今日は犬の四十九日

今日は飼っていた犬の四十九日なので好きだった秋刀魚を買ってきた。

焼いたの撮ればよかったかな・・・

内臓だけ取って半分に切って焼きました。　内臓が美味しいとか言うけど私は無理。

プロパン用のガス台買ったらコンロが小さくなっちゃって丸のままじゃ入らなかった＾＾；

そして久しぶりにイナダも買ってきた。　　鮮度はあれだね。。。　　私の地域はこの程度なんだよorz

見て分かるようにブリの子供です

関東では３０～６０ｃｍの大きさをイナダと言います。　魚の名前は地域で違って面白いですね＾＾

魚全般か分かりませんが、頭を完璧に切り落とさずに背骨を切り、お腹を開けておくと

↓こんな感じでツルっと頭と一緒に内臓が取れて面白い。

私はこれをやるのが好きでイナダを買ったら必ずやります。　楽しいから皆さんもやってみてね(*´∇｀*)オススメ

四十九日ってことは今日でお別れ。

べつにどこかの宗教を信仰してるって訳じゃないけど、お盆にはお墓参り行ったりがあるから一応仏教になるんでしょうか。分からない＾＾；

 

うちの犬はベスト体重が１０ｋｇくらい。　でも先月逝ってしまった時は５．５ｋｇあたり。

去年の春頃から段々足腰が弱まり、５月には倒れると自分で起き上がることが不可能になりました。

でも起き上がって動きたいのか「起こして！！（起こせよ！かな？（笑））」ってワンワン！！と鳴いて私は外出が難しくなる。

叱っても歩くまで鳴き止みません。近所迷惑になるので長時間出かけられなくなりました。

認知症の症状と自由に動けないストレスということなのでしょう。叱っても可哀想なだけなので叱るのはすぐ止めた。　

 

 

でもその頃姉の入院が重なりお見舞いに行っている間にトイレ（大）をして、でも起き上がれないから私が帰ると部屋中に排泄物の臭いが充満していることが殆ど。

ほぼ毎日汚れてしまった犬をお風呂にいれ、掃除をしてた＾＾；　

出かける前にトイレさせたくても犬はしたいわけじゃないから出ないものは出ない（笑）

 

年を取り認知症の症状が出ると鳴き続けるんです。いつまでもいつまでも。

幸いうちの犬は体を支えて歩くと鳴き止んでいたからかなりマシな方でした。　鳴きやまない犬は何をしても鳴き止みません。

もう寝たきりで自分で動くことも出来ず、ご飯もあまり食べないのにどこにそんな体力があるのかってくらい何時間も鳴き続けます。

そして介護者である飼い主も体調を崩してしまう事も多いです。

飼い主が倒れれば犬の介護をする人はいません。だから犬に睡眠薬を飲ませる事もあります。

でも決して飼い主が楽をするだけじゃなく、鳴いている犬の体にも負担があるため薬を飲んで休ませるのです。

だから周りで飲ませてるって方がいても「そんなことして犬が可哀相」とは言わないで下さい。犬と飼い主の為の睡眠薬です。　

 

私も犬に飲ませていました。　でも効かなくて長くても３時間ほどで起きます。

そして起きている間はずーっと動きたくて鳴いていました。　体を支えて歩かせました。

でもハーネスや体を吊る方法だと後ろ足を全く動かさなくなるので、こちらは普通の姿勢で歩けません。

支える力はなくても動かせるなら足を動かすようにしたかったからです。

前傾姿勢で犬の上半身と下半身を支え歩いていました。

これかなり腰に来るのです。　からだを９０度に曲げて両腕を左右どちらかに伸ばして１０分歩いてみて下さい。腰にくるのが分かります（笑）

そして腰だけでなく大腿骨あたりがあまりに痛くて歩くのもツライ状態にもなった。

右に体を傾けているので平等に体重が掛からなかったせいかな。

 

