アジアンファッションsoi・ブログ 【アジア日和】

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日本の芸能人(中編) (書き手:カメラマンE)

2009年02月22日 | Weblog
 みなさんこんにちは、カメラマンEです。アジアンファッションsoi のスタッフ・ブログへようこそ。本元のネット・ショップではタイのブランド品を販売しております。何かのキーワード検索でここにやってきた人も、ぜひ本元のWEBショップをのぞいてみて下さいね。


▲現在、TANGOのバッグをセール中! TANGO ターコイズパーティバッグ 28,000円、TANGO レザーショルダーバッグ 22,560円、TANGO 刺繍とビーズのフリンジパーティバッグ 12,900円など多数そろえております!

 さて、前回は山本太郎のメロリンQを始めとした初期のキレキレのネタを紹介しましたが、その続編として僕が敬愛してやまない別の芸能人の初期の映像を紹介したいと思います。竹中直人さんです。
 

▲いい感じの顔で写っております。

竹中直人さんは1956年生まれの俳優です。もともとはテレビの素人お笑い番組から勝ち抜いて、青年座などに入り、現在は映画監督としても活躍しております。自身の監督としては赤井英和と共演する「119」やつげ義春原作の「無能の人」などが代表作として上げられます。が、もともとこの人はテレビではすごくシュールで無茶なギャグを披露することで有名です。即興と脚本のきめのぎりぎりのラインで暴走する、自分勝手な作風はかなり衝撃的です。

暇な人は下の3つの動画をフルでチェックしてみて下さい。

【竹中直人】そっちの方がスゲェ~ 1

【竹中直人】そっちの方がスゲェ~ 2

なぞなぞそっちのほうがスゲー


しつこい芸風ですね。僕はこういうのが好きなので、飲み会でもこういうことばかりやっていたら、人の話を聞かない人間というレッテルを貼られてしまいました。この人の面白いところは、以下の3点に集約されると思います。

●面白い名前(名字が後陣所太鼓とか鏑木とか)を採用する
●擬音を多用する
●自分勝手に楽しくなって、そこを突っ込まれると突如切れる

変な名前って日本人でないと分からない楽しさだと思うんですよね。漢字の雰囲気だとか、笑いのツボって不思議なところにあるんだな~って思います。

竹中さんは1990年代には『恋のバカンス』と『デカメロン』という深夜番組をやっておりまして。これがすごいシュールなギャグの連発なんです。竹中直人はいろんな人格を使い分けて、緊張感のあるコントを繰り出していきます。高橋幸宏とのコンビによる、ジャッキー・ボブ彦、ナンをフィーチャーするナン男、バンド・マスターのバル・スケヒロなどいかしたキャラが満載です。以下は恋はバカンスの最終回をそのまま収録したものです。ぜひチェックして下さい。

恋バカ最終回pt1

恋バカ最終回pt2

▲岡林の曲をやってるのがいいです

不思議な緩さと緊張感が80年代的でいいですよね。

次回も個人的に好きな芸能人を採り上げたいと思います。

 本元のネット・ショップ、アジアンファッションsoi もよろしくお願いします!

日本の芸能人(前編) (書き手:カメラマンE)

2009年02月21日 | Weblog
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 好きな芸能人は誰? という話は飲み会なんかでは普通に行われる会話なのでしょうか? 好きなバンドやロッカー、俳優、映画監督、小説家、なんかについてはよく話す機会があるのですが、芸能人というくくりではあまりそういう話をしたことがないので、今回はそこを書いていきたいと思います。

 まぁ、芸能人というかコメディアンというか俳優というか、で、僕が最近今更ながら衝撃を受けたのは、昔の山本太郎です。山本太郎って最近はなんかパソコンのCMやったり、俳優業ではいい感じの兄ちゃんをやったりしてますが、もともとは天才たけしの元気が出るテレビの高校生お笑いダンス甲子園に出場してその特殊かつ衝撃的なパフォーマンスで有名になった人物なのです。


▲山本太郎 使用前


▲山本太郎 使用後

その山本太郎さんのダンス・パフォーマンスを集めたのが下の動画です。

history of Q - メロリンQ

▲かなりシャープな即興性を持っていると思います

 ダンス甲子園への登場は1988年頃と聞きます。海パン一丁、水泳キャップ、ステッキ、全身オイル、ステッキという出で立ちで、奇妙な動きをしながら“メロリンQ~”と叫ぶスタイルでお茶の間に波紋を呼びつつも、衝撃度が高く、かつクオリティの高い“●●Q”を連発。上の動画では視聴者からの出題を即興でこなしていくという場面も出ていますね。すばらしい。個人的には“磯野~、磯野~  なんだい中島? 磯野Q”は秀逸だと思いますね。

