2014年ワンショット・・・・・・・コスモス畑と星空
前回は外断熱について勉強して頂きました。
本日は外壁通気工法についてです。
オイルショック以降に省エネが叫ばれ、一般住宅においては柱間に断熱材を充填し
断熱性能を高めました。
しかし、それによって壁内部結露を引き起こし、それによって様々な不具合を生じました。
ご存知のように、壁の中で木材が腐ったのです。
人の健康に害を及ぼすばかりか、当然建物自体も短命と成りました。
残念ですが、オイルショック以降【1970年から1980年以降】に建築された住宅ですね。
そこで今からかれこれ15年ほど前に壁内部結露を防ぐ方法としまして、壁内部の湿気を
外部に放出する外壁通気工法が生まれたのです。
外壁通気工法は内断熱・外断熱に関わらず必要です。
下記説明図はネットから引用【図面は内断熱】
外壁の下と上に空気が通る層(通気層)を設け、壁内の水蒸気が出やすい
透湿防水シートを貼るだけです。
*注意
現場施工ですから造り手の技量と考え方で変わります。
確実に通気層が確保されているか確認が必要ですね。