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toのぶジャケ~キレたら終わりよ

2016-07-22 22:54:22 | 日記
世の中、総て結果論よ。どんな理由があろうと、人様傷つければそれで終わり。全部、結果。なのに、何で「忠臣蔵」は人気あるのか?松の廊下で浅野内匠頭が吉良上介野介に刃傷。確かに、確固とした理由ある。せやないと、映画にならん。が、結果論として、浅野内匠頭の方が悪い。武家社会という特異な環境下やった言うても、観てる方は一般庶民。現実的解釈として、切りかかる方が悪い。浅野内匠頭の刃傷沙汰のせいで、御家断絶、武家の身分剥奪という家来の結果を知りながらの刃傷。でも、この映画の最大のテーマとして、記憶しなければならないのは、キレたら、終わり……言う事。
デヴィット・フィンチャーの「セブン」。ケヴィン・スペーシーの犯人は、キリスト教会(カトリック)の七つの大罪をモチーフにした、猟奇殺人を犯す。世の中は、害悪に満ち、生きるに値しないという、凄い理屈付けての犯行。いわば、狂信的犯罪者。この犯罪者の心理を知ったモーガン・フリーマンの老刑事は、愛妻の首切断されて、取り乱すブラッド・ピットに自制を懇願。キレたら、七つの大罪が実現する。が、耐えられんかった。ブラッド・ピットの大敗北。つまり、「セブン」と「忠臣蔵」は、セットとして、語りかける。キレたら、アカン‼
映画鑑賞では、キレまくる身ども。「ブリジット・ジョーンズの日記」にキレた!ナンチュウ、浅い女性映画。観て、何ら、タメにならない。「サダム・フセインのケツにキスした方がマシ」とか、平気で低次元のセリフ吐く主人公、結局、自分の恋愛願望に合わない男性は、クズ以下と見下す。アメリカでこの映画が人気あるのは、同じ感情持つ女性が多いいう事。この映画は、キレたねえ。ガチにキレた!たかが、映画にキレるとは……、でも、この映画、全くいいものねえのよ。ゲのゲ(外の外)。相手しない。
それにしてものぶジャケ、Yahoo!の方で手一杯で申し訳無い。近々、頂いた、「アナとオットー」のレビュー等書き込みたい。すなわち、恋愛映画について。最高作、「いつも二人で」(スタンリー・ドーネン)や「フォロ・ミー」(キャロル・リード)から、最低の「恋人達の予感」(ロブ・ライナー)、「ブリジット・ジョーンズの日記」まで、取り上げたい。

toのぶジャケ~軽すぎる男達

2016-07-11 20:49:44 | 日記
Yahoo!ブログに手を焼き、久し振りに書き込む。今回は、軽すぎる男達。トップは、この男。ロブ・ライナー。全部軽い❗観た後、何も残らない。好きな人は好きでも、身どもは、嫌や!「プリンセス・ブライド・ストーリー」、「ノース」、ホントに軽い❗この軽さ好む人の手前、余り悪口は言わない……事は無い。「スタンド・バイ・ミー」とか、リヴァー・フェニックス死んだから、価値がある様なもの。主人公の創作小説の場面挿入とか、余計な事。作品のリズム狂う。ただ、仕返しにデブがゲロ吐くだけ。こういう余計な描写の羅列。ロブ・ライナー作品は、軽すぎる。
大林宣彦。「青春デンデケデケデケ」と「遥かなるあこがれ、ギロチン、恋の旅」は、秀作。後、凡作。軽い❗軽すぎる。「姉妹坂」、「漂流教室」、「天国にいちばん近い島」、「houseハウス」、余りの軽さに、乗り物酔いの感覚受ける。見る価値あるんやろか?こんな凡作観たら、頭が時のさ迷い人になる。「廃市」。この人、生死観無い。観念しか無い。血の通わないアート。それが、大林宣彦。
ローランド・エメリッヒ。軽い❗軽すぎる。一作もいいのが無い。こういう人間が映画を駄目にする。メッセージ、軽い。テーマ軽い。だから、思想が軽い❗
ジェームズ・キャメロン。軽い❗軽すぎる。「ターミネーター2」はいい。「タイタニック」は、身どもは、敬遠したい。でも、許す。後、知らない。「アバター」、全く知らない。ただ、面白い事は認める。二度も三度も見る映画かどうか?デビュー作、「殺人魚フライング・キラー」。タイトルだけで、中身判る。
軽すぎる男達。まだまだいる。が、ここまでにしたい。そうしないと、次のネタ無くなる。しかし、軽すぎる男達を観て、納得いかない人達によって、映画は、どんどん面白くなる。

