あやたろう日記

感謝の気持ちを忘れずに日々成長!できればいいな。

クリスマスの思ひ出

2008-12-20 02:18:03 | 冬の休日

☆サンタクロースの存在☆

 

 アタシのちびっこ時代って、おそらく、

 相当

 「素直」な子供やったって思う。

 自分でゆーのもなんやけど。

 (自分でゆーな、自分でよぉ・・・By.王子)

 なんでかってゆうたらさ、

 正直、

 サンタクロースの存在っちゅうもんば、

 揺るぎのないものとして

 心の底から

 そう、腹の底から

 信じきっておりました

 ・・・・・







 小学5年生まで・・・。(おばか。)

 ・・・・・

 親にとってみれば、

 幼稚園や低学年までは

 それで良かったのやもしれん。

 まんまと信じ込んでるアタシを見て

 「しめしめ」と思うていたとやろーね、たぶん。

 で。

 「サンタクロースなんておるわけなかろーもん。」

 という同級生には

 「かわいそうに。信じてないけん、サンタさんも来てくれるはずがなかっさ。」

 と同情し、

 「サンタは親ぞー、そんくらいも知らんとやっ。」

 という友人には

 「バカやね・・・。そんな事言うてるとろくな大人にならんよ。」

 と、軽蔑のまなざしで、溜息をつく

 なんとも素敵乙女だったアタシ。

 「うちは仏教やけん、サンタはこんと。」

 という友達に対しては

 心底気の毒に思ったもんばい。

 それと同時に、

 「うちは仏教けど、幼稚園でマリア様にいっぱいお祈りしたけん

 たぶん、サンタさんはそいばちゃんと見てくれとったとばいね・・・。

 毎朝、ちゃんとお祈りしててホントによかったよ・・・。

 マリア様ありがとう。

 と、自分にも降りかかってきたかもしれない

 「仏教やけんサンタが来ない」という

 大事件からも逃れる事ができた事に

 心の底からホッとしたもんです。

 しかしながら、

 大半の友達らにとってみたら、せっかく真実ば教えてやりよっとにさ、

 あぽなアタシに同情だの軽蔑だのされちゃー、

 それこそ、

 大きなお世話やった・・・ってなもんばい。

 そいけど、

 あの当時のアタシは、そりゃーもー本当に

 疑う事も知らない素直乙女やったもんやけん、

 「サンタさんは手の込んだものは作れない。」という

 おかんの”サンタ最新情報(=口車)”に

 まんまと乗せられ、

 「じゃぁ、手袋とかやったら編めるかなー。」

 と、あやたろう。

 「そうね、サンタさんもそれくらいなら編めるさ、きっと。」

 と、あやたろうおかん。

 今、思えば、その”確信的もの言い”は

 一体どっからくるだろーか。

 で、

 クリスマスの朝、枕もとに置いてる

 長崎大丸だか、長崎浜屋だかの包にくるまった

 手袋を握りしめて

 「サンタさんの手編みだー、わーいっ

 とかはしゃいでたあの頃・・・。(赤面・・・

 また違う年には

 「サンタさんは世界中の子供たちにプレゼントをあげなきゃいけんと。

 でも、世界中には、プレゼントをもらえないかわいそうな子たちが

 まだまだいっぱいおるとよ。

 そんな子供たちが1人でも減るように、今年はあんたたちはプレゼントを我慢して

 その分、サンタさんにお金を送ろう。

 あやたんと、だぁくんが送った1,000円で、きっと今年はプレゼントを

 もらえる子が増えるけん。」

 とあやたろうおかん。

 なるほど、言われてみたら、そうやね。

 1回くらいなら我慢するか・・・イヤけど

 と思いながら・・・、おかんと弟と3人で近所の郵便局に行って

 それぞれ、お小遣いから1,000円ずつ、

 窓口のおばちゃんに

 「サンタさんに送って下さい。」

 と手渡し、

 「感心ねー。」

 と言いながら、翌年のキャラクターカレンダーばくれた

 郵便局のおばちゃんの笑顔は今でも思い出せたりして。

 でも、

 クリスマスの朝、

