アルジェリアの人質事件のために、フランスのマリへの軍事介入がクローズアップされた。2013/1/25の現代ビジネス、川口マーン恵美氏のシュトゥットガルト通信「アフガニスタンに続く“泥沼”に足を踏み入れたオランド大統領の悪夢」によれば、投入兵員数は当初の3倍以上の2,500人に達している。決してフランスも財政状態がよくないのに、どれだけ介入する余裕があるのだろう。旧植民地の資源を確保したいのだろうが、軍事介入を行うことにかかるコストと見合うのだろうか?フランスの思惑とは異なり派兵が長期化するならば、また欧州通貨ユーロに対して懸念が広がるのではないかと思う。