
種撒きの季節。
今年もまた、パートナーがせっせと市民農園の手入れをしている。
わたしはといえば、
収穫したての瑞々しい野菜の写真を眺めて、
去年のことを思い出している。。。
毎日のように職場に野菜を届けた日々だった。
新鮮な野菜を食べていただきたくて、
あれこれ袋に詰め込んで持っていったっけ。
おいしい
これはうまい
うれしい
ありがとう
優しくてあたたかい気持ちのお返しを、
たくさんたくさんいただいた。
それが、
あそこにいたわたしを、
肯定に繋ぎ止めていてくれる。
自由のきかない手で、
けんめいに口に運んでくれる優しさ。。。
残さず食べようとしてくれる優しさ。
振り向くとそこにあった、ほほえみ。
寄り添っていたのは、わたしではなかった。
彼らこそが、わたしに寄り添っていた。
あのやさしさに触れると、
ちょっとやそっとのことでは、
くじけられなくなる。
実際、本当に、そうなっている。
わたしと縁があったのは、
あの美しい人達の方だったと、
いまは深く理解している。
過ごした時間が短くても、
わたしに方向転換できないほどの影響を与えた。
ともに過ごした夜は一生の宝ものになるのだろう。
みなさんは、お元気だろうか。
新しい引っ越し先には、もう慣れただろうか?
あえて会いに行かずにいる。
いまのところは。。。
写真を眺めながら思い出を思い出しながら、
みなさんの幸せと喜びと健康を祈っている。
笑っていますように。
満たされていますように。
よく眠れていますように。
安らいでいますように。
寂しくありませんように。
今夜も愛をこめて思い出しています。