パリのアートでお散歩

パリ近郊の芸術に関する情報、画家や絵、音楽に纏わる場所をブラリ散歩がてら紹介します。

オルセー美術館 musee d'orsey

2010年09月01日 | Musée 美術館

9月1日水
長い長いフランスの夏のバカンスも、今日が最終日です。
人気ブログランキングへパリ市内の美術館では、毎週水、土、日曜日などに子供向けのアトリエを催しているので、今日はそれに参加して来ました。6人から8人位のグループを、美術館員の人がテーマごとに説明をしています。今日のテーマはゴッホでした。
1時間半のアトリエで子供達が館内を回っている間に、ゴッホの教会の絵の前で鉢合わせたので、少し説明を聞いてみたら、、、。
ゴッホは(ほとんどの天才と言われる人の運命のように、最後は精神に異常をきたしていましたが);ゴッホの絵の背景の雲や空や木や麦畑などなどが、ぐるぐる渦巻いているのは、彼の怒りなんだそうです。他にも何点か麦畑で人物の絵を描いていますが、カップルであったり、複数の人の絵ばかり、、、。これは生涯独身で孤独だったゴッホの、うらはらな気持ち、本当はいつも誰かに寄り添っていたい気持ちの象徴であったとか、、、。天才って悲しいかも。