アジアンファッションsoi・ブログ 【アジア日和】

アジアンファッションのオンラインショップsoiについての最新情報を配信いたします。

7月17日閉店SALEスタート

2011年07月17日 | Weblog
こんにちは!! アジアンファッションsoiです。
この度、諸事情により9月中旬をもちまして、閉店する事となりました。

4年間のご愛顧誠にありがとうございました。

これに伴いまして、当店在庫一掃SALEを始めました。
TANGO商品も70%OFFの破格になっております!
また、当店の大人気商品CINタイパンツが最初で最後のお値下げです!!
リピーターのお客様も手に入れる最後のチャンスになりますでので、
何卒よろしくお願い致します。

前から、気になってたお客様がいましたら、是非、最後の値下げ機会にどうぞ!!閉店後は
このとぉ~~~ってもかわいいタイパンツは絶対に手に入りません!!

アジアンファッションsoi






cin タイパンツ新作入荷致しました!!

2011年06月07日 | Weblog






日ごろより、たくさんのメールを頂いておりますタイパンツを入荷致しました。自信を持って、かわいい♪って言える商品を今回も取り揃えております!!どれも1点ものですので、お気に入りを探してみてください。

節電効果もばっちり、今年も大活躍してくれます。

アジアンファッションsoi








TANGO 洋服全品再値下げ

2010年03月29日 | Weblog
TANGO洋服最終値下げしました。春から夏にかけて活躍しそうなアイテムすべて値下げしております。TANGOと言うと、バッグや小物が有名ですが、洋服もTANGOらしい凝ったデザインで人気です。

cinタイパンツ新作入荷!!

2009年07月14日 | Weblog

アジアンファッションsoi




おまたせいたしました!大人気のタイパンツ五ヶ月ぶりに再入荷です。
今回、新作の渋かわいいストライプや新色カーキも
出てますので是非ごらんください♪

私も大好きなタイパンツ、らくちんんで普段着るのも
おすすめなのですが、旅行用にも1着持ってると重宝します。
海に山にリゾート地に大活躍です!
私は、旅行に行くときは軽いのでくるくるまるめて何本も持って行きます。
女性がはきたい、かわいくてラインもきれいなタイパンツって
なかなかないのでcinのタイパンツを見たとき一目ぼれしました!
たくさんの方に気に入って頂けて本当にうれしいです。

アジアンファッションsoiを今後ともよろしくお願いいたします。

                     店長 西崎実苗子・麻利子

路線変更! パトナーへ!:インド旅行記 その弐十八 (書き手:カメラマンE)

2009年06月02日 | Weblog
さて、列車を間違えてブッダガヤではなくアラハバードまで行ってバナラシに出戻りしてしまった我々ですが、バナラシは夜の10時過ぎ。かなり暗く、駅の外に出るのは危険という判断から、駅の中にあるリタイアリング・ルームで一晩を明かすことにしました。この時点でかなり消耗している上に、体は汗でべとべと。バナラシの駅はもちろんエアコンが効いているなんていうことはないため、どんどん体力が消耗していきます。RPGでいうところの毒の沼地を歩いているような状況です。

▲一晩50ルピーで雑魚寝のリタイアリング・ルームのベッドを借りました。ベッドは全部で21個ぐらい。女性もいましたが、この状況では全員が敵に見えます

さて、眠れぬ夜もいつかは明け、ダージリンへの仕切り直しの旅が始まります。まず8時からツーリスト・オフィスが開くので、即効でそこへ行きます。聞くとブッダガヤ行きの電車は隔日運行なので、今日は無いというのです。そこで、ブッダガヤの少し北にあるパトナーというところはどうかと聞いてみます。パトナーは同じくバナラシとダージリンの中継となる街なのですが、ブッダガヤとは線路が違うので、どうかなと考えたのです。とにかくバナラシにもう一泊というのは避けたい。すると、パトナーまでならある、というのです。また、パトナーに一泊すれば次の日のパトナーからダージリンまでのチケットも取れるというのです。少し考えましたが、結局パトナーまで行くことにしました。

その時点ですでに9時くらいでしたが、パトナー行きの列車は9時25分発とのこと、急いでホームに急行。今度は間違えないように、周りのインド人にしつこいくらい聞いて回って正しい列車に乗り込むことに成功しました。

