ギャラリー Create 洛

当ギャラリーで開催された作品展の紹介を中心に、四季折々の京都の香りをお届けします

野村久之 野村はるみ 二人展

2017年01月18日 | 作品展
1月17日(火)から1月29日(日)まで


『野村久之 野村はるみ 二人展』を開催します。



                    


                                                       (野村 久之)


                    
    

                                                       (野村 はるみ)




 1945年東京大空襲の翌年、中学一年生だった私はこの戦争の悲惨さを表したいと思い、新宿の焼け跡を

20号のキャンバスに描きデパートで開かれた展覧会に出品した。私はこの作品を描きながら、子供心に絵を描いて生きようという決意をしていた。

その後、キュビズム・アンフォルメルの時代を経てケラ美術協会の結成、そして「足」・地球・円筒などをメッセビジョン(私の造語)として展開し、

現在のカリカチュアシリーズに到っている。いま思えば、どのシリーズでも現代社会に対するアンチ・テーゼや批判を含めていることがわかる。

平和を祈りながら。

 日本画家として、ともに励んできた野村はるみも伝統的画壇に属しながら常に「新しい日本画」に向かって創造をしてきた。

中でも「共生シリーズ」の植物や小動物たちのミクロコスモスから「潮音」に連なる一連の作品に、彼女の深い愛や生命力を強く感じるのだ。

私たちは教職の関係で、東京―京都―広島―グァナファト(メキシコ)と居を移しながら、多くの友人や作家たちと共に切磋琢磨し、

大きな力を得ることが出来た。お世話になった諸賢に心からなる感謝を申し上げたい。

                                                      (作家 野村久之)


ぜひ、ご高覧下さい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

堀内貞明 個展

2017年01月10日 | 作品展
1月10日(火)から1月15日(日)まで


『堀内貞明 個展』を開催します。


               


               




 私は身辺にあって視たものしか絵にしない。

それも素朴でアンティークなものだったり、露傍の名もない花に心を惹かれての画面が多いが、

今回の個展では、75歳にしてはじめて孫が生まれ、久しぶりに新鮮な気持で母子像に取り組んだつもりである。

                                         (堀内貞明)

ぜひ、ご高覧下さい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする