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INTERVIEW
OF
Vania Zouravliov
JAPANESE
Q: 作品について教えてください。どういった作品を描いていますか?画材はどのようなものを使っていますか。
A: 自分ではグラフィック・アーティストだと思っています。インクとペンを使うことが多いけど写真や生地とかを使って色々と試したりもしてます。
Q: 今までの経緯・キャリア・仕事内容を簡単に教えてください。
A: これまで自分にとって面白いものだけをプロデュースしてきました。好きなミュージシャンともいくつか一緒にプロジェクトをやったし、出版社や雑誌も自分の好きなアーティストやフォトグラファーの作品を出したところをあえて選んだりしてきました。イザベル・アジャーニやソフィー・マルソーのようなインスピレーションをたくさん与えてくれるような人たちとも一緒に仕事をしましたよ。
Q:LONDONで最高峰のエージェンシーのBIG ACTIVEと契約されたそうですが、どういった経緯だったのですか?
A:友人のJASPER GOODALLに作品のいくつかを見せた後、彼が私の作品を彼等に見せてくれました。その後、彼等に会い、BIG ACTIVEのアイデアや姿勢にとても共感しました。
Q: どういったものからインスピレーションを受けますか?やはり日常生活からですか?
A: インスピレーションは色んなところから感じます。ポップカルチャーからも古典芸術からも。ファッション雑誌、本、映画、古い写真、音楽、文化、宗教など、ほとんどすべてのものから影響を受けてますね。 私の人生に対するビジョンはけっこう憂鬱なのですが、そういうものも全部、自分の作品には表れてると思いますよ。
Q: 女性をモチーフにした作品がおおいですが 何か理由/メッセージがあるのですか?
A:私は,子供の頃動物や鳥をいつも描いていました。今は女性を描いています。今の時点で女性より興味があり美しいものは考えられないのです。そして私自身を表現する為に女性のキャラクターを使っているのです。
Q: アートとデザインの関係性についてどう思いますか?また、そこに意識・注意をどう払って制作していますか?
A: すべてのアートはすでにデザインになっていると思います。ストラクチャーとコンポジションがありますからね。偉大なデザインはそれだけで十分パワフルです。だから何かの一部である必要はないんですよ。
Q: アーティストになって何か貴重なことを学びましたか? これが過去だったらどんなふうに変わると思いますか?
A: ひとつ学んだのは、物作りが上手で、これなしでは生きていけないというほどアートを好きでないかぎり、アーティストにはなるな、ってことですね。
Q: 今後の展開を教えてもらえますか?ここで発表している作品は今後の作品に、どのように生かされると思いますか?
A: アーティストにとって一番大事なのはアイデアをどう発展させるかだと思います。今後も色々と試しながら制作していくつもりだし、自分が好きなミュージシャン、ライター、アーティストやモデルともコラボレーションしていきたいと思ってます。
Q:あなたは、多くのCD/レコードジャケットを手がけてますが、理由はあるのですか?
A : 音楽は僕の生活の大部分を占めていて、 僕にとっては毎日音楽を聞くことは食べる事や飲む事と同じ位、大切なんだ。
ミュージシャンと仕事をする時は 彼らのしている事を賞賛するのが僕のやり方だよ。
Q: 今のアートシーンについてはどう思いますか?良い点・悪い点などはありますか? 興味のある活動や企画はありますか?
A: 興味があるものはあまりないです。個人的に個性が大事だと信じているので。 ヘルンヴァイン、丸尾末広、山本タカト、薛亮(Xue Liang)の作品が好きですね。 エクスペリメンタルエレクトロニックミュージックと日本の若手ファッションデザイナーからもインスピレーションを受けてます。コンセプチュアルアートはあまり好きじゃないですね。
Q: 過去、現在のプロダクトブームの中、色々と思う所があると思いますが、企画者側に求める事はありますか?また、企画者とアーティストの関係の理想型を聞かせてください。
A: 企画者やエージェントが良ければ、アーティストとクライアントの関係も良くなるでしょう。アーティストにとって企画よりも制作に時間を費やせる方が大いに助かりますしね。
Q: 多くの人達にとってアートはまだ生活からかけ離れたモノだと思うのですが、 アート/デザインは全ての人にとってどうあるべきものだと思いますか、また アー トへの考え方、楽しみ方を全ての人達に提案/提示してもらえますか?
A: アートはエリート主義的なものであってはいけないし、バカバカしいものであってもいけないと思います。トーベ・ヤンソンの本やモーツアルトの音楽のように世界中から愛されているものもあれば、ハンス・ベルメールの作品のように一部の人にしか理解されないものもあります。でもそれでいいんですよ。
Q: 当サイトの様なネット上にアートギャラリーとしての観念をうめこもうとする概念 /挑戦についてどう思いますか??
A: 現在、インターネットは情報収集のツールとして一番重要なものでしょう。ネットギャラリーや音楽のネットリリースは比較的新しいものだけど、こういうのもすぐ主流になると思います。
Q: 既存のファンはもちろん,全ての人に紹介したいあなたのフェイバリットアーティストを何人か教えてもらえますか??
A: ベルギーの象徴主義者、フェルナン・クノップフの作品が好きですね。彼の作品は目に焼きついて離れないんです。空想的で別世界な感じがするんですよ。他に気に入っているアーティストは、アングル、ギュスターヴ・ドレ、グルーネバルズ、フォン・バイロス、バクスト、喜多川歌麿です。
Q: 日本で仕事をする事に興味はありますか??もしあるならば、どういった仕事を誰としてみたいですか??
A: 僕にはそんなに沢山にコネクションが日本にないから 今の所はできるだけ沢山の日本の会社で 僕の作品が見られるようになることが優先かな。 そしてもしそれが人気が出れば、 誰と仕事をしてみたいかも、もっと明確になるだろうな。
Q: あなたのフェイバリットCDを3枚教えてください。制作するとき音楽は聴きますか?
A: 音楽はいつも聴いてます。
1.Dead Voices on Air _How hollow heart...
2.Premature Ejaculation - Necessary discomforts
3.3rd Eye Foundation - Ghost
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INTERVIEW BY MASANAO IGA
INTERVIEW
OF
Vania Zouravliov
JAPANESE
Q: 作品について教えてください。どういった作品を描いていますか?画材はどのようなものを使っていますか。
A: 自分ではグラフィック・アーティストだと思っています。インクとペンを使うことが多いけど写真や生地とかを使って色々と試したりもしてます。
Q: 今までの経緯・キャリア・仕事内容を簡単に教えてください。
A: これまで自分にとって面白いものだけをプロデュースしてきました。好きなミュージシャンともいくつか一緒にプロジェクトをやったし、出版社や雑誌も自分の好きなアーティストやフォトグラファーの作品を出したところをあえて選んだりしてきました。イザベル・アジャーニやソフィー・マルソーのようなインスピレーションをたくさん与えてくれるような人たちとも一緒に仕事をしましたよ。
Q:LONDONで最高峰のエージェンシーのBIG ACTIVEと契約されたそうですが、どういった経緯だったのですか?
A:友人のJASPER GOODALLに作品のいくつかを見せた後、彼が私の作品を彼等に見せてくれました。その後、彼等に会い、BIG ACTIVEのアイデアや姿勢にとても共感しました。
Q: どういったものからインスピレーションを受けますか?やはり日常生活からですか?
A: インスピレーションは色んなところから感じます。ポップカルチャーからも古典芸術からも。ファッション雑誌、本、映画、古い写真、音楽、文化、宗教など、ほとんどすべてのものから影響を受けてますね。 私の人生に対するビジョンはけっこう憂鬱なのですが、そういうものも全部、自分の作品には表れてると思いますよ。
Q: 女性をモチーフにした作品がおおいですが 何か理由/メッセージがあるのですか?
A:私は,子供の頃動物や鳥をいつも描いていました。今は女性を描いています。今の時点で女性より興味があり美しいものは考えられないのです。そして私自身を表現する為に女性のキャラクターを使っているのです。
Q: アートとデザインの関係性についてどう思いますか?また、そこに意識・注意をどう払って制作していますか?
A: すべてのアートはすでにデザインになっていると思います。ストラクチャーとコンポジションがありますからね。偉大なデザインはそれだけで十分パワフルです。だから何かの一部である必要はないんですよ。
Q: アーティストになって何か貴重なことを学びましたか? これが過去だったらどんなふうに変わると思いますか?
A: ひとつ学んだのは、物作りが上手で、これなしでは生きていけないというほどアートを好きでないかぎり、アーティストにはなるな、ってことですね。
Q: 今後の展開を教えてもらえますか?ここで発表している作品は今後の作品に、どのように生かされると思いますか?
A: アーティストにとって一番大事なのはアイデアをどう発展させるかだと思います。今後も色々と試しながら制作していくつもりだし、自分が好きなミュージシャン、ライター、アーティストやモデルともコラボレーションしていきたいと思ってます。
Q:あなたは、多くのCD/レコードジャケットを手がけてますが、理由はあるのですか?
A : 音楽は僕の生活の大部分を占めていて、 僕にとっては毎日音楽を聞くことは食べる事や飲む事と同じ位、大切なんだ。
ミュージシャンと仕事をする時は 彼らのしている事を賞賛するのが僕のやり方だよ。
Q: 今のアートシーンについてはどう思いますか?良い点・悪い点などはありますか? 興味のある活動や企画はありますか?
A: 興味があるものはあまりないです。個人的に個性が大事だと信じているので。 ヘルンヴァイン、丸尾末広、山本タカト、薛亮(Xue Liang)の作品が好きですね。 エクスペリメンタルエレクトロニックミュージックと日本の若手ファッションデザイナーからもインスピレーションを受けてます。コンセプチュアルアートはあまり好きじゃないですね。
Q: 過去、現在のプロダクトブームの中、色々と思う所があると思いますが、企画者側に求める事はありますか?また、企画者とアーティストの関係の理想型を聞かせてください。
A: 企画者やエージェントが良ければ、アーティストとクライアントの関係も良くなるでしょう。アーティストにとって企画よりも制作に時間を費やせる方が大いに助かりますしね。
Q: 多くの人達にとってアートはまだ生活からかけ離れたモノだと思うのですが、 アート/デザインは全ての人にとってどうあるべきものだと思いますか、また アー トへの考え方、楽しみ方を全ての人達に提案/提示してもらえますか?
A: アートはエリート主義的なものであってはいけないし、バカバカしいものであってもいけないと思います。トーベ・ヤンソンの本やモーツアルトの音楽のように世界中から愛されているものもあれば、ハンス・ベルメールの作品のように一部の人にしか理解されないものもあります。でもそれでいいんですよ。
Q: 当サイトの様なネット上にアートギャラリーとしての観念をうめこもうとする概念 /挑戦についてどう思いますか??
A: 現在、インターネットは情報収集のツールとして一番重要なものでしょう。ネットギャラリーや音楽のネットリリースは比較的新しいものだけど、こういうのもすぐ主流になると思います。
Q: 既存のファンはもちろん,全ての人に紹介したいあなたのフェイバリットアーティストを何人か教えてもらえますか??
A: ベルギーの象徴主義者、フェルナン・クノップフの作品が好きですね。彼の作品は目に焼きついて離れないんです。空想的で別世界な感じがするんですよ。他に気に入っているアーティストは、アングル、ギュスターヴ・ドレ、グルーネバルズ、フォン・バイロス、バクスト、喜多川歌麿です。
Q: 日本で仕事をする事に興味はありますか??もしあるならば、どういった仕事を誰としてみたいですか??
A: 僕にはそんなに沢山にコネクションが日本にないから 今の所はできるだけ沢山の日本の会社で 僕の作品が見られるようになることが優先かな。 そしてもしそれが人気が出れば、 誰と仕事をしてみたいかも、もっと明確になるだろうな。
Q: あなたのフェイバリットCDを3枚教えてください。制作するとき音楽は聴きますか?
A: 音楽はいつも聴いてます。
1.Dead Voices on Air _How hollow heart...
2.Premature Ejaculation - Necessary discomforts
3.3rd Eye Foundation - Ghost
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INTERVIEW BY MASANAO IGA