インドの列車はすごく長くて、特にチケットに書いてある列車番号が明記されていないのです。またエアコン付きの寝台車も複数の車両がアル場合、チケットには“A1”とか“A2”とか便宜的な車両番号が割り当てられているのに、何も書いていないことが多いのです。
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▲車両の横腹。ACはエアコンのこと。暑いインドではエアコン無しの寝台では地獄を味わいます。THREEはベッドの数です。THREEでは縦に3段のベッドになっています。ちなみにTWOは2段、ONEはファーストクラスでコンパートメントとなります。特にチケットの車両番号は書いておりません

▲少し発達した駅では、プラットフォームの上に電光掲示板があって、列車の番号を提示してくれるところもありました
 
▲寝台でない2等座席は自由席でインド人でごった返しています。ちなみにこの写真、停車中の写真ではありません。運航中にすれ違った列車を撮ったものです

インドの駅は日本とは比べものにならないくらい野性的です。お客さんを投げっぱなしにしていると言っても過言ではないでしょう。ロンリー・プラネットによると“インドにはサービスという精神はない”とのことなのですが、それをまったくもって実感できます。一応、館内放送でヒンズー語と英語で列車番号とプラットフォームを放送しているようですが、インド人はところかまわず大声で怒鳴り散らしているので、かなり注意深く耳を澄まさないと聴き取ることは困難です。

電光掲示板にしっかりと明示される駅もあるし、きちんと見れば列車の名前(DARJIEERIN EXPRESSなどという、電車の路線の名前)は明記されているので、それを見逃さなければよいのですが、列車は20両以上ある上に客車だけでなく貨物車両もあったりするため、列車の名前を確認するためにはかなりホームを行ったり来たりしなくてはいけません。

一番良いのはやはりプラットフォームにたむろする同じインド人に、この列車は正しい列車かと確認するのが確実のようです。ただ、インド人は当意即妙というか、外国人の言葉が分からない場合は適当に返事をすることが多いので、手間ではありますが複数の人に確認するのがよいでしょう。

▲パトナーまでは約5時間程度。エアコン無しの地獄のスリーパーに乗り込みました。子供もぐったり

今回の列車は正しかったらしく、夕方にはパトナーにたどり着きました!

今回はここら辺で。

逆行! 我ブッダガヤに到達せず:インド旅行記 その弐十七 (書き手:カメラマンE)

2009年06月01日 | Weblog
さて、バナラシは話題が満載だったためバナラシの話ばかり長々とアップしていましたが、我々が実際にバナラシにいたのは5月8日くらいまで(くらいまでと書いたのには少々理由があります)。その後、お茶で有名なダージリンや東の中枢コルカタ、ビーチのプリーなどを経て現在は水郷地帯のケーララまで足を伸ばしております。ちなみに帰国は5月30日を予定しておりますので、ずいぶんとネタが溜まっている状態です。今後もインドネタで引っ張る予定ですのでこうご期待!

そろそろ、バナラシを後にして次の地に移動しようという話になり、どこに行こうかと相談した結果、今インドは非常に暑いので北の方の避暑地に向かおう、ということになりました。インドで避暑地というと真っ先に上がるのがお茶で有名なダージリンです。

ダージリンはコルカタからは北に100km、標高は2134mにも達する高地に広がる街です。バナラシの駅から直行便の電車を探すと今はシーズンでまったく空席がない状態。途中でブッダガヤーを経由するならば、ダージリンまで2日で行けるというので、そこでブッダガヤーまでのチケットをとりました。ブッダガヤーは四大仏跡の一つで、釈尊ことゴータマ・シッダルターが悟りを開いた土地といわれているところです。


▲ガンガー・フジ・ホームの若き従業員、アソック君。今時の日本では見られない純粋な目をした18歳でした

電車は10時半発くらいだったのでガンガー・フジ・ホームを午前9時くらいにチェックアウト。オート・リキシャーで20分くらいの距離です。


▲バラナシ駅

インドの電車は固有の4桁の番号で認識されます。また、どのプラットフォームに到着するかは、その日次第、つまり飛行機のようにフライトナンバーでチェックして自分で発着のプラットフォームを探す必要があるのです。自分の電車の到着するプラットフォームは電車の到着する数時間前から電光掲示板に提示されます。また、これはよくあることなのですが、電光掲示板に提示されていない場合もあり、これは注意が必要。リクワイアといって、なぜか隅っこの方の黒板に駅員が自筆で“2467番列車は4番ホーム”みたいなことを書いている場合があるので、見落とさないようにしなければいけません。

