「ところでオセロの大会の選手宣誓の方はどうなっておりますか?」と影田
「今は大会が止まっているからね。選手宣誓の方もしばらくはできないよな。」と川端
「原稿づくりはやっているんですか?」と影田
「選手宣誓文の? まあ、何か思いつけばね。」と川端
「選手宣誓文のストックについてだけど、あまり多くない方がいい。
たくさんつくると将来やるにしてもどれかはうんと先になってしまう。」と川端
「ずっと前につくった古いものを大会本番でやりたくないからな。」と川端
「まあ長くてつくってから2年ぐらいだろうな。やるとして。」と川端
「ではどうすればいいかというと、たくさんつくらなければいいんだよ。
少しつくったらそこで止(と)めておく。それで解決だ。」と川端
「なるほど、そういうものですか。」と影田
「はい。ではまた今度お話ししましょう。」と川端が締めた。