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秋紀 芳慧 (Yoshie Akinori)

Tadanori Yokoo & Humio Ueno 〜横尾忠則と上野文緒をみて

先日二つの展覧会を観てまいりました。

一つは横尾忠則美術館の「ヨコオ マニアリスム」展です。我が家の近くにある、とにかくパワーのある美術作品がある美術館なので、時々観に行ってはパワーをもらっています。

今回の展示作品には、大きなキャンバスに釘をガンガン打っていたり、別の作品では自分の大きな顔を描き込んでいたりしています。でも好き勝手にしているようで、どこか一貫性があります。

そしてどの作品にもシリアスになりそうな画面に「?」なものを取り込んでいます。

横尾さんの絵はとにかく情報量が多いです。一見パッとみて理解できそうな気もしますが、何度も会場を回りながら眺め返すと、その度になにか発見があって、見逃しているものが見えてきます。小説を読むのとは方法が違いますが、読み解いていく、絵を観る読解力のようなものが必要です。

そして上野文緒さんの展覧会が、Cafe & Space アンタイルでありました。

上野さんは我がmyos araizaiにも作品を飾っておりますが、剪紙というジャンルを手がけています。剪紙とは中国での切り紙細工です。

会場にはたくさんの作品があちらこちら点在していて、それらが強力な力を発していました。

ひとつひとつは一見すごいなぁ〜という言葉ですみそうですが、こちらもものすごい情報量が多いです。

一つの作品にいくつも手の込んだことがされていてとても理解しきれません。

いろんな図柄が一つの作品の中にあるのですが、それらは巧妙に存在しています。

とても全部の様子を理解できません。

いろんな情報が凝縮しているそれぞれの作品には凄まじいものがあります。

一見端正なもののように見えるがその実とても作り込んでいる、そんな作品はとても力があります。

ぜひ次回も展示が観たい作家二人でした。

 

I recently saw two exhibition.

One is "Yokoo Maniaism" exhibiton at Tadanori Yokoo Museum.

It's a very powerful art museum, so I go to see it from time to time and get power.

In this work of Yokoo, he is striking a nail in a big canvas, or drowing his own big facein another work. But he seems to be doing what he likes, but it is consistent. And he draws mysterious things inwork that are likely to be serious in any work.

The picture of Yokoo has a lot of information volume anyway. I feel I can understand once I see it. However, when I look back at the venue many times, I have someting to discover every time. It needs the ability to understand the picture.

And Fumio Ueno's exhibition was Cafe & Space antail. Her works also decorated in myos araizai. ßhe is engaged in a genre og chopsticks in Chaina called shippuden. Many of her works were powerful at various place in the venue. Each pne feels like I could understand it. However, there are also a lot of information volumes.

There is a number of elaborate inone work. I can't understand everything very much. Various symbols are skillfully present inone work. However, various pieces of information are condensed in one work and it is tremendous.

Such works are very powerful.

I definitely wanted to see the exhibition next time.


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