さて、我々のガヤ行き列車のプラットフォームは4番ホーム。到着は結構遅れているようです。

▲荷物を運んでくれるポーターの人は赤いシャツを着ているので、それと分かりやすくなっております。しかし、インド人は旅行に大量の荷物を持ち込みますね

列車は遅れること数10分で到着。無事に乗り込んで出発! となったのですが、なんか様子が変です。ガヤ行きの列車もシーズンなので結構混んでいるといっていたのに、なぜか座席はガラガラ。不安になっていると駅員が来たのできいてみると、なんと我々が乗車したのはガヤ行きではなく、正反対のアラハバード行きの電車だったのです! この事実が判明したのがバラナシを発車してから約2時間ほど経過したあたり。

さあ、まいりました! 日本のように路線区間の間が短くはないので、次の駅で降りたからといってすぐに折り返しの電車が来るというわけにはいきません。田舎の駅は駅舎もなくノラ牛の巣窟になっていたり、本当に何もないのでこの暑さでは干上がってしまいかねません。結局5時間ほど電車に乗ってアラハバードまで行って、バナラシまで折り返すことになりました。

▲彼方に沈む夕日。また無為に一日を無駄にしてしまいました

4時くらいにアラハバードに着くと、向かいには丁度バラナシ行きの電車がきておりました。切符を買う時間はなかったので、自由席の2等座席に乗り込みます。車掌が切符を見に来たら、理由を説明してお金を払うことにしました。出発は5時くらいだったので、バラナシの到着は10時くらいの予定。1日中電車に乗っていたのに、結局は振り出しに戻ってしまったというわけです。これにはかなり消耗しました。

▲帰りの電車はかなりのローカル線でしかも、2等座席なので外国人が乗っているのは珍しいらしく、みんなが興味津々で話しかけてきます


▲インド電車の旅では、アーグラー→バラナシ間での敗戦に続き2敗目を喫してしまいました

インドめ!

Let's TRY! 沐浴:インド旅行記 その弐十六 (書き手:カメラマンE)

2009年05月30日 | Weblog
バナラシがヒンズー教徒の聖地たるゆえんは、そこにガンガーがあるから。ガンガーで沐浴をすると現世での罪がすべて洗い流されることになっているのです。僕は若いころはナイフみたいにとがっては、触るものみな傷つけたジュリアのハートブレイクが子守歌だったので、少し罪や罰を洗い流してもらうことにしました。

ちなみに世界的なバックパッカー御用達のガイドブック、ロンリー・プラネットによると“ガンジス川は汚染はひどく水は腐っている。ガンジス河から採取したサンプルには100ミリリットルの中に大腸菌が150万個の大腸菌がいることが分かっている。ちなみに完全に安全な沐浴のための清潔な水の指標は100ミリリットルの水の中に大腸菌が500個未満でなくてはならない”とあります。う~ん、すごい数値ですね。大腸菌だけでうんこが作れそうな感じです。

しかし、みてみるとホントに老若男女、老いも若きも男も女も沐浴しているので、これで死ぬと言うことはなさそうなので、案ずるより産むが易しでトライしてみました!

▲沐浴をする人々

自分が沐浴してしまったので自分の写真はないのであります。ご容赦下さい。まず以前も書きましたがガンガーは東京の人には分かる感じで書くと多摩川よりは汚いが、新宿区や文京区を流れる神田川よりは奇麗に見えます。水は濁っておりますが、川の幅が広いし、それほど油分やゴミなどがあるわけではないので、えいやっと入ってみれば問題ないように思われます。

さて、意を決した私はパンツ一丁になり、ガートを下っていきます。ガートは階段状になっていて季節により推移が上がったり下がったりしても沐浴しやすいようになっています。で、僕が沐浴しようとしている部分は少し水の中に水没した石畳のガート部分があるのです。ここに足を踏み込んだのですが、この石畳が結構やっかいで、真夏の気候で水が温かくなっているため、水藻がヌルヌルに発生しており、何と私、スッテーンところんでしまい心の準備もできぬままに頭までガンガーに使ってしまいした。

周囲のインド人はカラカラと人なつっこい感じで笑っております。沐浴といっても暑いさなかの行水ですから、水はぬるくても、ヌルヌルしていてもやはり水。涼しいことに変わりはありません。石畳の部分にはとても立てる状態ではないので、腰まで水に浸りながら四つんばいで、ガートの羽島で進み、そこから砂利のガンガーに足を踏み入れました。

