１１月２９日岩手大学管弦楽団定期演奏会に出演しました。
…ちょっと長い投稿になるので、時間がない方はスルーしてくださいね。
私は、チャイコフスキー作曲交響曲第五番を演奏した。
今回は、ＹＣＢ－８２０くんと初めて本番を迎える記念すべき会。
しかし、ＹＣＢ－８２０くんはオーケストラ内でどう鳴るのかわからず、直前リハーサルまでＢ管さんと乗るか迷っていた。
去年修了したトロンボーンのＷくんに、朝早くからリハに来てもらってバランスを聴いてもらった。
結局、ＹＣＢ－８２０くんでＧＯ！サインが出たので、デビューが決まった。
…しかし、谷藤の目指すチャイコフスキーとＹＣＢ－８２０くん自体が鳴らしたい音色とで本番中にけんか…。
やっぱりこれからは、百歩譲ってロシアモノだけはＢ管さんとご一緒しようと思った。
けど、交際２ヶ月、まだまだわからないことだらけ。
ＹＣＢ－８２０くんのことがもっとわかればイケるかもしれない。
対話を深めて行きたいと思う。
今回、どうしても気になることがありました。
ブログに書くか迷ったのですが、これは、管・弦楽器を演奏する人にはいつ降りかかるかわからないことなので、みんなで危険を共有するためにも書きたいと思います。
リハーサルの段階から、譜面台の高さ調整の部分が壊れているものが置いてありました。
譜面台の高さ調整をできるものを探して歩きました。
やっとみつけて、よし、これ！と思ってセッティングをしました。
しかし、谷藤の乗る曲は３曲目だったので、当然ですがセッティング換えの時に譜面台が変わっていました。
本番で谷藤のところにあったものは高さ調整の部分が壊れているものでした。
２楽章までは、優雅に譜面台を上げましたが演奏中にゆ～っくり下がりました。
それを何回も繰り返しました。
がんばって演奏しましたが、我慢ができず、３楽章の前でファゴットさんのところに置いてあった譜面台と交換しました。
本番後、お客様に「谷藤さんの優雅な譜面台上げがおもしろかったです。」「３楽章の前で立ち上がっていましたね」と声をかけていただきました。
全っ然集中できない！！！
谷藤はこの曲を何度も演奏したことがあったので譜面を見なくても演奏できたので何とかなったけど。
実は、この出来事は初めてではなく、この会場で２回目だった。
前回は、こんなこともあるかなと思っていたけれど、２回目はさすがに許せない。
これが他の学生だったり、吹奏楽コンクールだったりしたら…。
こんなくだらないことで、その子たちが集中できなかったりしたら、その子たちの１年間の努力はどうなる？
そう思ったら、いてもたってもいられなくなり、会館の方へお話した。
回答は、「私たちは、譜面台をお貸ししているだけなので、どの譜面台を使用するかは借主さんに責任がありますから」とのこと。
レンタカーを借りて、ブレーキが効かなかったらそれは借りた人が悪いの？
確かに、結果的にはちゃんと確認しないで乗った私や、岩手大学オケにも責任があるかもしれない。
しかし、ホールの方は、奏者がどんな思い入れで、どれだけ時間とお金をかけて本番を迎えているか、お客様がどんな気持ちで聴きにいらっしゃっているか、もう一度考えてほしいと思う。
私的には、最低でも欠陥のあるこの２本分の譜面台の料金を払う必要はないと思ったが、そんなことでトラブルになってもおもしろくないので、なにも言わなかった。
結論。
最高の演奏をするためには、ベストな環境を整えるためにこれでもかというほど入念なチェックをする。
譜面台はその場では大丈夫だと思っても、力をかけて下がってこないか確認する。
どうしてこの記事を書くか迷ったかというと、この会館の方々はいい人ばかりだから。
オーディションの時などは、出演者の私たちに「何か困っていることはありませんか？」「緊張していますか？」「がんばってくださいね」など、本当に気配りをしてくださる。
ホールの音響も、荘厳感も大好きだ。
岩手県民にとって、憧れの場所だからこそ、使用者も聴衆も気持ちよく演奏できる環境になってほしいという強い願いを込めて…。
今年で卒業するトロンボーンのＴくん。
彼は、岩手県立大の学生でオケをやるために岩手大学に通っていた。
私の妹もまったく同じ境遇だったので、大変だっただろうということは容易に想像がつく。
どこかヌケている感じだが、憎めない、そんな子だ。
あまりにもひどい時には、叱ったこともあった。
それでも、へこたれない彼をみているとなんだか元気が出た。
彼はきっと大物になる。
彼は、自衛隊でバイト？をしてトロンボーンを買ったらしい。
これからもトロンボーンを続けていきたいとのこと。
がんばれＴくん♪
これからもよろしくね！
本番後、バタバタしていてみんなで写真を撮れなかったのが心残り…。
しかし、ＯＢのみんなと写真を撮りました。
この子たちをみていると、数々の失態を思い出し、昔は若かったな…。なんて思い出に浸ってしまいます。