 あとはダンスのオリジナリティが結構独自でいいですね。ほかのコメディー路線で出ていたダンス甲子園の出演者達はあくまでヒップホップ・ダンスをがんばろうとして、まったく駄目なのに対して、この人は動きのキレもなかなかいい。音楽とリズムに合わせてシャープに動く、というところを意識的にやれているのが、いいところなのでしょうね。グループ名も“アジャ・コングと戸塚ヨットスクールズ” ナイス!


▲アジャ・コング&戸塚ヨットスクールの校長戸塚氏

芸能人としては竹島にいってなんか感化されて、暴走気味の不思議な謝罪文をだして、クレームが相次いだりと、お騒がせな一面もあるようですが、突撃系の番組に体当たりでぶつかり、アフリカの土着民にしっかりと馴染んだりしているところを観ると、それなりに純粋な心の持ち主なんでしょうな。


▲趣味はサーフィン ゲイ説もあり

ちなみにメロリンQは所属会社との契約で封印されているそうです。今回は昔の山本太郎にスポットを当ててみましたが、次回もさらに日本の芸能人のおもしろ動画を探してみたいと思います。

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黒人の踊り(後編) (書き手:カメラマンE)

2009年02月19日 | Weblog
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さて、前回の続きであります。ジェームス・ブラウンの動きがスゴイということは、納得していただけましたでしょうか? そんなあなたにはその正式な伝承者(になるはずだった)マイケル・ジャクソンのムーンウォークをどうぞ。
michael jackson - moon walk

▲元祖ムーン・ウォーク やっぱりこのキレはただ者じゃないです

さて、このムーン・ウォークですが、片方の足を滑らせながら後ろに下がっていくという技で、やはりジェームス・ブラウンの変な動きを洗練させたものなんでしょう。と、言っているうちにまたもや素晴らしい画像を発見いたしました。デトロイトが生んだ伝説的なロック・バンド、MC5のフレッド“ソニック”スミスがジェームス・ブラウン(以下JB)ばりの足裁きを見せているという動画です。チェッケラ!
MC5 Ramblin' Rose

▲ステージ左のやたらかっちょいいギターの弾き方をしているのがフレッド“ソニック”スミス。50秒過ぎにステージ下手へ、JB風の足裁きで移動していきます。いかすステージ・アクションのお手本です。曲のブレイクでターンしたりするのもうまい!

MC5は1960年代後半から1970年代にかけてデトロイトを中心に活動したロック・バンドで、イギー・ポップ&ストゥージズなどと共闘関係を結び、檄悪なロックを響かせたグループ。パンクの元祖とも言われるほど。政治集団ホワイトパンサーの広告的な役割を持っていたり、やたら音がでかかったり、当時はまだ過激な言葉だった「マザーファッカー」みたいな言葉を平気でがなったりするため、FBIににらまれたりして、大変だったようです。


▲前列左がフレッド“ソニック”スミス。悪そうな顔してますね。ちなみに隣のアフロはメイン・ボーカルのロブ・タイナー。ちなみに既に両人とも鬼籍に入っております。エイメン。

kick out the jams
MC5(1969)
僕はこれを聴いたことの無い人(または聴いてもピンとこなかった人)をロック好きとは認めません

フレッド“ソニック”スミスはかなり好きなギタリストです。この人はジミヘンやクラプトン、ピート・タウンゼント、パット・メセニー、ジョン・フルシアンテほど有名なギタリストではないですが、ソニック・ユースのソニックはこの人から取られていたパティ・スミスの旦那だったりと、ロック史の中ではそれなりに重要なキーパーソンなんであります。MC5を聴いたことがない人はぜひ、チェックしてみて下さい。

さて、話は横道にそれてしまいましたが、MC5はデトロイトのグループで、デトロイトといえばモータウン。当時は公民権運動も盛んでモータウン・サウンドも花盛りなころ。MC5は音楽的にもサン・ラー(この人についてはまたいつか述べたいと思います)とコラボしたり、黒人音楽の血が入っているはずなんです(メイン・ボーカルはアフロだし)。というわけで、下は珍しいヒゲのJBの名演奏です。

James Brown - Good Foot (Rare)

▲暑苦しい! 