水の臭いはそれほど臭くはありませんし、以前筑波大学の第三学群付近の松見池というところに入ったことがあるのですが、そこと同じくらいに感じました。

結局沐浴というか、単なる水遊びになってしまいましたが、20mくらいは沖まで泳いでみました。ヨガのポーズで水に浮かんでいる人や、防水の携帯でわざわざ泳ぎながら誰かと話している人などさまざまな人がいます。そして、泳いでいると、子供から大人までインド人は楽しげに笑いかけてきます。客引きの強引さには閉口ですが、インド人は基本的には人なつこい人種。こちらもつられてニコニコしてきます。多少の罪は洗い流されたことでしょう。




▲宗教的な沐浴とはいえ、子供にとっては海水浴と一緒。結構みんなはしゃいで楽しそう

ホテルに戻って、着ていた服やパンツ、体を洗いました。別段後々まで臭いが残るということもありません。沐浴して良かったです。みなさんもバナラシにいらしたさいは是非トライしてみてはいかがでしょう!

今回はここら辺で。

目撃! 男同士の友情:インド旅行記 その弐十五 (書き手:カメラマンE)

2009年05月29日 | Weblog
所変われば品変わるとはよく言ったもので、お国柄というものはさまざま。日本の常識を根底から覆す、インドにおける常識というものを大量に見せつけられてきました。その中でもすこぶるふしぎに思ったのが、我々が“男同士の友情”と名付けた習慣です。

インドでは大の大人、男同士が街中で手をつないで歩いている風景を非常によく見かけます。以下に幾つか隠し撮りしたものがありますのでチェックしてみて下さい。


▲シリグリーという街にあるバス停付近で見かけた男同士の友情
 
▲チェンナイ駅構内で見かけた男同士の友情

最初はホモなのかなと思ったのですが、街中で見かける男同士の友情が非常に多いのです。インドはゲイやホモには結構厳しい国で、同性愛は犯罪だとも聞くので、これはいったい何なんだろうと不思議に思っていました。ちなみに僕は別段、同性愛に偏見はありません。

で、インド人に聞いてみると、手をつないでいるのは単純に“フレンドシップ”のあらわれなのだそうです。まぁ、日本でも子供同士は手をつなぎますし、こういうスキンシップが大人の間でも残っていると言うことなのでしょう。40代、50代のおやんじが、お互いの小指を絡ませて楽しそうに街を行く姿はなかなか圧巻です。

インド人の持つ対人の距離感覚は日本人のそれとは違い非常に近く設定されています。例えば、親しくない上司や部下、お客さんなんかと話したりするときには日本人だと、大体お互いの距離を1mくらいはとります。しかし、インド人はこの距離がいきなり近いのです。どこでも誰とでも、ぐいっと距離を詰めて、ほぼくっつくぐらいにして話しはじめるのです。インド人は体臭がきつい人も多いので“おっと~”という気持ちになることもよくある話。また、バスなんかに乗っていると、日本人が珍しいのか話しかけられる機会が多いのですが、これもいきなりひざの上に乗っかられたりすることがあるくらいなのです。こういうスキンシップに対する皮膚感覚の違いがお国柄となってあらわれているのかもしれません。


▲南インドでは映画スターも小太りで口ひげというのがスタンダード! インド人の美意識はかなりリアルです


▲コルカタのおみやげ屋さんで見つけた超美男子。平成のブラッド・ピットとなづけました

今回はこの辺で。

曙! ガンガーの対岸上陸作戦:インド旅行記 その弐十四 (書き手:カメラマンE)

2009年05月28日 | Weblog
以前にも書きましたが、ガンガーの対岸は宗教的には不浄の地とされており、砂浜が広がるばかりで何もありません。ただ、毎日ガンガーを眺めているとそちらに渡りたくなるもの。なので、早起きしてボートのおっさんに頼んで連れて行ってもらうことにしました。


▲見事な朝焼け。これで朝の6時くらいです、太陽をとらえるためにシャッター・スピードを短くしているため、周囲の風景はかなりオレンジ色に写っていますが、実際はもう少し明るい感じです


▲ボートこぎのおっさんと朝焼け。1時間100ルピーくらいでしたが、交渉次第ではもっと安くはなったようです


▲ガンガーから見たガートの風景。中央がダシャーシュワメード・ガート付近となります

舟で漕ぐこと20分あまり(今回雇った漕ぎ手のおっさんはやたらと漕ぐのが遅かったので、もう少し活きの良い漕ぎ手ならもっと早く着くかも)で対岸に着きました。

▲対岸は文字通りの不毛の地です


▲とはいえ、そこはさすがインド、花売りの少年が来ました


▲謎の建物


▲不毛の地にもチャイ屋がありました。2杯で10ルピーなり


▲ゆったりと帰路につきます


▲前回のブログに出現した用務員ヨガ・マスターを偶然発見! カルマは巡っているのですね

迷走するインドの瞑想:インド旅行記 その弐十参 (書き手:カメラマンE)

