芦屋高等学校同窓会「はたち塾」

兵庫県立芦屋高校20回生中心の<来し方行く末>を語り合う集い。同窓生が順番に話題を提供、懇談し、元気を分かち合います。

第19回「はたち塾」大西章夫氏(20回生)による「油彩画はこのようにして蘇る」の概要

2014年11月18日 | はたち塾開催記録

 (写真はいずれも海野 隆氏が撮影)

※以下は、大西氏が講話の際に映したパワーポイントの映像の一部です。

 

 

 大西氏は定年後のWORKとして絵画修復を選択し、60才の定年を機にイタリアの絵画修復学校に1年間通い、その後、横浜で絵画修復の工房を手伝われています。

 最近は何かと絵画修復の話題も多いと思いますが、絵画修復はどのようにされているのか実態はあまり知られてはいません。修復の現場の写真を使いながら話しました。

l   修復の基本的な考え方

l   油彩画の構造と特徴

l   裏打ちの3つの方法(国に依る違い)

l   補彩の方法と絵の欠落部の補彩方法の考え方

l   日本に於ける絵画修復の問題点

 【大西氏の略歴】

1969   :群馬大学工学部卒業

1969−1972:東邦亜鉛株式会社勤務

1972−2006:富士ゼロックス株式会社勤務

(1981-1984:Xerox駐在員としてRochester,NY在)

2007   :Palazzo Spinelli (Firenze在)

2008−2011:青木絵画修復工房

2012−  :NPO法人 美術保存修復センター横浜 理事

(はたち塾運営委員会)


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