参加できるのも今年はこれが最後かも。
予告見た時から観たかった!
大好きな『ライフ・アクアティック』の
共同脚本の監督と、プロデューサーだし、
絶対観ると決めていた1本。
『イカとクジラ』
脚本・監督:ノア・バームバック
1986年、アメリカはブルックリンに住む、
ある危機に面した一家の話。
とても淡々と進むし、
今の時代、離婚の話題なんて珍しくない。
特に感動させようとしている意図も感じないのに、
小さな締め付けられる何かか散りばめられていて。
変なタイミングで不覚にも涙し、
でもユーモア溢れていて笑いもあった。
あぁ、期待を裏切られなくて嬉しかった。
あとあと考えてみると、
なんだよー、ってくらい重なる部分が多くて。
共同監護ってあるんだ!
週の半分をきっちり分けて、
父親と母親と暮らすなんて!
そんな子供に対する執着は逆だけど、
子供の時の記憶が、
生々しく蘇ったりもして。
思春期の頃に、この映画を観たかった。
そしたら、
親だって人間で、
男と女で、
完璧では無くて、
駄目なところもあって当たり前、
ってもっと早く気づけたかもしれない。
やっとそのことを受け入れられた時、
私はやっと色々解放されたけど、
10代前半とかなんて、
小さな世界で葛藤ばかりしてた。
その時の忘れてた記憶が、
蘇るようなリアルな映画だった。
もうちょっと話題に上がった、
猫のシーンが多かったら良かったな(笑)
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