10月27日（木）：秋の吟醸酒を味わう会

会社の人達と「2016年 東京 秋の吟醸酒を味わう会」に行ってきた。

午後６時から８時の２時間、日本全国の５０近い蔵元の吟醸酒を味あうという催しだった。
ろくにお酒も飲めないし味の違いも分からないが、こういう機会でなければ口にすることができないお酒も出品されるというので、申し込んだ。

出品されているお酒は約２４０種類あり、とてもすべてを飲むことはできない。非売品や参考出品、それと高価なお酒を中心に味わうという方針で臨んだ。
５時４０分前頃に会場に着くと、既に大勢の人が開場を待っていた。中には、おつまみを食べている人もいた。

こちらが事前申し込みについているおつまみ。この量だとすぐになくなってしまうけれど。


会場は二つの部屋に分かれていた。
まずは兵庫の蔵元のお酒から飲むことにし、近畿エリアの蔵元が入っている部屋へ。


３０分程してもう一方の部屋へ移動。
既に無くなっている銘柄もあった。


７時半頃になって、皆さんもう飲めないということで、食事をすることにし、会場を後にした。

ちなみにお酒のお土産もついている。袋を開けるまで何の銘柄かわからないが、大体２千円から３千円のものが入っているようだ。私がもらったお土産は、純米大吟醸「本流」手取川（小売価格税抜き２千円）だった。

色々お酒を味わうことができ、おつまみとお土産もついているのだがら、お得感のあるイベントだった。私は３０銘柄ほど飲み（舐める程度）、味も香りも良く分からない状態ですっかり酔っぱらってしまったが、楽しい時間を過ごすことができた。

飲んだお酒は以下の通り。
表示は、地域、蔵元、銘柄、容量（ml）、小売価格（税抜き）、精米歩合（％）。

岩手、浜千鳥、浜千鳥大吟醸斗びん囲い、720、参考出品、40
秋田、日の丸酒造、純米大吟醸まんさくの花27BY出品酒、720、参考出品、38
山形、出羽桜酒造、出羽桜大吟醸品鑑評会金賞受賞酒、720、非売品、35
山形、亀の井酒造、純米大吟醸くどき上手穀潰し22％、1,800、4,444、22
宮城、内ケ崎酒造店、大吟醸鳳陽山田錦、720、3,500、35
福島、開当男山酒造、開当男山鑑評会出品酒、720、参考出品、35
福島、末廣酒造、特別酒大吟醸斗瓶取り、720、非売品、35
福島、末廣酒造、純米大吟醸亀の尾、720、2,500、50
福島、夢心酒造、純米大吟醸奈良萬斗瓶囲い、720、非売品、48
福島、奥の松酒造、大吟醸雫酒十八代伊兵衛（金賞受賞酒）、720、5,000、40
栃木、天鷹酒造、有機純米大吟醸斗瓶取り、720、非売品、35
群馬、龍神酒造、純大山田錦18、720、非売品、18
群馬、龍神酒造、純大ひやおろし山田錦50、720、2,850、50
長野、宮坂醸造、真澄夢殿、720、5,000、40
富山、若鶴酒造、鑑評会出品酒、720、－、38
富山、桝田酒造店、満寿泉純米大吟醸「寿」「プラチナ」生、720、非売品、35
石川、吉田酒造店、大吟醸「古古酒」手取川、720、5,000、40
福井、吉田金右衛門商店、純米大吟醸瑞雲、720、5,000、40
静岡、土井酒造場、開運波瀬正吉純米大吟醸、1,800、10,000、40/35
静岡、土井酒造場、開運純米吟醸山田錦、1,800、3,400、50
愛知、関谷酒造、純米大吟醸吟、720、5,100、35/40
兵庫、本田商店、純米大吟醸米のささやき秋津、720、15,000、35
兵庫、本田商店、純米大吟醸龍力20、720、20,000、20
奈良、中本酒造店、竹風万葉純米大吟醸斗瓶囲い、720、参考出品、35
奈良、中本酒造店、山鶴平成16年度秘蔵原酒純米大吟醸、720、10,000、40
島根、李白酒造、李白大吟醸斗瓶囲い、720、6,000、35
岡山、利守酒造、酒一筋大吟醸、720、非売品、38
岡山、利守酒造、酒一筋山廃純米吟醸時代おくれ、720、1,475、60
広島、今田酒造本店、純米大吟醸雫酒「妙花風」、720、5,000、40
広島、賀茂泉酒造、大吟醸壽、720、8,000、35
広島、中尾醸造、大吟醸原酒まぼろし桐箱、1,800、10,000、45
広島、中尾醸造、純米大吟醸原酒まぼろし黒箱、720、7,000、45

群馬の龍神酒造の純大山田錦18は、希少で人気があるからか、試飲できるのが午後７時からとなっていた。７時前には長蛇の列ができていた。私も行列に並んで飲んだが、酔っぱらっていて残念ながら違いが良く分からなかった。
また、山形の亀の井酒造については、「全国新酒鑑評会出品酒命（1,800ml、20,000円、35％）」も注目していたのだが、早々になくなったらしく口にすることはできなかった。