囲碁日記:明日への一打

囲碁上達を夢見る一アマチュアの日記です。

8月12日:阪急納涼囲碁まつりin東京(2日目)

2019年08月13日 23時30分00秒 | 囲碁関連の話題
阪急納涼囲碁まつりin東京の2日目。

10:00~目隠し碁

目隠し碁は恒例とのことだが、これまで指導碁と重なっていたのか、観戦するのは初めて。
今年の対局者は、芝野虎丸八段と大西竜平四段。
対局者ばかりでなく解説者と聞き手も目隠しという、かなり無茶な企画ではないかと思えた。
(木部二段だけ途中から目隠しを外してよいとの企画サイドからの声が入った。)

しかしさすがプロ、四人ともほぼ正確に盤面を把握していた模様。
大西四段は途中で石の位置を勘違いしていた部分もあったようだが、芝野虎丸八段は、終始着手を縦と横の数字で指示していた。凄い。

打ち掛けとなったが、ここまできちんと対局できるとは驚き。
芝野虎丸八段によれば、9路盤の目隠し碁の方が難しいらしい。
大橋拓文六段も、19路は普段打ち慣れているので把握しやすいのではないかと言っていた。


考慮中の大西竜平四段
対局者は囲碁ガールによる目隠しという趣向。ただ目隠しにはなっていなかった。


解説の大橋拓文六段


聞き手の木部夏生二段


11:00~中島美絵子二段の三面打ち指導碁

3子でお願いして中押し負け。
局後のコメントによれば、白はずっと苦しく、どこか潰れそうだったとのこと。
「力が強い」と言っていただいたが、決め切れないのが弱いところ。
黒は冷静に一手受けておいた方が良かったという局面があったのだが、行けそうだと思ったら突っ走ってやりすぎてしまうのが常。


12:15~12:45羽根直樹九段サイン会

サイン会には終了時間間際に行ったのだが、無事にサインしていただき、写真も撮っていただいた。羽根九段は達筆で気持ちの良い書だと思う。


ふと見ると、芝野龍之介二段も羽根九段のサイン会の列に並んでいた。棋書を購入した模様。ツーショット写真も撮って貰っていた。昨年は入場料払って一般人として参加していたし、兄弟揃って何か面白い人だ。(さすがに今年はプロとして参加されていた。)

13:45まで昼食休憩

今度は冷やしちゃんぽんと餃子、それにエクストラコールドのビール。美味しくいただいた。

13:45~15:15お好みペア碁

芝野兄弟と上野姉妹がそれぞれ兄と姉、弟と妹のペアで対決。
結果は、上野梨紗初段と芝野虎丸八段ペアが、上野愛咲美女流棋聖と芝野龍之介二段ペアに勝利。上野梨紗初段は「姉に初めて勝てた」とのこと。


考慮中の芝野龍之介二段。


15:30~大西竜平四段の三面打ち指導碁

4子でおお願いして中押し負け。
これも決め切れず、一手のミスで優勢だったはずの碁が瓦解した。
局後のコメントは、「ずっとうまく打たれていた」「黒ノゾキからツケが良い手だった」「白はオシたけれど」くらい。後はにっこりされてしまった。もう少しコメントいただけると嬉しかったのですが。

大西四段は、途中から椅子をどかして横の台をずらしてその上に座っていた。
転がる椅子ではなかったので打ち辛かったようだ。そういえば、中島二段の指導碁の回、隣で打っていた金子真季二段はずっと立って指導されていた。


17:00頃~閉会式

指導碁を粘ってしまったので、平成三天王対決の決勝を観戦できなかった。
ただ、局後の三人のやり取りは楽しませていただいた。優勝したのは羽根九段、酔っぱらった高尾九段の解説を信じたのが山下九段の敗着だったらしい。


なお、閉会式で芝野龍之介二段が芝野虎丸八段に託したメッセージによれば、初日の井山四冠のサイン会にも参加していたらしく、井山四冠の本を買ってサインを貰うことができ、嬉しかったとのこと。やはりちょっと変わっている。

これにて2日間の楽しいイベントも終了。
また参加したいと思う。
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