サンプリング☆ №111Discharge

私は音楽が大好きです。
20歳ぐらいの頃から洋楽を中心に12インチのレコードを
集めるようになりました。

レコードを集めると自然と人前で音楽をかけたくなるわけで…
塚原とともに音楽イベントに出てはDJをしていた時期がありました。

自分の好きな音楽でお客さん達が盛り上がってくれる状況は
なんとも言えない高揚感でした。

20歳から保険の仕事を始める22歳の頃までは、時間さえあればレコード屋さんへ
行きレアな盤を探し求め、集めたレコードは1,000枚以上。

レコードを聴くにつれて、不思議に思う事がありました。

「あれ？この曲　あの曲に似ている」
「あの曲とそっくり！」


そう…

音楽には「サンプリング」という製作手法があるのです。
有名な曲のワンフレーズやトラックなどをサンプラーでコピーしループ
させて新曲に取り入れる。
最近のマドンナの曲もそうでしたね。

私の大好きなCHERYL LYNN の　GOT TO BE REALも名曲中の名曲ですから
いろんな曲でサンプリングされていますよね。C＆Cのあの曲とか…
もちろん製作者側は権利金を支払っています。使用料みたいなものですね。

完全なオリジナルじゃない！と言う人もいますが、
古きよきものを再生させ、新しいエッセンスを入れ新曲として世に送り出す。
サンプリング手法が音楽業界では成り立っています。
私もサンプリングされた曲を好きになり、それから元ネタを探す楽しみを見出していました。

音楽のリサイクルですね。素晴らしい！！

保険業界も…　保険代理店も…
古き良きものをサンプリングし新しいものに…

片付いた新居のレコード棚を見ながら
そんな事を想うのでした。


進藤