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日常のつぶやきエトセトラ...
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■シニアの時代

2014年09月25日 20時55分28秒 | Weblog
夕方、夫と二人でスーパーに買い物に行った。
夕方と言っても、4時を少し過ぎた時間帯なので客層は主婦が多い。
私たちのような中高年夫婦も結構目立つ。
以前にはあまり見られない傾向だったが、近ごろは特に男性が目立つようになった。
その風貌から察するにリタイヤしたシニア世代だ。

一人暮らしも増えてきたのだろうか、男性客が惣菜やお弁当コーナーで立ち止まり品定めをしている。
一人で来店している客は、買い物に慣れていると見えて探し物をしているというより、目当ての品を目指して順序よく売り場を巡り短時間で買い物を済ませると持って来たエコバッグに詰めてそそくさとスーパーを出て行くが、妻に同伴して荷物持ちのような(我が夫も)男性客はキョロキョロと目が泳ぎ何となく落ち着きが無いように見える。
まだ買い物に慣れていないという感じもあり、妻任せの買い物が面倒臭いといった風情である。


なんでもない普通のスーパーにも時間帯によって客層に変化があり、レジ係りも午後4時を過ぎると男子学生アルバイトが多くなるようだ。
パートの主婦は午前10時から午後3時頃までのシフトなのだろうか。
震災前は夫を連れてスーパーで買い物をするなど皆無に等しかったが、家族が減り、二人で食事するようになって初めて、夫は自分が食べたいものを自分で選ぶようになったのだから不思議だ。

退屈凌ぎに散歩でもするようにスーパー内を眺め、すすんで荷物持ちをする夫を見ていると、これも進歩だなと笑える。
安上がりな夫は、鮮魚コーナーの数ある魚の中から「めざし」や「ししゃも」などを選ぶ。
刺身や高級魚には見向きもせず、粗食に徹すると言えば聞こえが良いが実に質素でお粗末な食卓で満足するらしい。
その代り、お酒には贅沢にお金を使い、飲み比べでもするように銘酒を買い込む。

美食家から見れば何とつまらない食生活だろう。
夫から言わせれば「俺は食いしん坊では無いからお前みたいに無駄な肉が付かない」のだそうで、全くおっしゃる通り、夫は今も自他ともに認めるスマート体型である。
残り物まで食べて「お腹が苦しい」と唸る私こそ無駄喰いの役立たずであり、金食い虫なのか。(笑)


それにつけても最近はシニア世代が溢れ、どこに行っても高齢者が多く目立つ。
そこそこお金があり、何もすることがない暇人は大した用も無いのにお店のハシゴでぐるぐる回る。
そうでもしないと足腰が弱るので運動のためだと言う人もいる。
お金を出してジム通いをするオバサンたちも多くなった。
ただしオバサンたちの場合は、そのあとにオマケが付く。
ランチやおしゃべりという「お口の運動」をすることも忘れない。



なるほど...だから女性は元気で長生きなんだ。





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