しかし、すごく統制の取れたバンド・サウンドですよね。JBバンドではJBのアクションにより、どの展開になるかとか、ブレイクが入るか、というのが厳しく管理されており、JBは文字通りバンドを手足のように扱っていたと言います。途中で手を振り上げたり、向きを変えたりすると、曲が急に静かになったり、激しくなったりしていますが、これはすべてJBがあらかじめ決めた合図にのっとって即興的にバンドが合わせているんです。客の盛り上がりに合わせて、どんどん有機的にショーを発展させて盛り上げていける、すさまじいディシプリンなんですね。う~ん、すごい。

かと、思っていたら下のような画像も出てきました。

James Brown Drunk (Full Version)

▲JBがテレビに酔っぱらって出てます

英語が分かる人はすごく面白いと思います。なんかドメスティック・バイオレンスをしたJBに対してフェミニストが、“自分がなにやってるかわかってるの?”みたいな質問をすると、よったJBが“おれは「パパズ・ガッタ・ブランド・ニュー・バッグ」や「セックス・マシーン」をやった!”みたいなライブの話ばっかりして、まったく相手の話をきいていないんです。う~ん、めちゃくちゃです。やっぱり、原爆作るような国には恐ろしい偉人が現れるもんなんでしょうな。

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黒人の踊り(前編) (書き手:カメラマンE)

2009年02月17日 | Weblog
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 さて、というような宣伝もさせていただきつつ、今日は黒人のダンスについて書いてみたいと思います。黒人でダンスというと、読者の皆さんに思い浮かぶのは誰でしょう? 30代前後の方であれば、恐らく2つに分かれるのではないでしょうか。そして、それはきっとマイケル・ジャクソンとMCハマーになるはずです。
 
 マイケル・ジャクソンのムーン・ウォークをまねしてがんばった人や、ダンス甲子園やペプシのCMでみたMCハマーにあこがれた人も多いはずです。どちらもその後、それなりに零落しているのは気の毒ですが、まぁ、盛者必衰、諸行無常でありますね。


▲かっこいいころのマイケル・ジャクソン


▲“ハマタイム!” とっつぁん坊や風のMCハマー。ラップが下手だったので、落ち目になってから、周りのラッパーに“MCを取れ!”と脅されて、単なるハマーだった経験もあり。

 この2人はもちろん伝説的にスゴイのですが、さらにスゴイのがやはりこの人でしょう。


▲写真写りのてかり具合から違う。何を食べたらこうなるんでしょうか? “ゲロッパ”でおなじみのザ・ハーディスト・ワーキングメン・イン・ショウビジネス ジェイムス・ブラウン氏

 ジェイムス・ブラウンさんは2006年に惜しくも亡くなってしまいましたが、死ぬまでソウルの帝王として君臨した衝撃的な人物です。1933年生まれで、マイルス・ディヴィス、マイケル・ジャクソン、プリンス、アフリカ・バンバータから忌野清志郎まで、彼の熱いスタイルに影響を受けたと公言するアーティストは数知れません。かくいう私カメラマンEもその1人なんであります。まぁジェームス・ブラウンというのはスゴイ人なんです。日本ではカップラーメンの味噌味のCMに出てきた、変なおっさんというイメージが強いのですが、ファンクやソウルの土台をすごく、ロジカルに作り上げたショービジネス・ミュージックの偉人なんです。で、幼いマイケル・ジャクソンは彼のステージ上での足裁きをみて、ムーン・ウォークを編み出したということなので、その影響力たるやすごいですね。
 
ということで、そんなジェームス・ブラウンさんの白熱のダンスをごらん下さい。
 
James Brown \"Night Train\" Live

▲2分過ぎくらいからのたたみかける感じが素晴らしい!