…ちょっと長い投稿になるので、時間がない方はスルーしてくださいね。
私は、チャイコフスキー作曲交響曲第五番を演奏した。
今回は、ＹＣＢ－８２０くんと初めて本番を迎える記念すべき会。
しかし、ＹＣＢ－８２０くんはオーケストラ内でどう鳴るのかわからず、直前リハーサルまでＢ管さんと乗るか迷っていた。
去年修了したトロンボーンのＷくんに、朝早くからリハに来てもらってバランスを聴いてもらった。
結局、ＹＣＢ－８２０くんでＧＯ！サインが出たので、デビューが決まった。
…しかし、谷藤の目指すチャイコフスキーとＹＣＢ－８２０くん自体が鳴らしたい音色とで本番中にけんか…。
やっぱりこれからは、百歩譲ってロシアモノだけはＢ管さんとご一緒しようと思った。
けど、交際２ヶ月、まだまだわからないことだらけ。
ＹＣＢ－８２０くんのことがもっとわかればイケるかもしれない。
対話を深めて行きたいと思う。
今回、どうしても気になることがありました。
ブログに書くか迷ったのですが、これは、管・弦楽器を演奏する人にはいつ降りかかるかわからないことなので、みんなで危険を共有するためにも書きたいと思います。
リハーサルの段階から、譜面台の高さ調整の部分が壊れているものが置いてありました。
譜面台の高さ調整をできるものを探して歩きました。
やっとみつけて、よし、これ！と思ってセッティングをしました。
しかし、谷藤の乗る曲は３曲目だったので、当然ですがセッティング換えの時に譜面台が変わっていました。
本番で谷藤のところにあったものは高さ調整の部分が壊れているものでした。
２楽章までは、優雅に譜面台を上げましたが演奏中にゆ～っくり下がりました。
それを何回も繰り返しました。
がんばって演奏しましたが、我慢ができず、３楽章の前でファゴットさんのところに置いてあった譜面台と交換しました。
本番後、お客様に「谷藤さんの優雅な譜面台上げがおもしろかったです。」「３楽章の前で立ち上がっていましたね」と声をかけていただきました。
全っ然集中できない！！！
谷藤はこの曲を何度も演奏したことがあったので譜面を見なくても演奏できたので何とかなったけど。
実は、この出来事は初めてではなく、この会場で２回目だった。
前回は、こんなこともあるかなと思っていたけれど、２回目はさすがに許せない。
これが他の学生だったり、吹奏楽コンクールだったりしたら…。
こんなくだらないことで、その子たちが集中できなかったりしたら、その子たちの１年間の努力はどうなる？
そう思ったら、いてもたってもいられなくなり、会館の方へお話した。
回答は、「私たちは、譜面台をお貸ししているだけなので、どの譜面台を使用するかは借主さんに責任がありますから」とのこと。
レンタカーを借りて、ブレーキが効かなかったらそれは借りた人が悪いの？
確かに、結果的にはちゃんと確認しないで乗った私や、岩手大学オケにも責任があるかもしれない。
しかし、ホールの方は、奏者がどんな思い入れで、どれだけ時間とお金をかけて本番を迎えているか、お客様がどんな気持ちで聴きにいらっしゃっているか、もう一度考えてほしいと思う。
私的には、最低でも欠陥のあるこの２本分の譜面台の料金を払う必要はないと思ったが、そんなことでトラブルになってもおもしろくないので、なにも言わなかった。
結論。
最高の演奏をするためには、ベストな環境を整えるためにこれでもかというほど入念なチェックをする。
譜面台はその場では大丈夫だと思っても、力をかけて下がってこないか確認する。
どうしてこの記事を書くか迷ったかというと、この会館の方々はいい人ばかりだから。
オーディションの時などは、出演者の私たちに「何か困っていることはありませんか？」「緊張していますか？」「がんばってくださいね」など、本当に気配りをしてくださる。
ホールの音響も、荘厳感も大好きだ。
岩手県民にとって、憧れの場所だからこそ、使用者も聴衆も気持ちよく演奏できる環境になってほしいという強い願いを込めて…。
今年で卒業するトロンボーンのＴくん。
彼は、岩手県立大の学生でオケをやるために岩手大学に通っていた。
私の妹もまったく同じ境遇だったので、大変だっただろうということは容易に想像がつく。
どこかヌケている感じだが、憎めない、そんな子だ。
あまりにもひどい時には、叱ったこともあった。
それでも、へこたれない彼をみているとなんだか元気が出た。
彼はきっと大物になる。
彼は、自衛隊でバイト？をしてトロンボーンを買ったらしい。
これからもトロンボーンを続けていきたいとのこと。
がんばれＴくん♪
これからもよろしくね！
本番後、バタバタしていてみんなで写真を撮れなかったのが心残り…。
しかし、ＯＢのみんなと写真を撮りました。
この子たちをみていると、数々の失態を思い出し、昔は若かったな…。なんて思い出に浸ってしまいます。