toのぶジャケ4

2016-07-06 20:53:31 | 日記
カンヌ、パルムドール、ケン・ローチ。他に誰かおらんやったんか?グランプリ、グザヴィエ・ドラン。この人、最恐ホラー、「マーターズ」の殺人一家の息子役で出てた。すぐに、殺された。いくつかの俳優経験して、監督業に進出。「マイ・マザー」、普通。良くもなく悪くもない。感覚は、新しい。まだ、二十代やもん。ヨーロッパでやたら受けがいい。何かの可能性、無い事は無いんやけど……。
ケン・ローチの方は、「ケス」という名作がある。最後のフリー・シネマ。ちなみに、「小さな恋のメロディ」も、フリー・シネマ。やけど、欧米人がこの映画のタイトル知る人は、ホンの一握り。相手にされなかった。今も昔も。身どもは、この映画好きや。
本来的にお祭りのオスカーと違い、カンヌは見本市での最上を争う為、こちらの方がオスカーより格が上。英語圏だけというオスカーに対し、どこの言語でも、相手にする。
が、審査員の投票権が大きい事から、受賞作品が片寄る。栄養失調映画祭。
オスカーと言えば、「スポットライト」の不人気には、驚く事無かった。予想通りやった。社会派映画も視点によっては、片寄る。「マッド・マックス/怒りのデス・ロード」は、甚だしく、素晴らしい❗オスカー取ってもおかしくない。前三作が取ったら、おかしい。それ程、このシリーズは、進化した。
ベネディクト・カンバーバッチ、ロバート・パティンソン、ザック・エフロン、代表作皆無の飛べない三羽烏。人気だけで行くと、役者としての任期終わる。エディ・レッドメーンのオスカー受賞が物語る、トゥルー・ストーリー。代表作がある、ジョニー・デップやトム・クルーズとは、天地の開きある。
レオナルド・ディカプリオのオスカー受賞は、トム・クルーズとジョニー・デップ、何よりも、ブラッド・ピットを震撼させた事やろう。間違いなく。ディカプリオは、結構上手いと身どもは思っていた。デビュー作、「クリッター3」。過去は消せない。
のぶジャケ、身どもは考える。何でATG映画は、ひとつひとつ違う作家が撮ってんのに、同じ作風になるのか?エクリチュール(作家性)の問題は、映画作品には、キンタマに等しい。新作映画、ネタが無い。確かにそうやけど、エクリチュールあるか無いか……。ネタが有っても、江戸前か、回転か……。やっぱ、エクリチュール。