2009年05月27日 | Weblog
私は今回の旅では大量の文庫本を持ち込んだのですが、その中には横尾忠則大先生の『インドへ』がありました。この中で大先生は1970年代の自身のインド旅行をスピリチュアルに描き上げています。文中で大先生はビートルズのインドへの傾倒に影響を受けたことと、自殺直前の三島由紀夫大先生より“君はインドへ旅発つ準備ができたようだ”と電話口で諭されたことがインド行きの直接の要因だと述べています。

▲横尾忠則大先生。1960年代よりグラフィック・デザイナーとして寺山修司の劇団、天井桟敷の公演ポスターをはじめさまざまな作品を手掛ける。現在は画家として世界をまたにかけて活躍中

▲スピリチュアルなインド旅行記です

さて、インドで何かを習うといえばヨガ!、とまっさきに思い浮かべる人も多いことでしょう。しかし、この本の中で大先生はやたらと瞑想にふけっております。さらに驚愕すべきことには、瞑想によりUFOを呼び出すことにも成功しているのです! そこで、我々もいっちょベントラベントラ・スペース・ピープル、とばかりにUFOを呼び出すべく瞑想教室に通ってみることにしたのです。

▲アダムスキー型UFO。UFOといったらやはりこれですよね

さて、ガンガー・フジ・ホームの近所をテレテレ歩いているだけでもヨガや瞑想の教室の看板がたくさんあるので、とにかく最寄りのところに入って体験レッスンでも受けられないか聞いてみようと突撃してみました。

▲我々の突撃したOM YOGASHRAM ACADEMY。ヨガと瞑想とREIKI(日本で言う“気”のことらしい。うそくさい)をさまざまなコースで学べるようです。

さて、中に入っていくと少し広い中庭のようなところがあって、その向こうに広めの家屋があります。最初に我々をみとめたのは小太りの20代のインド人女子でした。この娘がかなりのくせ者で、まず英語を上手く話せない割にはとにかく強引にレッスンに持ち込もうとするのです。すごくせっかちに“ヨガが良いのか? 瞑想がいいのか?”と聞いてきます。こちらの“体験レッスン”については聞かぬ振りです。こういう会話の間合いの悲惨な感じはインド独特のものです。

で、こちらもすごく暑いし、どうでも良くなってきたので、1時間の瞑想コースを受けることにしました。20代の小太りインド女子が奥へ消えていきます。どこからかヨガ・マスターがやってくるのかと思いきや、この不届きな小太り女子が、なにやら“瞑想のすすめ”みたいなガイドブックを持って、あらわれるではありませんか。この小娘がガイドブックを読みながら瞑想の手ほどきをしてくれるというのです。こちらは当然がっかりですが、行きがかり上仕方がありません。

やはり思い通りこの子娘では何も理解できません。瞑想の心構えやなどは無視していきなりヨガのポーズなどを複数とらされます。深呼吸で息を吸うことを“インナヘ~ル”、逆に息を吐くことを“エクサへ~ル”というのですが、さまざまなかたちでの屈伸などに合わせて小娘が呪文のように“インナヘ~ル”“エクサへ~ル”を繰り返します。しかも、この子娘も全くの素人ボディで屈伸なんかもまったく堂に入っておりません。かなり絶望的な気分になってきたところに、さらなる追い打ちが我々を襲います。

小娘が我々に教授をしているところに、なんかランニングシャツを着た用務員さんのような小太りのおっさんがあらわれます。“クーラーの調子が悪いのでも直しに来たのかな?”と思っていると、なにやら小娘に指示を与えて、下がらせます。な、なんとこの用務員さんがこのOM YOGASHRAM ACADEMYのマスターだったのです。さらなる絶望に裏打ちされた我々はさまざまな“インナヘ~ル”“エクサへ~ル”を繰り返させられますが、もちろんUFOを呼ぶどころでは無かったことは言うまでもありません。


▲いい気にも記念写真何かをとってみましたが、このおっさんはねーよな

明日も来るように強くすすめられますが、固辞してOM YOGASHRAM ACADEMYを後にしたのですが、出口のところで犬にほえられて、超びびって周りのインド人に笑われるという失態まで演じてしまいました。もう瞑想は結構です!