谷藤綾香のテューバ日記

岩手県在住のテューバ奏者、谷藤綾香の演奏活動についてです。

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抜歯です

2019年02月21日 01時58分03秒 | 親知らず抜歯
明日、下の親知らずを抜歯します。
今日一日が彼と過ごす最後の日になります。

私は大学生の頃から、親知らずが動き出すことに、人一倍恐怖を覚えており、歯医者さんに行く度に、「親知らずくんは大丈夫でしょうか…」とお聞きし、先生に呆れられておりました。
私の場合、横向きに生えており、動き出したら大学病院行き、と宣告されていました。

“30歳を過ぎれば、親知らずは動かない”と、誰かに聞いていましたが、迷信のようです。

しかし、私の感覚では、親知らずくん自身は、私と一生を共にする覚悟で、自らは動いてはいないと思うんです。
私と親知らずくんの友情はこんなにも深いのに、親知らずくんの上の肉がめくれてきて、頭をだしている状態だと確信しております。
友情を壊すとは悪い歯茎め。

ともあれ、2011年の冬(の、あの日)以降から、ストレスが溜まったり、極度に疲れると歯茎が大暴れし、タンギングをするのも嫌になる程痛い時があったのも事実。
先生には、「ストレス溜めすぎです。治す気あるの?」位の勢いで注意されていました。
親知らず上の歯茎がストレスバロメーターになっていました。

歯並びがあまり良くはない&見かけによらず顎が小さめの私は、親知らずとはいえ、奥の歯がなくなることで、演奏にどんな影響があるのだろうか。
と考えると、抜歯はリスキーな気がしています。

親知らずくんを抜くことになり、もう一つの脅迫概念を思い出しました。

高校の生物の先生か、吹奏楽部の顧問の先生か、当時の友人だか、誰だか忘れましたが、10代後半の頃に、
「将来、親知らずの組織を使って、再生医療ができる時が来るから、親知らずは抜かずにとっておいて」と言われ、“そうか、親知らずは抜かずに大切にしなれば。”が頭のどこかにありました。
この言葉に縛られて生きていたことに気がつきました。

それでも、例えば、すごーく忙しいときとか、遠くに居るときなんかに親知らずくんが大暴れしてどうしようもなくなったらどうしよう…の恐怖には勝てず、やはり、今抜こうと決断しました。

そんなこんなで、極度な考えすぎ人間な私、土曜日から1週間、演奏関係のこと、遠征はナシにしています。
打ち合わせは、何日か入っていますが、抜歯後って喋れるのか???

ただひたすらに寝続けて、歯茎をきれいに再生させたいです。

今日一日は、親知らずくんとの時間を大切にしたいと思います。


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