toのぶジャケ3

2016-07-06 07:32:13 | 日記
千の風に乗ってという歌あるけど、千も風吹いたらオオゴト!街、吹っ飛ぶね。少なくとも、台風シーズンに聞く歌やない。
アメリカ南部の悲惨な事。冬は極寒、春は砂嵐、初夏は竜巻、夏は猛暑、秋は野性動物が凶暴化して人的被害。映画は、この南部を主題にした作品に、人生苦の縮図から、バイオレンス、ホラーへと幅広く、観客に訴えかける。場合によっては、南部を小馬鹿にしたとしか思えない物まである。本来なら、未開の岩と砂だらけの土地に、極貧移民が雑踏。早い者勝ちの土地争奪。合衆国政府によって、定められた法規によるものらしいが、見るに価しないロン・ハワード映画のひとつ、「遥かなる大地へ」、古くは、オスカー作品「シマロン」に克明の事。やっとで手に入れた希望の土地。後に、必ず竜巻が来る、竜巻街道として現在に至る。タダより恐い物は無いのよ。
そして入植時代。合衆国政府により、土地を購入した農民達に対し、土地争奪の先住者ガチギレ!土地に対しての公式証文か?自分の物や!と証拠も無いただの言い掛かりか?この世界観こそ、「シェーン」。身どもはこの映画、大嫌いやけど、歴史背景として、南部史の流れ学べる。あの映画のラスト、シェーンは実は、死んでいたとかほざかれているが、ただ馬がヨロケタだけ。台本に無いモノを挿入する程、ジョージ・スティーブンスは、気のキク作家では無い。
大西部時代から、今に至る迄のアメリカ南部の暗部こそ、銃問題。でも、警察来るのに五時間かかる地域とか、銃無いと死ぬね。舞台は違うけど、ペキンパーの「わらの犬」は強烈やった。この映画見て、銃が無くなる事は無いと確信させられた。最近では、いじめられっこのリベンジ集団、トレンチコートマフィア等が仕返しに銃を使う。その内、小型クラスター爆弾等を、いじめっこの家に撃ち込む時代が来るやろう。
南部と言えば、ホラーの舞台。誰がいるか解らない恐怖。数時間に一台しか通らない車の横には、果てしなく広がるトウモロコシ畑。悪徳保安官。排他的過ぎる街。がらがら蛇。映画にしなくても、充分ホラー。特に黒人問題は根深い。スティーブ・マックイン(通称、黒いマックイン)の「それでも夜が明ける」の呆れる程の黒人への仕打ち。下手したら、日焼けし過ぎた人間も、当時、叩かれていたんやなかろうか?

toのぶジャケ2

2016-07-05 21:32:21 | 日記
のぶジャケ、せっかくビデオカメラあげたのに、チヒロがアダプター返さなかったばかりに、不自由させた。チヒロ、二十三年も物借りたらアカン。ハヨ、返し。
のぶジャケ、世田谷で言うた様に、「わが青春に悔いなし」で、黒澤は、風にそよぐ木の葉や草を写し、人のアザケリ声、画面に被せる。この映画、主人公に具体的に敵する村人出て無いのよ。全部、風景描写でやってのけとるの。だから、黒澤は凄いと身どもは、言わんのよ。世界の巨匠として、当たり前。市川崑に客来んよ。山本薩生、話にならん。黒澤なのよ、黒澤。
ルイス・ブニュエル。時系列、罰当たり、ウツ、自虐コメ、全部この人から始まる。中でも、「忘れられた人々」。アンジェイ・ワイダがよほど気に入ったのか、「灰とダイヤモンド」のラストの酷似(パクリ?)にはびっくり。溝口の「山椒太夫」のラストも、ゴダールの「気狂いピエロ」で再現。のぶジャケ、身どもは、実は、溝口嫌いなのよ。身どもは、成瀬なのよ。成瀬は、絶対的演出家なのよ。頭が高いのよ。みんな。
「アンドレイ・ルブリョフ」で寝た。「去年マリエンバードで」で寝た言う声、多数。身どもも寝たよ。「パラノーマル・アクティビィティ」で。映画見る時の眠気の辛さ、身どもはよう判る。
午前10時の映画祭、マンネリ言う声、多数。そんなら、午後やればエエ。
キングレコードから発売されたDVD、死ぬまでにこれを見ろ。死んだ後でいい映画ばっか。簡単に言って、見る見ない以前の問題作品ばっか言う事よ。でも、「隣の家の少女」は凄かった。アッパレやねえ。むちゃ緊迫させられた。
緊迫言えば、ルネ・クレマンの「海の牙」は、トラウマ級。終わりまで、握りこぶし!あまりのドキドキに、後から、心臓エコー取ったね。病院で。
のぶジャケ、「英国式庭園殺人事件」のブルーレイ手に入れて、大正解。ホントにいい映画。ただ、残念やけど、そんなに難しくない‼
のぶジャケ、今のライン、ホンマ?キアロスタミ死んだの?でも、あの監督で心に残る映画、あったやろか?「友だちの家はどこ」。どこでも、エエやんの。ただ、夜道、歩き回っただけやんの。「桜桃の味」、「オリーブの林を抜けて」ぐらいか?