「井山裕太20歳の自戦記」の構成を手がけた秋山賢司氏は、この本の冒頭の「観戦記者の見た井山裕太」という文章の中で、井山名人が国際棋戦で活躍するであろうことを「票田が開くのはこれからだ」と書いている。
秋山氏は、この表現がお好きなようだ。
というのも「秀行百名局」の「後記-藤沢先生と高尾紳路さん」の中で、高尾九段についても「まだ票田があいていないだけのこと」で、「高尾さんが国際棋戦で活躍するのはこれからではないか」と書いているのを見かけたからだ。
井山名人はともかく、高尾九段はこのところはっきりいってパッとしない。
先の十段戦挑戦者決定戦では意地の(?)粘りをみせたものの結局勝てず、井山名人との間では完全に格付けがついた印象がある。
国内でタイトルも取れないのに、国際棋戦での活躍など到底期待できない。
このままでは秋山氏の票田予想も期待はずれとなってしまいそうである。
高尾九段のブログを眺めていると、この人はつくづく良い人なんだなあと思うのであるが、「棋聖戦も気になりますが、いま一番気になるのが、中国から来る2頭のパンダ。」などという文章を目にするとがっくりしてしまう。
かつて張棋聖と七番勝負を争った頃の輝きが実に懐かしい。
そんなに遠い昔でもないのに。
秋山氏は、この表現がお好きなようだ。
というのも「秀行百名局」の「後記-藤沢先生と高尾紳路さん」の中で、高尾九段についても「まだ票田があいていないだけのこと」で、「高尾さんが国際棋戦で活躍するのはこれからではないか」と書いているのを見かけたからだ。
井山名人はともかく、高尾九段はこのところはっきりいってパッとしない。
先の十段戦挑戦者決定戦では意地の(?)粘りをみせたものの結局勝てず、井山名人との間では完全に格付けがついた印象がある。
国内でタイトルも取れないのに、国際棋戦での活躍など到底期待できない。
このままでは秋山氏の票田予想も期待はずれとなってしまいそうである。
高尾九段のブログを眺めていると、この人はつくづく良い人なんだなあと思うのであるが、「棋聖戦も気になりますが、いま一番気になるのが、中国から来る2頭のパンダ。」などという文章を目にするとがっくりしてしまう。
かつて張棋聖と七番勝負を争った頃の輝きが実に懐かしい。
そんなに遠い昔でもないのに。
当時、タイトルが取れなかった加藤先生に
「票…(以下略)」。
好きというより「何とかのひとつ…」…ゴホンゴホン!
失礼しました。
加藤九段の場合は票田が開いたわけですね。