この人は、音楽的にもビジネス的にもすごいんだけど、警察と6時間もカーチェイスして結局ガス欠でつかまって6年の実刑判決を受けたり、女房をガチでぶん殴ったり、酔っぱらってテレビ放送に出てきたりと、とにかくはちゃめちゃな人物なんですよ。

eddie murphy does james brown on delirious

▲エディ・マーフィーがアポロ・シアターかどっかで、白人相手にジェームス・ブラウンをステージ上でこけにしている映像。ジェームス・ブラウンの歌詞がわけわかんないというところをついてるっぽいです。

こういうおもろい映像がほかにも幾つかあるので、そちらは後編で紹介しましょう。

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衝撃のインド・パーカッションなど:後編 (書き手:カメラマンE)

2009年02月16日 | Weblog
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 さて、前回タブラとザキール・フセインについて書きましたが、もう少しこの人やインド音楽について書こうと思います。1960~70年代のロックはインドの精神世界やドラッグ・カルチャーと深く結びついています。まずはザキール・フセインとジョン・マクラフリンのバンド、シャクティの曲をどうぞ。

John Mclaughlin SHAKTI le danse du bonheur

▲最初に口ドラムで合わせて一気に演奏になだれ込む展開に勢いを感じます


A Handful of Beauty
SHAKTI
上の動画の曲はこのCDに入ってます!

 ところで、ロックとインド音楽の結びつきはなかなか強いんです。例えばザ・ビートルズの有名曲の「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンド」の各単語の頭文字はL.S.D.ですが、これはL.S.D.を体験していたときの感じを音楽であらわそうとしているからだ、という説もあります。
 
Lucy in the Sky with Diamonds

▲いま聞くと曲はポップですが、このイエロー・サブマリンの映像と一緒に見るとかなりアシッドな色使いです

 そんなビートルズの中でも特にインドに傾倒していたのはジョージ・ハリソンで彼は、インド音楽に深く傾倒しラーガ・ロックなるインド伝統音楽とロックをくっつけた音楽を編み出しております。彼はラヴィ・シャンカールというシタールの名人に弟子入りしてインド音楽を習ったりしてます。このラヴィ・シャンカールは1967年に行われた伝説的な野外ロック・フェスティバルにも参加しておりインド音楽のすごさを聴衆に見せつけております。ライブは三日間あって、オーティス・レディングやジャニス・ジョップリン、ザ・フー、ママス&パパスなども出る大規模なフェスですので、ラヴィ・シャンカールは3日目の昼の部(しかもほかの日に昼の部はありません)に出演。そのときの映像は映画になっていて、誰でも見ることができるのですが、最初はヒッピー達も“ステージでなんか始まったよ~”みたいな感じで雑談しているんですが、演奏が白熱してくると、だんだん引き込まれて、最後は総立ちになるんです。音楽のパワーを見せつけられる、ライブです。

Ravi Shankar at Monterey Pop 1

Ravi Shankar at Monterey Pop

▲時間のある人は続けてみて下さい

で、ここでラヴィ・シャンカールといっしょにタブラをたたいているのは、ザキール・フセインのオヤジのアラ・ラカです。すごいですね。さらにちなみにラヴィ・シャンカールはノラ・ジョーンズのお父さん。これは不思議です。


▲ラヴィ・シャンカール(1920生まれ)とノラ・ジョーンズ(1979生まれ)。並べると結構似てるかも

 ちなみにモンタレー・ポップ・フェスティバルはジミ・ヘンドリックスのアメリカでの人気に火を付けたライブでもあります。ここでの壮絶なプレイが観客の度肝を抜き、彼は一躍時の人となるのです。ローリング・ストーンズのブライアン・ジョーンズに「今、世界でもっともエキサイティングな演奏をする男」と紹介されてジミヘンの「キリング・フロアー」がはじまるのところは超エキサイティングです。


▲ジミヘンがギターに火を付けているこの写真。至る所で目にする有名な1枚ですが、実はこれはモンタレーのときのショットなのです。

インド音楽から始まり、あちこちに飛び火してとりとめもない話になってしまいました。ザキール・フセインもラヴィ・シャンカールもスゴイ音楽家なので、一度は聴いてみることをオススメします。

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衝撃のインド・パーカッション:前編 (書き手:カメラマンE)

2009年02月15日 | Weblog
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 インドにタブラというパーカッションがあります。これは北インドに伝わる太鼓の種類で、高音用と低音用の2つの太鼓で構成されているもの。指や手のひらなど、さまざまな叩き方を駆使し、複雑で多彩な表現が可能なんです。
 

▲タブラ 小さい方が高音用、大きい方が低音用
 
インドに古くから伝わるパーカッションで、すごく早くて不思議なビートを出すので、最近はダンス・カルチャーの中にも取り込まれていたりするし、日本でもタブラを演奏するミュージシャンが増えているので、見たことがある人も多いのではないでしょうか? まずは下の動画をごらん下さい。

Amazing Tabla

▲すごいリズム!

