雇われの悲しみを君に

主題歌

今日車を運転していたら

どこかの女性の歌手が

フリッパーズギターの曲

タイトルはわからないけれど

わたしが2浪していたころのドラマ

「予備校ブギ」

の主題歌が流れてきました。

その途端、当時のことが思い出されました

フラッシュバック?というのでしょうか

このドラマ、最終回が感動的だったんですよね

主人公の緒形直人が2浪決定して

そして伊東四朗演じる父親が

主人公に対して

「早いか遅いかが問題じゃない、やったかやらなかったかが
大事なんだ」

「俺のスネは丈夫だ、どんどんかじれ」

っていうセリフが、自分の境遇と重なって泣けたんですよね

主人公の父親は、小さな町工場とかやっていて
どう見ても、お金なさそうなんですよ

それでも主人公にお金の心配はするな
(予備校代は気にするな)

と主人公を応援するんですよね

わたしにとって、やったかやらなかったかは、

「旧帝大に入るか入れないか」

そういうことだったです。

国立大学至上主義に染まった
地方の進学校で落ちこぼれたわたしにとって、

国立大学の最上位層に君臨する旧帝大ブランドは

自分の努力で手に入る唯一の逃げ道だったような気がします。

2浪時代・・・あれほど社会から隔絶されたような時期はなかったように思います

あれから30年

遠い遠い記憶が、ドラマの主題歌を聴いただけで蘇ってくる・・・

結局は過去は消せないし

これが自分の歩んだ人生なんだと

向き合いそれを認めるしかないのだと思います

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