白山室堂からの夕焼け
今月は「認定長期優良住宅の維持保全状況 抽出調査」について情報をお届けです。
この情報は、認定長期優良住宅に係らず、国の住宅政策、住宅市場は、全ての住宅で
維持保全計画の実施を推進している今日ご参考にご覧いただければ幸いです。
平成21年6月4日より長期優良住宅の認定が始まり、今年6月4日で満5年が経過致しました。
長期優良住宅は、「いいものをつくって 適切に手入れを行い 長く住み継ぐ」住宅で
その認定に当たっては、ローンの優遇や補助金の助成などの特典が設けられています。
又 安全に快適に住むための維持保全計画に則り 適切な手入れを義務付けています。
長期優良住宅の維持保全計画は、5年目に点検することが多いことから、今年度より
長期優良住宅の促進に関する法律に基づき計画実施者(多くの場合住宅所有者)に対して「認定長期優良住宅の維持保全状況 抽出調査」を所管行政庁により下記のように
実施の予定です。
調査実施者は、各所管行政庁(都道府県又は市町)
調査時期は、平成26年秋から実施。
その後は継続的に実施の予定。
調査方法は、
①調査対象の選定は、5年を経過した認定長期優良住宅の居住者抽出数は対象住宅の10%程度を目安とするが、所管行政庁の事務処理状況等で定められます。
② 抽出された居住者に調査用紙が送付されます。
その用紙に維持保全計画に基づく点検や、地震や水害、台風などの時に実施する
臨時点検の有無等を記載します。
調査報告時に、点検等の記録のコピーの提出を求められることがあります。
その場合は、「登録住宅いえかるての 維持管理」の蓄積記録をコピーしてください。
尚 計画通りに建築及び維持保全を実施していない場合、又は 点検はしているが、
記録が無い場合は、点検していないと判断される場合があり、所管行政庁から認定計画実施者(多くの場合は住宅所有者)へ指導及び改善命令があります。
この改善命令に従わない場合は、認定の取り消しが行われることがあり、
10年間のローン減税などがストップになることも考えられますので、
点検の実施とその記録の保管の確認をお願い申し上げます。
登録住宅いえかるての場合は、初期の登録事業者様が「点検登録店」として半年目から半年、1年、2年、5年 移行5年毎の点検案内のサポートを実施してい居ます。
維持保全計画、点検の実施についてご質問、ご不明の点は、事務局までお問合せ下さい。
現場便り
上記は施工業者への連絡です。
長期優良住宅の認定を受けて建築、その後において維持保全が確実に行われているかの確認作業です。
長期優良住宅に限らず、新築物件の資産価値を高めるためにも、必ず定期点検は
欠かさず行って下さい。
あさひホームでは長期優良認定住宅に関わらず新築、リフォーム工事においても
定期点検を実施し、その記録を残しています。
又、新築後のリフォームや補修工事の記録も残しています。