囲碁日記:明日への一打

囲碁上達を夢見る一アマチュアの日記です。

この頃の調子

2011年04月25日 22時31分50秒 | 囲碁関連の話題
毎年この時期は忙しい。今日でひと山越えた感があるものの、これからまだまだ山は続くのであった。
そんな時でもネット碁は結構打っているのだが、打てば負けるという具合で状態は最悪だ。
幽玄の間では7連敗を喫してとうとう6段から落ちてしまった。
落ちた直後の対局で、相手の大ミスで奇跡的に勝ちを拾ってなんとか直ぐに6段に戻ったものの、いつ落ちても不思議ではない。
ネット碁の成績は睡眠時間に正の相関、情緒不安程度(イライラ度)には負の相関があるという気がする。
秒読みの時間が1分の対局で、相手に秒読み中に考え込まれると1分以内という短い時間であるにもかかわらず、イライラしてしょうがない。
そんな精神状態で成績が伴うわけもない。
それに、もう何年も取り組んでいる月刊誌の認定問題で未だかつて取ったことの無いヒドイ成績を記録してしまったように、囲碁の感覚やヨミ自体がボロボロである。
会社の先輩が「ネット碁を沢山打ち過ぎると弱くなる」と言っていたが、当たっている気がする。
また、県代表クラスの人達の碁ワールドの認定問題の成績は100点や99点だという話を聞いて、80点そこそこしか取れない自分は、基本的な問題のレベルでそれだけ差があるのだから、まだまだだなあと思った。

林海峰九段の「死活と手筋の急所」を読んでいるのだが、これはとても良い本だと思う。
基本形と類型を使った死活の解説が特に良いと思う。
級レベルの問題もころころ間違えてしまう私には、おおそうか、と思うことが多い。
文庫本でコンパクトなのも良い。「すぐに使える実戦手筋の急所」と「すぐに役立つ実戦死活の急所」の2冊を合本し再販したというのでそれなりの厚みがあるが、持ち運びが苦になるという程ではないし、何より2冊分の内容だからお得感がある。
この本をマスターしている人がいるならば、その人は幽玄の間6段より上の実力の持ち主である可能性があると言えよう。
(こんなことを言っても虚しいだけだが。)
宝酒造杯までに少しはましな状態になりたいものだ。
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