今ヒトラーの「わが闘争」を読んでいるんですが、おもしろい一言をひとつ。
「多数はいつも愚鈍の代表であるばかりでなく、卑怯の代表でもある。百人のバカど
もからは実に一人の賢人も生まれないが、同様に百人の卑怯者からは一つの豪胆な
決断もでてこない。」
さすが、20世紀の恐怖の天才。この殺傷力全開の言葉、ええ感じ。しかし読む
の疲れるこの「わが闘争」。ヒトラーの、この脳みそをどっか捻じ曲げて力ずく
で書いたようなこの上下二冊。いつまでかかって読みきるか…。