谷藤綾香のテューバ日記

岩手県在住のテューバ奏者、谷藤綾香の演奏活動についてです。

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秋のコンサート ~ふるさとを訪ねて~ 報告です。

2013年01月10日 00時40分27秒 | 演奏会

2012年9月23日(日)に、福島県・昭和村公民館にてコンサートを行いました。
プロになってからずっと、生まれ故郷で演奏するのが夢でした。
いろいろな条件から、今年しかない!と思い、決行しました。
たくさんの方にご来場いただき、本当にうれしかったです。

今回も、尊敬する平野義子さんにピアノをお願いしました。
合わせから本番まで、かなりの強行スケジュールにも関わらず、ガッツリ弾いていただきました。
平野さんはさすがだなぁ。

一部は、クラシックを中心のステージ。

私は、E.エワイゼン作曲のテューバのためのコンチェルトを演奏しました。
この当時、何のために楽器を吹いているのかわからなくなっていたので、大好きなエワイゼンで、平野さんに引っ張ってもらいながら演奏できたのは、本当にありがたかったです。

一部のメインは、ビゼー作曲カルメン組曲。

谷藤歌織と3人で演奏しました。
10年前はフルートとの演奏が、音量のバランス的にキツかったのですが、今回はどうしたらお互いの楽器を邪魔せず、良さを引き出せるかがすぐに分かり、そんなには大変ではありませんでした。
これも、岩手という土地で楽器を吹いてきたからできるようになったことの一つですね。

二部は、なじみの深い曲を中心に演奏しました。

着替えているのは勿論、左手打楽器を入れるため。
「会津磐梯山」で、フロアタムさんを叩きながら、テーブルベルを足で踏んだりしました。
このアイディアは、私の打楽器の師匠、M先生とE先生に教わりました。

そして、堀内孝雄の愛しき日々をテューバで演奏できたのは何より思い出。
なんと言っても、26年越しの夢叶ったり!ですから。

その他にも、福島の偉大なる作曲家、古関裕而作曲「栄冠は君に輝く」、祖母が大好きな「きよしのズンドコ節」、2012年の谷藤の課題曲でもあった「花は咲く」他、たくさんの曲を演奏しました。


プログラムの最後には、3人で「秋のメドレー」を演奏しました。


花は咲くのガーベラです。

今回の演奏会は、昭和村公民館、昭和村教育委員会、福島民報社昭和・本名新聞店、束原家親戚一同のご協力の下、開催することができました。
心より御礼申し上げます。
また、昭和村近郊だけでなく、会津若松や、中通りの泉崎村からいらしていただいた方など、遠方から足をお運びいただき、誠にありがとうございました。

昭和村公民館のホールは、若干私の音が回りましたが、よく響くホールでした。
とっても気持ちよかったです。
大きさもちょうどよい♪
また演奏する機会を作りたいです!


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