 このタブラは300年以上もの歴史を持つ、由緒ある楽器なのですが、インドにこのタブラのスーパースターがいます。それが下のウスタッド・ザキール・フセインさんです。パット・メセニーとサイババの合いの子のような顔をしていますが、世界中のミュージシャンから尊敬される、タブラ・マスターなんです。


▲ザキール・フセイン・ザ・タブラ・マスター!


▲アフロがスゴイ サイババ 


▲こちらはギタリスト パット・メセニー

このザキールさんは1951年生まれ。もともと父親もタブラ奏者で、若いころからタブラを仕込まれたんだそうです。カースト制度の息づくインドのこと、長く続く音楽の家名を引き継いでいるのでしょう。北インドのヒンドゥースターニーという伝統音楽を基盤としているそうですが、20代に海外留学をして見聞を広げます。そこで、グレイトフル・デッドのドラマー、ミッキー・ハートと知り合いヒッピー・カルチャー花盛りのロック文脈の中に、独自の音楽観を持って入っていったようです。以下に若いころのザキール・フセインがタブラがどのような楽器なのかを分かりやすくプレゼンテーションした動画をはります。少し画像が荒いですが、字幕も付いているので、見てみて下さい。

Zakir Hussain lecture and demonstration of tabla

▲ザキール・フセインのプレゼンテーション

言葉で、音と符割りを紹介していますが、インドの音楽は口伝で伝承されるので、こういう形式になったんでしょうね。でも、しゃべった通りの音が出てるのには驚きです。バリのガムランなんかもそうですが、伝統音楽もかなりいっちゃってるのがありますね。すごいです。

その後、ザキール・フセインは世界中のミュージシャンとコラボレーションをして、マイルス・ディビスのギタリストだった、ジョン・マクラフリンとのデュオ、シャクティやニューヨークの鬼ベーシスト/プロデューサーのビル・ラズウェルとタブラ・ビート・サイエンスを結成したりしていて、今もばりばり現役で、日本にもたまに来てます。

この人についてはもう少しネタがあるので、それは後半で。

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うまい棒について:後編 (書き手:カメラマンE)

2009年02月14日 | Weblog
 みなさんこんにちは、カメラマンEです。今日は暖かいですね。朝起きて雨戸を開けるときに触った雨戸が熱かったくらい。春も近いですね。
 
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 さて、これは前回の続きです。うまい棒で楽しいゲームができるという話。これは僕の大学の先輩が編み出した遊びで、飲みの2次会で誰かの部屋になだれ込んで、なんとなくまったりして、話すことももうないし、でも終電もないし……というときにそれなりに時間をつぶせて、盛り上がるというものです。名付けて“利きうまい棒ゲーム”。要領は利き酒と一緒。ルールは簡単で、複数のうまい棒をちょっとずつ、ランダムに食べて、どれがどのうまい棒かをを当てるという感じです。

遊び方

●複数のうまい棒を購入する(1本10円なのでお手軽:10円も出せないビンボーな人も商店街の自動販売機のおつりのところを小1時間も探せば30円くらいは見つけることができるでしょう)。だいたい3種類くらいから始めると良いでしょう。また、結構盛り上がると何回もやりたくなるので、同じ種類を数本ずつ買っておくことをオススメします。

●大きな声を出しても、問題のない場所へ行く(エキサイトしてくると近所迷惑になることもあるので、なるべく壁の薄い部屋は避けましょう)

●各うまい棒を小さく砕く。大きさは小指の爪くらい。

●まず銘柄と味を確認しながら試食

●その後1番手が目隠しをされる

●ほかの人はランダムに砕いたうまい棒を渡す

●食して当てる

 と、まぁこういう流れなんですが、いや~、うまい棒ってほんとに適当に作ってあるんで“~~味”っていうのが自分の脳の中にインプットされてる味と違うので、スゴイ混乱するんですよ。しかも、歯触りが一緒だったりするので、目をつぶるとすごく分かりにくいんです。
 
 初心者向けのルールとしては、目隠しをしたときに渡すのはそれぞれ一つずつでいいのですが、上級者は例えば3つの食べ比べをしているときに、3つとも同じものを渡してもよい、というルールにするとさらに楽しめます。

