7月30日の日本経済新聞朝刊長野版に、マツタケの人工栽培の記事があった。また、翌日31日の同紙には「青果物卸の長野県連合青果（上田市）は、シイタケ製造販売の上田産業（富山県高岡市）を近く買収する」と報道された。
マツタケ人工栽培へ、５年後めどに技術開発、農水省・信大。2015/7/30 日本経済新聞 地方経済面 長野
シイタケ生産参入、長野県連合青果富山の企業買収。2015/7/31 日本経済新聞 地方経済面 長野
長野にはキノコ製造大手のホクトもある。長野県が山に囲まれた内陸県であることもキノコ製造に熱心な理由かもしれない。
最近、野菜工場がよく話題になる。7月31日の日経産業新聞には、レタスを中心に栽培する野菜工場の運営企業のことが報じられていたが、2014年度3月期に初めて黒字になったという。
京都発、スプレッド―野菜工場運営、独自ノウハウで品質安定（輝く） 2015/7/31 日経産業新聞
キノコ製造やスプラウト（発芽野菜）以外で成功している野菜工場はどれだけあるのだろう（雪国まいたけの創業者もキノコ製造の前にモヤシ（発芽野菜）製造を行っていた）？今年、震災復興事業として太陽光を利用した野菜工場でレタスなどを栽狽ｵていた「さんいちファーム」が倒産している。露地物に比べてどうしても土地集約的になってしまう野菜工場では、採算の取れる野菜も限られてしまうのではないかと思う。
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・先週の円安を要因とする悪影響・値上げ発表等記事
輸入野菜・食肉が一段高、１～６月、円安・国内不作重なる、ニンニク３０．９％上昇、牛バラ肉２５％高。2015/8/1 日本経済新聞 朝刊
「円安傾向に伴う原材料費の上昇などが背景にある」 県内中小景況９．２ポイント悪化、日本公庫４～６月原材料費が上昇。 2015/7/31 日本経済新聞 地方経済面 静岡
