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シンガーソングライターです。オセロが趣味でユーチューブで選手宣誓の場面を見れます。川端三段と打ち込んでください。

「ジャズバー」

2019-03-16 18:00:00 | 音楽詩
「ジャズバー」                川端 誠司

ある金曜の夜、
私は とあるジャズバーにいた

カウンター席に座り、
ジャズの演奏を聴いて楽しんでいた

ピアニストとドラマーの
2人のプロプレーヤーの演奏!

沁みてきた 
ハートに 彼らの音楽が・・

自分はゲーマー、
正確にいおう、自分はゲーム選手だ!

私は数日前にオセロの大会に出て、
ライバルのオセロ選手たちと
華々しい戦いを繰り広げたばかりだった

ゲームの試合での自分と力が同じくらいの選手との
攻防は本当に楽しいものがある
まだ自分の中にその余韻が残っていた・・

そして自分は今ここにいた
あるジャズバーに・・
そして・・

私はステージのアーティストも戦っているのだ、と思った
彼らのフィールド、それは音楽!
それは2人が戦い、1人の勝者を決める競技ゲームではない!

でも彼らは戦っていた、
音楽というフィールドで・・
すばらしい音楽、すばらしい演奏を探し求めて・・
シルクロードを進むキャラバンのように・・

有料で入場している聴衆の前での
熱く燃えるような演奏!

女性ジャズピアニストの誘いと誘導!
これに呼応して男性ドラマーが反応する!

ピアノがそうくるなら、
オレはこうだ、と!

ピアノとドラムの
音の嵐がたたみかけてくる、
ジャズバーという空間の中を・・

それはオレの前をよぎる、駆けめぐる、
行きかう・・

それはけものたちがけもの道を走り、互いにぶつからないように
相手をかわして、さらに走っていくような光景だ!
そうだ、
ジャズ奏者はけものなのだ!

彼らは己(おのれ)の魂を剥き出しにして音楽に向かう!
1人はピアノに、
1人はドラムに!

それは戦いの演奏なのだ!
己が己を 燃え立たせ、たぎらせる
音楽の演奏!
そう、それはジャズというジャンルでの熱狂の演奏!

ジャズバーのステージ!
そこはプロアーティストの独壇場!
プロジャズミュージシャンここにあり!

やがて演奏が終わった・・
リスナーやお店のスタッフの盛大な拍手を受けて、
楽器を離れる彼ら!

久しぶりに触わるこのお店のピアノだが、以前にも増して
いい音を奏でてくれた、とピアニストが
自分が今弾いたばかりのピアノをねぎらう!

ピアノ演奏!
それはそれ自体がその場所にあるピアノという楽器と
ピアニストによるコラボなのだ!

知り合いのお客がいるテーブルに着いたドラマーが、
私がかけた「お疲れ様でした!」の声に
振り向いて、「ありがとうございました!」と返してくれた
うれしかった!

私は女性ピアニストとも演奏後、挨拶と言葉を交わした
彼女も「またいつかお会いしましょう!」といってくれた
こちらもとてもうれしかった!

私はジャズバーのドアを開けて、
お店を出た

私は近いうちにまたこのお店に来て、
素敵な音楽を聴きたいと思った
次はサックスのライブでも聴こうかな、と思った

また自分が初めて出逢うアーティストが
自分を待っている・・
このお店で、スタッフとともに・・
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