これが２４時間続いていたのだから泣きたいのはこっちだよ！！って何度も思いました。　

私が疲れて犬をベッドに寝かすと数秒で鳴き始めるんですから休めなかったんです＾＾；

逝ってしまう前日まで殆ど動かない足をわずかに動かし歩いていました。

トイレも自由に行けない、お風呂もゆっくり入れない、料理もゆっくり出来ない、食事もゆっくり出来ない。

夏場に１週間お風呂に入れないとか普通でした。　自分がめちゃくちゃ臭かった（笑）

お風呂に入れないって外出が出来ないからこそ出来ることだねｗ

でも去年の１２月、介護で疲れきっていた私のために母が一緒に住んでくれることに。

いろいろ理由があって実家に帰って犬の介護はイヤだったのです。　それなのに来てくれた母には感謝！！！

けれどその頃から犬の睡眠時間が増えて行きました。

睡眠薬がなくても３、４時間寝ることもあっていよいよなのか・・・。なんて思ったり。

そして年を取ったせいか胃捻転（胃拡張の間違い）にも何度もなりました。　胃が捩れて中でガスが発生しパンパンに膨れてしまいます。

胃拡張は胃捻転の前段階みたいな感じです。

それでもかなり痛みはあり、歯茎は白くチアノーゼを起こしました。

いかに早く処置が出来るかで生死が決まります。　　胃と一緒に太い血管も巻き込んでしまうので血流が止まってしまうのです。

犬が吐きたがるのに唾液以外に何も出てこない、どんどん胃のあたりが膨らむ、苦しそうにじっと出来ない、そんな症状が出たらすぐに動物病院に電話をして下さい。

放っておくと確実に死にます。　　かなりの痛みもあるので可能な限り早く病院へ。

うちの犬は見た目日本犬の雑種だったので決して胃捻転を起こしやすい犬種ではありませんでした。

年齢的に胃のじん帯がゆるみ捻転を起こしやすくなったのだと思います。

胃捻転を起こしやすい犬種はボルゾイ、　グレート・デン、　ジャーマン・シェパード・ドッグ、　コリーなど胸の深い体系をした犬種だそうです。

といっても体型によっては全く起こさない家系もあるようです。

他にも起こしやすい犬種はいるので、胃捻転に限らず飼っている犬がなりやすい病気はチェックしておきましょう＾＾

うちの犬は２ヶ月くらいに１度くらい胃拡張を起こしていました。　体力的に手術が出来なかったからです。

手術に耐えられる場合はお腹を開き胃を固定し捩れないようにします。　それで胃捻転は起こさないってことかな？

最期の方は獣医師さんから胃の中のガスを抜く針をもらいました。医療廃棄物になるので使用後は病院へお返ししました。

欲しいなって思ってたので頂けて良かった＾＾；

先月の七夕の日の早朝、また胃拡張の症状。

針を刺しガスを抜く。　落ち着いた。

その数時間後また胃拡張の症状。　また刺しガスを抜いた。

他の患蓄を診ていた先生へ、看護師さんに胃拡張を起こしたことを伝えてほしいと伝言。

 

その後呼吸がおかしいことに気がつきすぐ病院へ電話。

先生からはそのまま呼吸が止まるかもしれないと言われた。　

先生と相談し、午後になったら水分補給の点滴をする為に病院へいくことに。

そして午後予約の時間になり病院へ。　病院のドアを開けようとしたその時呼吸が変わった。

すぐ先生に伝え診てもらう。　

 

先生が　「いま心臓が止まろうとしています。心臓を動かす注射は打ちますか？」と言った。

ついにその時が来た。

事前に決め覚悟していたからか「もう楽にしてあげて下さい」と言えることが出来た。

最期の最期に無理に生かすことをしたくなかったから、もし「まだ死なせたくない！何としてでも生かして下さい！」なんて事になったらイヤだと思ってた。

 

家で１歳にならない甥っ子と母が待っているため、家族で看取ることにし病院から帰る。

でも間に合わず帰りの車の中で心臓が止まってしまった。　　母が好きだった犬には可哀相なことをしてしまったかな。

 

暑い真夏、少しでも綺麗なままで逝かせてあげたくて２日後に火葬。

本当は３日後の予約だったけど、まぶたを閉じてくれなくて瞳が乾いてしまったから１日火葬を早くしてもらった。　

 

葬儀屋さんではとても丁寧に対応して下さり不満なく火葬して頂けました。

納骨堂もありましたが、お骨は持ち帰り。　これからもずっと持っているつもりです。

 

１年以上も寝たきりで凄くストレスもあったと思うけど、よく頑張ったね。

あの世っていうのがあるのか分からないけど、あるなら好きなだけ走って好きなもの食べて楽しく過ごしておくれ。

いつか私がそっち逝ったら会えたら嬉しいです。　　その頃には生まれ変わって会えなかったりして？（笑）

もし会えたらまた散歩しよう。　　いままでありがとう。　君にあえて私はすごく幸せだった。