への期待に胸ふくらませる私の傍らで、
ワクワクがとまらない様子の人間がもう一人。
どこで聞いたのかカモメに餌をやりたくてちびりそうな程興奮している息子@2才。
私たちは列に並び、意気揚々とフェリーに乗り込みました。
お天気も最高に晴れ、吹く潮風も心地好く期待はドンドン高まります。
ヤッホー!
「カモメに餌をやる」と
えびせん1本握りしめて、やる気マンマンでフェリーのshinも後部デッキにスタンバイ。
船は定刻通り出発し、すぐにカモメも飛んできたのですが…
この大入りの人を出来るだけ多く裁こうと
40分のコースを30分少々で回ろうとする船長。
混雑による臨時便でいつもよりたくさんの観光客からえびせんをもらい、お腹いっぱいでやる気の薄いカモメ。
その二つの要素があいまって、
カモメ、フェリーに追いつかず!!!
「shinが!カモメに餌あげるからね!」
「shinのマーク、カモメだからね!」
(まだ文字の読めない園児のために保育園で各自マークが決まっていて、机や棚に目印のシールが貼ってあるらしい)
「shinのカモメだからね!!」
…と張り切ってえびせんの小袋を2つも買ったのに、
最初のえびせん1本を握りしめたまま、しょっぱくなった指を見つめショボくれる息子。
チーン。
↓船長早ぇよ…。
↓カモメももっとガッつけよ…。
あまりにションボリしている息子の気持ちを盛り上げようと、
フェリー後方をかろうじてついてくるカモメにえびせんを投げたり、
shinの手に持ったえびせんができるだけカモメの目に止まるよう、shinを高く抱き上げたり(海に落ちそうなので途中で断念)
「カモメに届かず海に落ちたえびせんを遥か向こうでカモメが美味しそうに食べた」という嘘の実況をしたりするのに忙しく
ほとんど島を見ていないという事実に遊覧終了直前に気づきました。
チーン。
いやー、40分弱ず~っとカモメを見続けてましたよ。アハハ。
なんかチラチラ見えた感じだと長崎の九十九島に似てますよね。