 そしてさらに面白いのは、みんなで美味しんぼのキャラクターになりきってこの“利きうまい棒”をやること。


▲「女将を呼べ! まさかわたしが誰か知らずにこのうまい棒を出したのではないだろうな!」 海原雄山役は傍若無人で怒りやすいキャラ設定


▲「残念ながら、このうまい棒は出来損ないだ……」 山岡士郎役は少しニヒルな感じで


▲初期の栗田 「どうせ、あたしのうまい棒は30点よ!」 栗田ゆう子役は初心者っぽくもするどい意見を出さなくてはならない


▲味覚に自信の無い人は富井副部長から始めましょう

これ以外にも「ミスター味っ子」風にしてもいいし、「将太の寿司」風、「グルマンくん」風……などさまざまなマンガを下敷きにして遊ぶと、相当楽しめますよ。

さぁ、みんなも美味しんぼを買って予習しよう!

 というわけで、今回も下らないネタを書き込んでしまいましたが、本元のネット・ショップ、アジアンファッションsoi もよろしくお願いします!

うまい棒について:前編 (書き手:カメラマンE)

2009年02月13日 | Weblog
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 春が近づくと、みんなで車で出かけよう~なんて話になることもありますよね。大人の遠足というか、夜に集まって飲みに行くのもいいですが、晴れた行楽日和には昼からあちこち出歩くのも楽しいものです。で、遠足というとおやつは重要。普段から仲良くしている友達とも、おやつの話をすると意外に盛り上がることがあります。とあるおやつが大好物だったり、昔好きだったおやつを語らせたら話が止まらなかった、なんていうことになることが多いのです。
 
 おやつも商品ですから、時代性や地域性から逃れることはできません。だから出身や年齢が近くの人とは盛り上がること必至なのです。さて、しかしとはいえおやつの世界にもロングセラーはあります。ポテトチップやコアラのマーチ、とんがりコーンなどはその筆頭ですが、そういう大資本を背景にしたメガおやつの裏にとんでもないダークホースがいます。それは“うまい棒”です。
 

▲うまい棒 めんたい味。めんたい味のパッケージも複数あるようですね

 1本10円という手軽さと、やすいパチモン臭さを兼ね備えるある種究極のおやつ、いや駄菓子と言えるでしょう(駄菓子って言葉すごいよね、駄馬とか駄目とかの駄がつくんだもの)。うまい棒は株式会社やおきん の販売する棒状のスナック菓子。1979年から販売されており、さまざまな種類のフレイバーがあり、根強い人気を持っています。僕が子供の頃は結構地味なお菓子だったのですが、最近はコンビニでしっかりと展開しているし、いつでもどこでも買えるので、すごくポピュラーですよね。
 
 うまい棒にはやおきん公認のA href="http://www.kawamotto.com/">うまい棒同盟 というファン・サイトがあります。うまい棒の歴史や、そのほかのやおきんのお菓子情報、絶滅したうまい棒のフレイバーやそのほかさまざまな資料がありますので、お暇な方は一見の価値ありですよ。
 
 ちなみに、うまい棒はスタンダードにいつもある5~7種類に加えて、期間限定だったり(人気がないと打ち切り)、季節限定(チョコをコーティングするものは夏場は販売されない)、とか地域限定(きりたんぽ味とか)、でこれまでに約50種類くらいが販売されているようです。ネーミングもなかなかいかしてて、僕が面白いと思ったのは“ギョTHE味”(餃子ですよね)“パンチ味”(なんのことやら)“豆リカン味”(これなんて読むの?)“梅おにぎり味”(梅味ではないんだ……)などですね。いや、アイディアがあふれてますね。
 
 まぁ、個人的にはうまい棒の魅力はやはり、ドラえもんにそっくりのあのキャラですよね。あそこまで露骨にドラえもん風でありながら、押し切っちゃってるところがやおきんの素晴らしさだと思うんですよ。まぁ色も違うし、最初は時代的にも別に何でもありだったんでしょうし、このキャラでここまででかくなるとも考えていなかった、ってことでしょうね。本家のドラえもんも“別に、いいよいいよ”と言わざるをえないへなちょこさ加減が魅力といえば、魅力なんでしょうね。正式な呼び名はないようですが、ファンのあいだでは、“うまえもん”“うまいBOY”などの愛称で呼ばれている模様です。
 
 さて、このうまい棒なんですが、僕は結構好きで、友達の部屋で飲酒なんて場合にも数本買って持って行きます。で、うまい棒ゲームをするのですが、それについては後編で。

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不二家ネクターについて考える (書き手:カメラマンE)