 サンタさんの何かの手違いで、

 間違ってアタシのとこにもちゃ~んとプレゼントが

 届いてるかもしれん・・・と

 思って、慌てて枕もとを確認したけど、

 やっぱし何もなかった・・・のがちょいとばかり寂しかったのも

 よぅ覚えとる。

 そんな思い出と共にあった

 アタシのクリスマスの日々

 小学5年のある日。

 学研のおばちゃんが毎月届けてくれる

 教材本に

 サンタの存在を否定してるかなんか、

 よぅ覚えてなかけど、たぶんそんなたぐいの記事が載ってて、

 「ちょっと、お母さん、これ見てよ。

 学研のくせにバカだねー、

 サンタさんはちゃんとおるとに、こんな事言ってさ。」

 って、

 ”サンタ実在論”をおかんに熱く語り、

 同意を求めたアタシ。

 ・・・・・





 「サンタ?おらんさ。」

 ・・・・・







 はぁっ?!

 ちょいと、おかーさん。

 あなた、今、なんてゆーた?

 「おらんさ」ってなんさ。

 ・・・・・ 


 ガーーーーーーンッッ。




 ・・・という効果音って

 こういう時に使うんだろね、

 というくらい

 そのおかんの血も涙もない一言に

 大打撃を受け、

 体全体がガラガラと崩れていくのを感じながら

 ボロボロと大泣きし

 「今までアタシの事だましとったとぉ?

 そんがんとズルかよぉぉぉ。

 お母さんのばかぁぁぁぁぁっっ・・・。」

 と、ヒックヒック言いながら

 大抗議をするも

 当たり前けど受け入れてもらえず、

 アタシの中での

 「サンタ実在論」は

 小学校5年生であえなく消えて行ったのであります。

 おかんにとってみたら

 「この子は一体いつまで夢みたいな事言ってるんだろーね・・・。」

 と、アポなわが子を見ながら、

 若干、不安に思うていたのやもしれません。

 で、

 「サンタさんって本当にいるとよね?」

 と同意を求めたアタシだって

 実は「もしかしたらいないとかも、でもいるとかも・・・。」という

 びみょーな狭間で思い悩み、

 思わず口に出しておかんに聞いたとかもしれん。 

 と、そこらへんの心境の変化は

 今となってはよぅ覚えとりゃせんのやけど。

 とにかく

 それはそれは、ショックでショックで。

 しばらくは

 毎月配達しにやってくる「学研のおばちゃん」が

 魔女に見えたもんです。

 「学研」を”バカ呼ばわり”し、

 「学研のおばちゃん」を”魔女扱い”する小学5年生。

 うーん・・・。

 かわいくないかも・・・。

 誰だ?素敵乙女ゆうたのは・・・

 で。

 サンタクロース実在論を全否定され、

 絶望の中にありながらも、

 いちお、聞いてみた。

 2つ年下の弟のだぁクンに。

 「サンタ、おらんっていうと、前から知っとった?」

 ・・・・・




 「げーっ、あやちゃん。もしかして、まだ信じとったと?

 ぶははー。ばか

 ・・・・・








 なんなんだ、こいつらは・・・

 そいけど・・・。

 もし、あのままサンタクロースの存在を

 疑うことなく信じ続けてたら

 どうなってただろうか・・・、

 と考えた時、

 あの時は、どうしようもない絶望感と悲壮感に

 包まれた「素敵乙女」のあやたろうだったわけやけど

 よぅ考えてみたら

 あのタイミングで

 真実を知れた事は良かったのかも・・・。

 おかげ様で

 それ以来

 「物欲の塊」と化しております

 ・・・・・






 「最初にいろいろ与えすぎた・・・

 と、あやたろう旦那

 兼

 王子

 兼

 専属サンタクロースは

 ぶつくさ言いよりますが。

 ・・・・・

 はい、きこえなーいっ

 今年のクリスマスプレゼントはなんやろね

 モノくれ、モノ

 以上、「あやたろう素敵乙女にかえる」・・・の巻デシタ

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