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神戸新聞 正平調 から 確定申告について

2007-03-16 | Weblog
ほんとえらい先生方は、なにも感じないでしょうね。
貧乏人の気持ちは・・・
医療費控除なんて、手間だけかかって微々たる物ですから
私も計算すらやめました。



正平調   2007/03/15

確定申告をしながらこんな思いにかられた、と知人が話していた。
定率減税の全廃などで増税感がこれからますます強まる。
だからこそ、「税金の無駄遣いは決して許さない」と

◆きょうが所得税の確定申告最終日だ。
申告書に向かいながら、同じような思いを持った人は少なくないだろう。
少しでも負担を軽くしようと、医療費控除用の領収書などを懸命に集めた人は、
とくにそんな心境ではないか

◆本紙発言欄に七十九歳の男性が投稿していた。
リハビリで毎日通う治療費は一日百十円。
これに内科、眼科、耳鼻科などの領収書をきちんとそろえる。
一年で計十一万円ほどになったとしても、還付は千円。
この実情を国会議員はご存じかと

◆経費の領収書を付ける付けないでもめる国会を見ての実感だ。
国民には事細かに領収書を求めながら、なにを身勝手なという腹立ちがのぞく。
同感である。経費の中身がはっきりしない。
そんな実態がなぜまかり通るのか

◆地方議員へ支給する政務調査費で、
領収書が不要の議会がいまだに少なくない。これも納税者の思いとずれている。
煩雑だ。議員活動が領収書で丸見えになる。
領収書不要の理由としてそんな意見を聞くが、
うなずく納税者がどれだけいるか

◆脱税調査もさらに強めてほしい。
「マルサ」で知られる国税査察の摘発総額は、昨年度で約二百七十四億円。
不届き者はもっといるだろう。脱税をとことん許さない社会になれば、
ガラス張りのサラリーマンの不満も少しは…などと思ってしまう
今年の確定申告。