2009年02月12日 | Weblog
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 さて、まだまだ肌寒い日々が続いておりますが、春めいた日差しも少しづつ差し込むようになってきており、新春が待ち遠しいところです。……ですが、花粉症の人には厳しい日々になりそうですね。
 
 ところで、いきなりですが自動販売機って便利ですよね。のどが渇いたときに、いつでもどこでもすぐ飲み物を買えるっていうのは、少し考えるとすごく特殊な状況なんではないかなと思います。ほんと自動販売機ってどこにもありますよね。
 
 ま、コンビニなんかでも飲み物は買えるんですが、最近ではコンビニの棚に並ぶ清涼飲料水も競争が激しいらしくあんまりコンビニで見かけないけれども、自動販売機でなら、なんとなく買えるという種類が存在することに、皆さん気づいてましたか?
 
 その筆頭がこれです!
 

▲不二家ネクターの初期の広告写真です。この子どこの子? かわいい!

 そう、不二家ネクターです。これ30代の人は一度くらいは飲んだことあるんじゃないでしょうか? 正式名称は“不二家ネクターピーチ”なのだそうです。独特のねっとりとした腰の据わったまろやかなのどごしと、桃の甘さが特徴です。実はカメラマンEは果物の中では桃が一番好きなので、このネクターにもいつも注目しておりました。コンビニでは売っていないので、引っ越すとどこで買えるのかをチェックするために、近所の自動販売機を巡って、どこで買えるのかを調べたりしているのです。
 
 で、いつも疑問だったのがこの“ネクター”という名称です。ネクターって少し変な響きですよね。桃と関係のある言葉にも思えないし……。どこかの国の言葉で桃をネクターって呼んでるのでしょうか? それとも、不二家の人が勝手に考えた造語なんでしょうか? 不思議です。大体、飲食物の商品名って変わったのが多いじゃないですか。このネクター、発売は1964年とのことなので(既に40年以上のロングセラー!)、当時、“新しい清涼飲料水の名前を社内公募!”みたいな話になって、安保闘争に疲れた団塊の世代で、今はヘルメット脱いで髪の毛切っておつとめしてますみたいなやつが“けっ、こんな社会がよ~、オレも金のために働いちゃってよ~、三島がよ~”とかいいながら、“ネクタイ着けるのいやだから、ネクターでいいんじゃねぇの?”とかいって書いたのが受かっちゃったのでしょうか?

 なんて、思ってたら大間違いで、どうも不二家のオフィシャル・サイト によると、ネクターは“不二家ネクターは果汁飲料でも、濃縮の果汁飲料でもありません。果実を丸ごと裏ごししたピューレーから出来ている果実そのままの味わいの果肉飲料”なのだそうです。果肉飲料というのも初めて聞きましたが、どうもネクターというのはそのように裏ごしして作った飲み物のことを指す言葉のようです。上記のオフィシャル・サイトによると“ネクターはギリシャで誕生しました。ギリシャ語でネクターは「ネクタル」と言って、古代ギリシャの神々の飲みものとして愛されてきました。ネクタルは甘く、香りも素晴らしいので、不老不死の薬とも考えられています”とあります。
 
 なるほど~、ギリシア語だったんですね。
 
 しかも、そのサイトは、上の文章に、さらに“不二家ネクターのなめらかな味わいは、まさに現代のネクタルですね”と続きを書いています。少し意見に飛躍があるようですが、つまりネクターは不老不死の飲み物ということになります。スゴイですね。

 僕もネクターを飲んで長生きしようと思います!
 
不二家 ネクター

▲怪物くん、江川卓もネクターで長生きしようとしているようです。

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読谷やちむんの里

2009年02月11日 | Weblog

「やちむん」とは沖縄で焼物のことで、沖縄の読谷には

たくさんの陶芸家の作品が売られています。

お店がいくつか点在してるのですが、どれを選ぼうか本当に迷ってしまいます。

それぞれの作品をみてお気に入りに出会えると嬉しいですね。

何の料理を入れようかなんて考えながら探すのが一番楽しいかも!

写真の大きな釜も見どころの一つになっているので、ぜひ見てみて下さいね~。

最近、私達も友達の陶芸教室に行ってきて、体験で作りました。

近日中に作った作品や陶芸の面白さをUPしますね。